47話:2014年ポルトガル2
18時に、フロントに集まると、セニョール・ヴィーニョとクルベ・デ・
ファドレストランが満席で予約が取れず、オ・ファイアと言うファドレストラン
になったと言われた。その後、近くのレストランで、軽く夕食をとり20時
ちょっと前にタクシーで予約したファドレストラン「オ・ファイア」向かった。
ちょうど開演の時間となったが、まだお客さんは少なく、名前を言い、チケット
をもらい席に案内されて、1人一定金額以上の注文をするように言われ、ワイン
とタコ料理を頼んだ。
タコ料理はニンニクがきいていておいしかった。ファドの4人の歌い手と
ギタリストも4人もいた。ギタリストが違えばの音色と技量が違うので、
すぐ気付いたが、このポルトガル・ギターって凄く素敵で、私は4番めの
ギタリストのソロの演奏が最高だった。2番のギタリストも凄く華やかで繊細な
音色だったんでけどね。ファドの歌では、最後に歌った女性ボーラリストの歌声は
、哀愁を帯びてだんだんに情熱的になり、ラストでまるで情熱が爆発するな
終わり方が素晴らく、2人の奥様方が涙ぐんだほどだった。
そこで、CDを買うと、こちらの席まで来て握手して、CDにサインして
くれた。お料理もそこそこ美味しかったし、来ている客層も全体にお洒落で、
ドレスコートは無いが、男性は襟付き、女性も型にはまらないお洒落をして
素敵だった。そうして、23時半に1回目の公演が終了して、タクシーでホテル
帰った。
タクシーの運転手が最終公演は2時だと言い、それを聞いて、みんなが驚いた。
ホテルに着くと、直ぐに床について、翌、5月2日は、高速バスが良いと言われて
、ホテルを7時半に出て、タクシーで高速バス乗り場へ着き、リスボン9時発で
ポルトに12時半のバスに乗り込んで、男子達2人は、直ぐに眠りをついて、
2時間くらい寝ていた。
その間、奥様達は、昨晩のファドのギタリストの男が格好良かったとか、好みだ
とか、好みじゃないとか、しゃべりっぱなしだったが1時間もすると寝てしまい、
旦那さんが起こすほど熟睡した。12時半にバス・ターミナルについてタクシーで
ドゥエロ川沿いのホテルへ行き、荷物を預けて、川沿いのレストランで、景色を
眺めながら、昼食を取った。
ここは、素晴らしく景色が良く、食後、徒歩10分でケーブルかに乗れるから
、それに乗って、ドン・ルイス橋を見学しに良いよとレストランの人に言われて
、歩くと、小さな駅とケーブルカーが目に入り、チケットを買い、そのまま、
橋のたもとへ着いて、橋の二階を渡ったが景色は最高だが風が強く、橋を渡り
きると、今度は急坂を下りることになり、これも意外に体力が必要だった。
しかし、角度を変えたドンルイス1世橋を多くの写真に収めた。そして、
午後3時過ぎにホテルに戻り、疲れたので仮眠して17時にフロントに集まると
、フロントの人は、ドンルイス1世橋の夕日と朝日が最高なんだと言われ、
再び、18時に出かけて、橋の2階部分で、渡っていることに日没を見えるように
時間調整して待つと、同じ考えの人が多く、かなり混雑してきたが、歩き始めて
5分後くらいに日没が始まり、またしても、多くの写真を撮った。
19時過ぎにホテルに戻り、芝山伸吾が里山夫妻に、今晩、夜遅くなるが、
良かったらジャズを聴きに行かないとさそうと、僕たちは0時前には寝ているので
、翌日が辛くなるから遠慮するよと言われたのでジャズバーへ行くのをやめた。