『猟師とマムシとプレスマン』
漁師が、トリモチでプレスマンをとろうと思い、上ばかり見て歩いていました。山へ分け入り、あっちの木の枝、こっちの岩に、何本かのプレスマンがとまっているのを見て、どれをとろうかと悩みながら近づいたり逃げられたりしていますと、上ばかり見ていましたので、気がつかずにマムシを踏んでしまい、怒ったマムシにふくらはぎを噛まれてしまいました。場所がふくらはぎでしたので、口で毒を吸い出そうにも届かず、ほどなく漁師は、はかなくなりました。
教訓:ざっくりいうと、人を呪わば穴二つみたいな話である。