45話:2014年スペイン3
翌4月30日は、朝食後、昼からのマドリードバスツアーに参加しようと言い
、11時過ぎ、ホテルを出て、チケット売り場でチケットを買った。12時過ぎに
、プラド美術館横よりスタートし、カステジャーナ、プラド)、レコレトスの
各大通りやそれらに隣接した通りを進みます。ネプチューン広場からスタートし
、ルート上の最も壮観な建物の一つ、現市庁舎のシベレス宮殿が見えるシベレス
広場へ向う。このルートではサラマンカ侯爵邸、ヌエボス・ミニステリオス、
複合商業施設AZCA、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムも見ることができる。
バスは高級ブランドショップやラサロ・ガルディアノ美術館などがある
サラマンカ地区にも入ります。マドリードで最も高い建物といわれる4つの塔の
ビジネスエリアやラス・ベンタス闘牛場も回る。最後にアルカラ門と太陽の門
(プエルタ・デル・ソル)を通り、終点のラス・コルテス広場戻って来た。
その後ホテルに戻り、シャワーを浴びて1時間休んで、16時半にホテルを
出て、にプラド美術館前へ行き、少し待って、17時前についたが、既に行列が
できてるほどで、しばらく待って、18時になると、チケット売り場で0ユーロ
と記載された入場チケットが一人一人に手渡されます。プラド美術館の入口は
ゴヤの扉、ムリーリョの扉、ヘロニモスの扉の3か所ありますが、一般客は東側に
あるヘロニモスの扉から入場します。18時から無料で見学できた。
入場時には、荷物のX線検査と金属探知機の検査があった。館内には40×
40cm以上の荷物を持ち込めません。オーディオガイドは1階のカウンターでは
音声ガイドを貸し出してて、13言語に対応しており料金は1台4ユーロ、
日本語版ガイドもある。ミュージアムショップとカフェは1階には美術館公式
グッズや書籍などを扱うミュージアムショップとカフェ・レストランがある。
営業時間は閉館の30分前19時半までだった。プラド美術館内では、写真や
動画の撮影が一切禁止だった。展示されている巨匠作品の中でもベラスケスの
「ラス・メニーナス」、ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」、エル・グレコの
「胸に手を置く騎士」は絶対に見逃せない程、素晴らしい作品だった。
特に、ディエゴ・ベラスケス「ラス・メニーナス(女官たち)」ベラスケスの
最高傑作であり、プラド美術館を代表する作品。中央のマルガリータ王女は明るく
、奥の登場人物は暗い色彩で描かれています。光の明度によって遠近感が表現
されているため、ベラスケス・マジックとも言われています。
フランシスコ・デ・ゴヤ「着衣のマハ」「裸のマハ」。ゴヤの最高傑作と
言われるのが、こちらの二作品。同じポーズの女性を描いた珍しい作品で、
こうして同時に見比べられるのはさすがプラド美術館といったところ。こう
いった女性の肖像画は当時タブーだったため、この絵が発見された時は大問題に
なったそうだ。そして20時過ぎにホテルに戻って、名画を見たときの感動や、
これだけの作品を揃えたスペインのすごさを再認識したとか、話が尽きなくて
23時近くまで話をして床についた。