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42話:ポルトガル特別ビザ

 翌朝、8時、ビーチホテルを出て、那覇のレンタカー屋に車を返しモノレール

の駅まで送ってもらい、10時半、羽田行きの飛行機で、羽田に13時に到着し

、自宅に14時半に帰って来た。その後、2013年5月20日の朝8時45分

に里山君からの電話でヒロセ電機株を成行売りの指示が出す、全株売れ、

税引き後利益が17700万円となり残金合計36700万円となった。


 今年も芝山夫妻は、夏場は家のエアコンの下で本を読んだり、夕方、カラオケ

に行ったりして楽しんで生活していた。秋になり、株で世話になっている里山君

から、夫婦通し4人で中華街で会わないかと言われ、確か、和光市から中華街駅

まで直通で70分でつくようになったはずだと言われ、10月13日に、

11時半に中華街駅の改札口で待ち合わせた。


 久しぶりに、面会し、お互いに、老けたなーと言って笑った。その後、同発本館

の個室を予約してもらい、部屋に入り、名物の皮の赤いチャーシューと蒸し鶏、

シュウマイ、野菜炒めの料理が出て、紹興酒を飲みながら、今迄の株売買の話を

して、失敗しなくてホッとしていると里山君が言った。そんな、投資の話をして

いると、里山君が、ポルトガルヘ行って、良かったと電話で話していたよなと

思いだした。


 そのポルトガルが2013年4月からゴーデンビザ・プログラムの話になった。

このプログラムは、ポルトガル国外に居住している人がポルトガル国内の不動産

に投資した場合、一定の更新条件を定期的に満たし、かつ5年間経過すると、

ポルトガル政府が投資家にポルトガルの永住権を付与するという制度となって

いると説明してくれ、2012年からはじまった制度だと教えてくれた。


 そのゴールデンビザ・プログラム適用のための条件は、

 1つ目は50万ユーロを超える不動産の取得、または、35万ユーロを超える

不動産の取得(築30年以上、または都市改修の対象となる不動産)。

 2つ目は、主たる申請者が満18歳以上である事。

 3つ目は、非EU加盟国家の国民である事。

 4つ目が個人用の健康保険を購入する。

 5つ目が犯罪歴がないこと(無犯罪証明書の提出が必要)


 加えて、言語能力、学歴、事業経験の要求はなく、資金の出所についても説明

する必要はなく、実質満たさなければならない条件と呼べるものは、Aの条件

「50万ユーロ6050万円を超える不動産をポルトガルで購入する事、又は

、35万ユーロ・4235万円を超える条件付きの不動産を購入する事」

のどちらかになっている。


 比較歴、条件が緩いので、多くのグローバル投資家にとって、ポルトガルの

不動産取得によるゴールデンビザ・プログラムが人気があるそうだと話した。

 更に、家を購入する場合、2人で共同購入してもゴーデンビザを取得でき、

 奥さん、子供さんも同じ様に、このビザを得られる事も教えてくれた。


 すると、芝山夫妻がポルトガルのリスボン、ポルトは、きれいな町で、治安

も良さそうだと話した。すると、里山君が、もし良かったら、芝山夫妻と2組

で50万ユーロ6050万円以上の大きなマンションを買って、日本と行き

来して生活したいなと言うと、芝山伸吾がそれは、よいかもしれないと言った。

 来年の5月に、ポルトガルに行きたいと思っているので、一緒に行かないかと

、里山夫妻も是非、行きたいと思っていたと言い、旅行の計画を建てて教えて

欲しいと語った。やがて、2013年が終わり、2014年となった。

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