表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/67

52話:テルセイラ島1

 街を進むと博物館になっているサン・フランシスコ修道院についた。その裏手の

階段を上がるとモニュメントがあり、そこだ展望台になっており。とても美しい

アングラ・ド・エロイズモの眺めで、半島の先が小山となっていて、赤い屋根の

街並みが非常に美しかった。そこで、何枚もの写真を撮りまくった。


 その後、半島の方に向かい、歩き続け、到着すると、丘の上に塔が見え、

そっちへ向かうと、サン・フェリペ要塞に入った。そして、さっき見えた半島は

城壁で囲まれていた。半島の山はブラジル山という名だと書いてあった。小山の

頂上をめざして歩き続けると、頂上に着き、さっき見えた塔は頂上のマーク

だった。


 来た道の反対方向が下山ルートになっていて、下って行くと、やがて島影が

見えたが、多分・サン・ジョルジェ島だろう。随分歩いたので、カフェで休んで

遅い昼食を取り。ホテルに戻り、シャワーを浴びて、仮眠した。18時、宿近く

を散歩して、お土産を少し買い、ホテルの夕食にありついた。


 その後、ワインを飲んで、ピコ島も行くと良いと言われたが、明日、リスボン

に戻って、用事を済ませて、日本に帰るというと、また来いよ、言ってくれた。

そして22時過ぎには床についた。翌、5月10日、宿を5時半に出て、7時発

のリスボン空港行きの飛行機に乗り込んで、2時間20分でリスボン空港へ到着し

、以前泊まっていた、ホテルにタクシーで行き、チェックインした。


 荷物をおいて、今日は、移民局へ行くと言うと、場所を教えてくれ、タクシー

に4人が乗り、11時過ぎに、役所に着き、近くのレストランで昼食を取り、

役場のゴールデンビザの担当部署へ行くと、ビザのための条件と必要書類と

必要条件を詳しく教えてくれた。しばらくして金は持っていると確認できたのか

、急に丁寧な言い方になった。


 そして、家を買うなら、総合的に言ってリスボンが良いだろうと笑顔で

説明して、家の名義人を2人すると言うと、中心街なら3LDK位のマンション

、郊外なら車40分で、大きな1軒屋を帰るだろうと言われた。リスボンに

いる間に家を見ておくと良いと教えてくれた。役所を出ると16時になって

おり、ホテルの近くの川沿いを散歩して、カフェでどうするか4人で検討すると

、ホテルの人にも聞いてみようと言うことになった。


 すると突然、里山繁さんが、実は僕の勤めていた証券会社の先輩が、もう既に

リスボンにゴールデンビザを取って移住していると言った。しかし、部署が

違い、彼は定年退職したし、面識は全くないと言った。彼の名前は、真野久夫

と言い66歳。連絡先を聞いているので、訪ねてみるかと行くので、もちろん

、そうしましょーと芝山夫妻が言った。


 そこで里山繁が真野久夫へ電話を入れると、今晩なら、空いてると言い、

待ち合わせ場所を指定し18時半に会うことになった。ホテルに戻り、移住する

かも知れないというとフロントの人が驚いた様に、なんで、日本から、こんな

ポルトガルに移住するのかと不思議そうに言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ