表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

春、渉泉高校

1話と2話は最初のちょっとした説明のようなものです。本文は3話から始まります。

 田舎と都会の中間に位置する渉泉高校。一学年四組、全校生徒数二百人と少し。市立としては少ないその人数は、渉泉高校属する傘高市の少子高齢化を匂わせる。

 渉泉高校の通学路に接する寺路公園では、四月の今現在桜が満開に咲いている。登校する生徒は必ずと言っていい程桜を堪能しながら高校までの道のりを歩む。わざわざビニルシートを持ってきて昼食は桜の下で食べるという生徒も増えてきた。

 桜は春の象徴。日本はもとより四季を楽しむ風潮がある。彼らは日本人としても、春を尊重しようとしているのかもしれない。

 例によって渉泉高校の生徒、または先生までもがほとんどが桜を好んでいる。

 ただ一人、松岡真琴を除いては。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ