リスク
ハンヴィーに戻り一部部隊に洞窟を監視させてその他の兵士、隊員を戻らせた。そして現在の作戦会議室に至る。集められたのは艦隊の司令官たちだ
「え〜、これから私の作戦を提案致します。まず、洞窟内をドローン戦車により偵察。その後安全をある程度確保したら米兵を中心に突入。その後自衛隊も突入します。攻撃があった場合反撃し、首謀者に登降するように促す。以上だが、なにかありますか?」
「ちょっといいかね?ミスター暁」
「はい。何でしょうか?」
グリートが暁に質問をする
「我々アメリカ軍がなぜ最初に突入する?日本の軍隊だけでいいじゃないか?」
「自衛隊を先行させても良いのですが、やはり戦闘経験が乏しいのです。ここで経験の差が出てしまうと、死亡リスクが上がってしまうので米軍の先行突入が必要なのです」
「我々の人数は日本軍に比べて圧倒的に少ない。ここで我々が全滅するのはなんとしても避けたいのだよ。そこでこういうのはどうかね?我々の艦にはRIPSAW M5という無人戦闘車が試験的にあるのだが、それを走行させて放置するのはどうだろうか?」
「RIPSAW M5?知らない機体ですね。放置はできないでしょう。なにせ遠隔操作しなければならないのだから」
「この機体は遠隔操作無しでも人工知能を搭載しているから勝手に攻撃をするのだよ」
「それは…安全なのですか?」
「まだ試験運用品だから何とも言えんが、識別装置を持っていたら大丈夫だ」
「不安ですね…こちらで回収させてもらって、敵味方識別装置は魔力反応から識別させて、弾は何種類かの弾頭を使い分けられるようにして、武器を持っていない状態で手を上げたら発砲停止という感じに近代化改修させてもらっても良いですか?」
「別に良いが…我々にも機体をわけてくれよ?」
「もちろんです」
※RIPSAW M5とは、アメリカで開発された無人戦闘車である。人工知能を使用して自立行動もできる
その後会議は終わり、突入準備に入った。RIPSAW M5は米軍から回収してアストロノムスが近代化する。識別装置は魔術と機械の混合装置だ。RIPSAW M5は想定外の事も考慮して30両ぐらい用意した。アメリカには10両をプレゼントした。翌日、戦闘配備が着々と終って突入の準備が整った。暁は突入部隊総勢74名を車両庫に集めて演説をする
「諸君はこれから、転生者と思しき犯罪者の逮捕を任務とする。これは、我々の仲間が殺されかけたことに対する正当防衛だ。そして、我々の挑戦状だ。仲間は誰一人として欠けてはならない。欠けさせようとした奴は、許すな。乗車開始!」
今回の装備は5.56mmと9mm弾を使った逮捕作戦にしようかと思ったが、大日本帝国と同じ忠誠心だと絶対に死んでも迫ってきそうなので、7.62mmと45ACPを使った装備になっている。
小銃はHK417を採用した。機関銃は62式を採用しようとしたら止められた。まぁ…だいたい予想はついていたが…。なのでM240を採用した。拳銃はUSPの45口径バージョンを使用した。もちろん全部の弾丸はゴム弾で、気絶する程度で済む…可能性もある
※HK417とは、7.62mmを使った小銃である
※62式機関銃とは、自衛隊装備の7.62mmを使った機関銃である。有名なあだ名は『言うことを機関銃』や『使わない方がマシンガン』や『ハッピージャムジャム』など、数々の迷言を残した珍武器である。無論私も使いたくない
※M240とは、アメリカで使用されている7.62mmの機関銃だ
※USPとは、ドイツで開発された拳銃だ
こんにちはこんばんはフレカレディカです(*´ω`*)
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