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スキルの活用方法 セイの日記  作者: 江戸の夜桜
フロント編
62/315

62  謝罪


「おはようございますエリナさん」


「おはようございますセイ様わざわざご足労頂き恐縮です

 ギルドマスターがお待ちしておりますのでご案内させて頂きます」


「マスター入ります」


「初めましてギルドマスターのフォスターだよろしく」


「初めましてセイです」


「昨日の件は報告を受けて直ぐに調査を行った結果、当ギルド職員の

 書類の改竄が見付かりその職員は詐欺横領等の罪で衛兵に引き渡した

 今後、この様な事が起こらないようチェック機能の強化を関係各所と

 話しあってるところだ本当に済まなかったギルドマスターとして謝罪する

 詳しい内容はエリナから聴いてくれ」


「そうなんですか····職員の故意による犯行だったんですね」


「昨日の達成したクエストの報酬ですが実は4件とも報酬金額を改竄されており

 瓦礫処理 銀貨1枚 大型犬5匹の散歩 銀貨1枚 荷物の運搬 銀貨1枚

 倉庫整理 銀貨2枚となっていました一職員のした事とは言え本当に申し訳

 ありませんでした。「そうなんだおかしいと思ったよ」で、取り敢えず

 昨日お支払いした報酬はそのまま受け取って頂き、正当な報酬銀貨5と

 と慰謝料として大銀貨5枚をお支払いさせて頂きます

 これはセイ様が昨日受けて頂いた4件の依頼申請書ですご確認下さい

 あと、慰謝料の算定はクエスト報酬の10倍となっていますお受け取り下さい

 本当に申し訳ありませんでした」


「もういいですよ謝罪を受け入れます

 今後、この様な事が起こらない事を切に望みます」


「屋敷の税金の件ですが法務部の者が税務担当の文官に問い合わせした

 内容の書類がこちらです。税金は来年度から支払う事になります

 ただし、住民税は支払う必要がありセイ様は金貨1枚奴隷1人に付き銀貨3枚

 合計 金貨1枚と銀貨9枚を商業ギルドでお支払い下さい」


「と言う事だ、本当に済まなかった。お陰で組織の弱点や此方の知識不足等

 色々勉強させられたよ

 これは君から預かっていた委託金金貨50枚とあの屋敷の土地家屋の権利書だ

 返すよ、此処だけの話しだが本当は屋敷に付随している物は報酬として申請書には

 記載されていなかったが商業ギルドには報酬として認めさせた

 慰謝料だと思って欲しい、土地家屋よりもあの屋敷の中身のほうが君にとって

 大切だろ 商業ギルドの方もこれで手打ちにしてくれるとありがたい」


「商業ギルドの職員の件ですが今のところ取り調べ中としか言えません

 勘違いによるミスなのか故意によるものか判断が難しいので結果がでしだい

 ご報告させて頂きます」「判りました」


「セイ君これを、今日から君はDランクの冒険者だ「えっ!」拒否はしないでくれ

 理由はこのまま雑用クエストを君が受けてしまうとGやFランク冒険者特に

 未成年者の仕事が一時的とはいえ無くなるこれは彼らにとっては切実な問題だ

 たぶん意図的に誰も受けそうにないクエストを受けてくれた思うが

 君にはBランク以上の実力は備わってると報告が来ているある一定の条件下では

 Aランク以上とも聞いている優秀な冒険者はそれに相応しいランクで在るべきだ

 でないとギルドの信頼も揺らぐだから昇格は受けてくれ」「判りました」


「セイ様Dランク昇格おめでとうございます今、お持ちの冒険者ギルドカードを

 返却して下さいそしてこのカードに魔力を込め下さい「はい」ありがとうございます

 此処にあるお金はどうされますか?このカードは利子は付きませんが預金と引き落としが

 できるだけでなく一般商店でも買い物ができるようになっています」


「では金貨50枚を預金します」


「判りました後、このカードは全ての冒険者ギルドの支部で預金と引き落としが可能と

 なります。では手続きして参ります」



「これで此方の用件は終了した何かセイ君の方からはあるかい」


「いいえ別に·····」


「そうか本当に済まなかったそして君に感謝をありがとう」


「では失礼します···」

 カードと報酬、権利書を受け取り冒険者ギルドを後にした
















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