87 氷室とサイロ
「ドランク調子はどうだ」
「おお旦那かちょっと集中してたんで気が付かんかった」
「ドランクって盾と防具は作れるかい」
「一応作れるが専門は武器じゃな」
「じゃ新しく入ったザイが盾を使ってたんだって剣と槍あと短剣渡したけど盾の方が得意みたいなんだ出来たら作って欲しい」「解った。作ろう」
「それと材料足りてる?」「まあなんとか足りそうじゃ」
「素材は鉄でいいのかい?念のため鉄鉱石渡しておくよ」「おおすまん」
「薪と炭、足りてる?」「そっちが心配じゃ」「どれぐらいいるの?」
「この倉庫で5日ってとこだな残り2日ってとこだな」
「ハロルドとは話したかい?いや頼もうと思って探したが見つけられなかった」
「ほーありがとう♪炭の方も同じ位かな?」「そうだのそんなものかの」
「ドランク直接、薪と炭、買い付けに行かない?」「行って良いのか」
「薪や炭にも品質があるでしょ取り敢えず冬にも備えたいし
火の都合もあるだろから決まったら教えて」「承知」
「それと住居なんだけど女性と男性とに分けたいからザイと一緒で良いかな」
「別に構わんよ」「それとひとつ製品にすると酒一杯の報酬でどう」
「おお、それはありがたい」
「何かあったらハロルドには話し通す必要ないから直接、俺に言って俺がいない時はサーシャに言って」「解った」「じゃ行くね」
◇◇◆◆◆◆◇◇
「調子はどうミーシャ」「お陰でとてもいいです」
「買い出し大変だと思って知り合いの八百屋のおっちゃんに配達頼んだから3日に一度だけど配達して貰える事になった門迄だけどね毎日は大変でしょ。だから3日分の野菜発注してあげて」「はいありがとうございます助かります」
「あと此処に氷室作るから活用して」「氷室ってなんですか」
「簡単に言うと野菜や肉の貯蔵庫ある程度、野菜や肉を保存できる部屋」
「そんなのあるんですね」
「うん午後から工事するから子供達に近づいたらダメって言っておいてね」
「ロックはどこ?荷馬車の件聞きたかったんだけどハロルドから何の報告も受けて無くてね」「えっ、そうなんですか」
「主人は子供達と厩舎にいる筈です」
「お金は足りてる?」「はい大丈夫です」
「母屋とこっち一括で発注して一元化しようかな 収支は1週間単位で
僕にお願い」「はい解りました」
「午後、また来るからその時ロックに此処に居るように言っておいて」
「はい言っておきます」「じゃまた来るね」
◇◆◆◆◆◆◆◆◆◇
「ジュディのお母さん体調はどうですか?」
「そうですか良かった」
「まだ無理は禁物です暫くは安静にして下さいところで弟君や妹さんはどうしました」
「はい、家の方に」「急に連れて来たから家が心配ですよね」
「今日、食事、取れましたか」「ええ前より多く食べる事ができました」
「それは良かった順調です。でも食べ過ぎはダメですから」
「はい、なんとお礼言って良いのか···本当にありがとうございました」
「では、また来ます」
◇◇◆◆◇◇◆◆
「サーシャ母家とロック一家の近くに氷室を作りたい」
「氷室とはなんですか?」
「簡単に言うと野菜や肉を保存できる地下室のことだよ」
「マジックバックではダメですか」
「ん?マジックバック?俺が持っているのとは別にあるの?」
「はい、これです」「鑑定して良いかな?」「もう主様の物ですから」
『マジックバッグ』鞄型
見た目の容量より多く収納出来る鞄 重量は無視
容量 30m×30m×30m
時間遅延あり 時間停止
所有者登録 無し
「これ国宝クラスだね、これサーシャが持っていて使用者登録はサーシャと俺にするからそれで良いかな」「はい♪」
「それ凄過ぎて逆に使い勝手が悪くなる」
「どうしてですか?」「そのバック自体に価値がありすぎるから」
「それと冷やせないし、熟成しない、手軽に使えない」
「そう言う物なのですね」「ああ 邪魔にならない所に作るからどうかな」
「良いですよ、お望みのままに主人様」「ありがと」
厨房の勝手口付近にインベントリで2m四方深さ7mの穴を掘り、急な階段にならないように階段作る『硬化』の魔法を掛けて崩れないようにして高さ3m幅3m長さ25mを『硬化』を掛けながら母家と反対方向に掘り進み10m四方の部屋を2部屋作った上部は余分な部分を『アースウォール』で塞ぎ『硬化』掛けて強度を確かめ完成。
「サーシャこんな感じ作ったけど作ったけど上は小屋にして良いかな?」
「もうできたのですか!」「うん♪じゃこの階段中心に小屋を作るよ」
階段の側にインベントリから土を出して小屋をイメージして『アースウォール』小屋ができた。ドアや窓はその部分のみ解除するとイメージ通りの穴が空き『硬化』掛けて完成させた
「どうかな此処なら邪魔にならないし空気も入る」
「さすがです主人様」
「それとハロルドだけど明日、執事を首にするよ」
「もう気付かれたのですか」「サーシャ何か知ってるの?」
「あの男、主人様を利用して自分の都合の良いように育てる積もりだったみたいですね」
「ふーんそっか、そういう事か舐められたみたいだね。さて期限は明日だけど、どうしようかな」
「アルファ、シータ明日、狩りの練習をするよ」
『狩りするのw』『やった狩りだ♪』
「獲物は殺さないこれは約束だ当然、獲物は反撃してくる罠を仕掛けて来るかも知れないこれをいかに避けるかが明日の課題だ」
『解ったパパ』『がんばる~♪』
「サーシャ、クリスとジュディが帰って来たら教えてくれ」「畏まりました」
◇◇◆◆◆◇
厩舎の近くに氷室を作った土砂で直径10m高さ10mの円形型のサイロを作り
ロック一家の近くに氷室を作り小屋を建てた。こちらのは氷室一室でその代わり通路の幅を5mにした。
驚いたのはロックいつの間にか建物が建っていたのだから
「ええ~なんですか、この建物」
「土魔法で作ったこの丸い建物はサイロと言って飼い葉を作る倉庫だよ青い牧草をこの中に容れて発酵させ飼い葉にするんだこれで飼い葉を買いに行く回数が減るでしょ冬の備蓄もできる」
「それはそうと、昨日、荷馬車購入しに行ったよね、どうなったのか報告きてないんだ購入したのかな」
「えっ荷馬車の購入は見送る事になったとハロルドさんが言ってましたが」
「ロックありがと明日時間あったら荷馬車買いに行ってその為にサイロ建てたんだからお金は俺が直接渡すから」「はい解りました」
「急用が出来た今度ゆっくり話そう」
『サーシャ聞こえるかい』『はい聞こえます』『ハロルド拘束して』
『横領の疑いがあるボルトとミーナとミリアと一緒に行ってけっして無理しないように』
『アルファ、シータ狩り時間だ獲物はハロルド、殺しちゃダメだ』
『わーい♪』『狩りだ狩りだ♪』




