処刑
「な、何事だ!?」
「お前が…お前があの子達を残酷に殺したのか!!!!!!」
「あ〜…君は確か外で発狂して突っ込んできた…確か暁って言う名前だっけ?」
「答えろ…こ"た"え"ろ"!!!!」
「理性が飛んでるね。消去していいよ」
周りにいた数十人の少女の兵士が銃を構えると、暁は接近して銃を持っている手だけに発砲する。兵士は銃を落として痛がり始めた
「なるほどね。薬莢の火薬を少量にして手の骨折を避けてるのか。優しいねぇ〜」
無言で暁は主犯の男に撃つが、少女が自ら出てきて壁となり、目の中に弾が入ってしまう
「ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ア"ァ"ァ"ァ"ア"ァ"」
「フハハハハハ!一つ言っておくが、私に攻撃を仕掛けようとした場合、コイツラが自ら盾となってくれるように命令しているのさ!しかも一番痛い場所にね。だから攻撃はおすすめしないよ。私はおすすめだけどな!」
「…」
暁は黙ったまま、銃を握りしめていた
「おいおい、もう少し喜べよ。ここは異世界だ!前の世界の縛りが無いこの世界を謳歌しろよ!」
「黙れよ…それで人間を殺したり、傷つけたり、縛るなよ!」
銃剣を出して接近すると、奥の道から続々と少女が出てきた。暁は少女を無力化するため、催涙ガスを出して視界を塞いでそのまま突撃する
「嘘だろ…ゲホゲホ!なんで催涙ガスがお前には効いてないんだよ!!!」
「五月蝿い…あの子達の為に、一生死んでろ!」
首元に銃剣を刺して、男の息の根を断った。後ろには少女たちが銃を発砲しようとしていたが、銃口を急に下に向けた。男が死んで能力が使えなくなったことにより、縛りが無くなった
あの男は特戦を舐めていたな。我々は催涙ガスなんぞには馴れている
暁が男の死体を見ていると、頭が急に痛くなる。そのまま前に倒れ、深く眠ることになってしまった
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