単独
「俺が知っている噂はここぐらいまでだな。その後はバグってしまった暁隊長が情報漏洩するかもしれないとのことで、幕僚長が保険として薬で記憶を消したらしい。薬を使う前にも大暴れして、特戦群の隊員30人を病院送りにしたとか。そしてまた暴走する可能性があるため辞めさせる訳にもいかないから、航空自衛隊特殊任務部隊に配属されたんだとよ」
「て事は…今ヤバい状況ですよね?」
「あぁ…その後どうするっかなぁ〜…」
暁が暴走状態になりながらも進んでいくと、子供の兵士5人が暁に向けて発砲するが、弾を避けながら銃を持っている手首にゴム弾を撃ち込んで戦闘不能にさせながら進んでいく。そしてその光景は暁に付けてあるヘルメットの小型カメラで見られていた
「暁隊長すげぇ…もう50代なのに」
「え?!暁隊長って50代なんすか?!」
「そうだって言ってたぞ。俺も未だに信じられんが…」
そのまま直進していくと、戦闘車までたどり着きまた前進する。走りながらは流石に体力が無いと判断したのか、暁はバイクを交換して乗っていった。すると広い空洞の通路に出た。海ほたるのトンネルほどの大きさで、横に巨大な扉が間隔を開けていくつも設置されていた。一旦停止して巨大な扉を拳で叩くと、01式軽対戦車誘導弾を出した
※01式軽対戦車誘導弾とは、陸上自衛隊で採用されている対戦車兵器だ。愛称はラットだ
暁はラットを扉に向かって撃つと、人が歩いて通れるほどの穴が空き、それをくぐって進んでいった
「マジかよ…暁隊長すげぇ…」
「今の何をやってたんですか?」
「今のは叩いて何を使ったら良いか音を聞いて判断したんだよ」
「え…何で音でわかるんすか…」
「それはこっちが聞きたいぐらいさ」
モニター越しに暁の好感度がアップしたが、それだけのことだ。暁が入ったところは実験室46号室と壁に書いてあり、中をよく見てみると子供を使った人体実験施設だった
「あ…嗚呼…」
涙を流し、声に出せない怒りと悲しみと無力感で暁は心が締められ続けていた。それと同時に、壁に飾ってある施設全体の地図を見つけた。暁は暴走しながらも、『どこに敵がいそうか』だとか、『敵はどういう装備か』などを考えていた。そして結論は、敵は地図の中心に位置する司令室、装備はわからないと出た。バイクに乗りすぐに走り出した。途中、敵のドローンや兵士の攻撃があったが、破壊したり、ゴム弾で眠らせた。中心の司令室に着くと、硬そうな扉があったが、また殴り、音を聞き、そしてC4爆薬で爆破した
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