53 税金2
暫くしてエリナが入って来て
「税金の問題ですので慎重を期しますですので税務担当者と
慎重に話し合うそうです権利書は名義変更された事ですし
冒険者ギルドの預かりとしますなおセイ様は供託金として
金貨50枚を冒険者ギルドにお持ち下さい」
「ということですお帰りください」と商業ギルド職員を促す
職員は「しかし···」と言いながら渋々退室して行く
退室した職員を確認して「ではこれを」金貨50枚を机に置く
「セイ様も人が悪い」
「そうですか?税金の名目が違っていたらきちんと払っていましたよ
クエスト報酬で物納の場合、特に土地家屋は別に
税金が掛かるかどうかは切実だと思いますよ
それも事前通告無しの全額即納だなんて無茶ぶりもいいとこです
冒険者が苦労してクエストを達成しても税金を払えず差押えって
笑い話にもならないでしょ、これをなにも言わず支払っていたら
問題のある物件を物納して税金を冒険者から徴収物件は差押え
と言う図式が出来上がります冒険者は只働き商業ギルドは
問題の無くなった物件を高値で捌く美味しいですよね♪商業ギルド
今回はサーシャの件があるのでそう上手くいかないでしょがサーシャを
どうにかするか僕を排除すれば良いわけか····と言うことです」
「申し訳ありません今後このような問題が出ないように善処します
『盲点だったわ私でも気づかなかった頭がキレ過ぎるわこの子
本当に15才なの』」
「よろしくお願いしますそれと依頼を受けた時の処理きちんと調べたほうが
良いと思いますよ報酬が物納の場合税金を含めた手数料はどうなっているのか
物品は分けるのが難しいし依頼者が物品とは別ににちゃんと税金を含めた
手数料を払っているのかどうか物品がクエスト報酬になったはいいが
税金は冒険者が支払うのならその旨と金額を依頼書に明記する
税金の額が商業ギルドと冒険者ギルドでは違うってのも問題ですよね
今回は土地家屋権利書を商業ギルドが持っており商業ギルドの理屈を
冒険者ギルドで通そうとしたこれを許せばどうなるかお解りだと思います
冒険者の利益を守る事が冒険者ギルドの一番の存在意義だと僕は思って
ますこの件適当にお茶を濁すのは簡単です安易に結論を出さず
ちゃんとしたルールを作って下さいとギルドマスターに上奏して下さい」
「最後にどういう結論が出たとしてもお金を払った以上あの屋敷や土地と設備
そして屋敷の中の物全て僕の所有物であるということで良いですか?
できるだけ早く改造して住みたいし屋内の物の所有権いかん
によっては揃えなければならない物が変わってきますから」
「数日だけお待ちください早急に処理しますから」
「ではこれで失礼します。それからこの件の窓口は冒険者ギルド一本でお願いします」
と言って退室した




