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49話:フンシャル花祭り1

 ベレン地区を満喫した後、また路面電車15番に乗り、カイス・ド・ソドレ駅

で下車し丸いドームが目印のタイムアウト・マーケットに入った。ここは、

リスボンっ子に人気のお店ばかりが集まったお洒落なフードコートで、気になる

お店から料理を持ち寄り、デザートやワインを4人でシェアした。


 まだ11時すぎだったので、まだそれほど混んでいなかった。そこで昼食後、

、リスボン名物レトロな市電28番に乗り下町アルファマ地区へむかった。

大聖堂をさらに進み、こちらもリスボンで有名な、サン・ジョルジェ城へ

行った。丘の上に建つサン・ジョルジェ城からは、オレンジ色の屋根をした

古い建物が折り重なるようにして建つアルファマの街並みがとてもきれい。


 また、お城周辺は景色を楽しめるテラスカフェやレストラン、そして

お土産屋さんが充実していた。リスボンで最も賑やかなバイシャ地区、

特に歩行者天国のアウグスタ通りは、お土産屋さんはもちろん、多くの店が

並ぶ目抜き通り。カフェ天国でもあるポルトガル。美味しそうなポルトガル

スイーツがたくさん並ぶカフェ密集地でもあり、おいしいスイーツを

いただいたのはいうまでもない。


 そうして、17時には、ホテルに戻り、明日、マディラ諸島の

フンシャルへ飛び、花祭り見学を楽しみ、その後、アソーレス諸島へ向かう

計画だった。翌、5月5日、朝5時半にホテルを出て、7時半リスボン発

、マディラ行きの飛行機に乗り込み、2時間弱、午前9時過ぎにマディラ空港

に到着して、バスが混んでいるので、タクシーを、お願いしてフンシャル

の町に10時前に到着した。


 そして、ホテルでゆっくりして、近くのレストランで昼食を取り、

フンシャ花祭りの話を聞いた。すると、明日と明後日が花祭りのパレードが

行われると教えてくれた。朝8時前にパレードが通る道に行って、場所を

とっておかないと、混んでくると、後ろで見にくいと言った。もう既に

パレードがはじまっているからこれからいってみると良いと言われて、

パンと飲み物を持って、4人で出かけた。


 すると、前夜祭のために、地元の大人が、楽しそうに伝統衣装を着た音楽隊

をつくってパレードをしていた。また、道ばたには、花を使った、きれいな

飾り付けやオブジェが作られて、花祭りの雰囲気を盛り上げていた。その後

、地元の少女達のパレードなどが続いた。そうして、午後16時には前夜祭

が終了し、芝山、里山夫妻がホテルに帰った。夕飯の前に、ホテルの人が

食前酒としてマディラワインを出してくれた。


 甘味のある飲みやすいワインでマディラワインは世界でも有名なブランド

ワインですと誇らしげに言った。その後、夕食となり、カサガイガーリックを

つけて焼いて、食べる前にレモンをしぼるとマディラワインの最高のおつまみ

になった。メインの付け合わせには、サツマイモのグリルも素朴ですが、

これがとても美味しい。ポルトガル本土ではサツマイモが付け合わせで出て

くることがないが、日本の秋の味覚を思い出させてくれてほっこりします。

 夕食後、疲れもあって22時には床についた。

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