表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキルの活用方法 セイの日記  作者: 江戸の夜桜
アロン内政編
304/315

303  終戦に向けて

セイは白に騎乗して敵本陣まで飛んだ本陣に着くとアルファが雷を纏い敵陣地に突っ込み敵を感電麻痺、気絶させて行きシータとイプシロンは広範囲に『睡眠スリーブ』をかけて眠らせた。俺は豪華な天幕だけを残し他の天幕、テント、武器、防具、衣類を収納して行き、正規兵らしき金属鎧を装備していた者達は全員全裸にしてそれ以外の兵士達下着姿のまま放置し、アルファ達に魔物から敵を護るように頼みフロント側の関所に戻り、制圧が完了した事を伝え傭兵部隊全員とフロント軍兵士200名を敵の陣地に空輸した。


敵陣地に到着しすぐに馬車100台を取り出し馬を準備させ捕虜担当の隊長に腕輪8千を預け下着姿の者を先に腕輪を装着させて馬車に詰め込みフロントの関所に輸送させその間にキャロットは馬達をフロント側の関所に誘導してもらい捕虜担当の隊長と全裸の者達の処遇について話し合った。


「アレン達とは壁で取り囲んで数日放置って話していたんだけどどうかな?」


「看守側としては迷惑です。そういう事ならその天幕の中の捕虜を関所の牢に監禁して食事だけ与えて数日放置するのと変わりません。腕輪をしているとは言っても部下達は多少は緊張して神経を尖らせているんですから無駄に人員を減らす事はお止め下さい」


「確かに此処に割く人員は無駄だよな。解ったこいつらの事は任せる。後、20人程人選してフォースの関所に空輸で派遣してくれ。今から敵の関所を制圧してくる」


「わかりました。直ぐに人選して送り込みます。腕輪の方はどうされますか?」


「いや構わない。どうせまだ、フォースの分が必要だから作るよ」


「わかりました。御武運を」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇


関所に到着したらアルファが


『父さん提案があるんだ『なんだい?』ガンマとベータにそろそろ狩りを教えたいんだ。僕達もガンマやベータの頃ぐらいに父さんと狩りをやり始めたし身体も大きくなってきたからね』


『アルファがそう言うなら構わないが・・・』


『大丈夫だよ。魔法はシータが教えているしかなり使えるようになってきたんだけどね。気配遮断や感知がまだまだなんだ遊びで訓練してるけど魔の森では通用しないけどここなら丁度良いと思ってね』


『解ったよ。で、関所の侵入からやらせるのかい?』


『ガンマもベータもまだ魔力量が少ないから侵入はシータが運んでそこから始めるよ』


『了解。行っておいで』『ありがと♪父さん』


セイも気配を消して関所の中に潜入し、門の閂を外してガンマ達の様子見守った


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇


『ガンマ、ベータ父さんからの許可が出たよ。上手く出来たら狩りに連れて行ってあげるからね。この中の人間を殺さないで捕まえるんだ。何人捕まえる事が出来るかな?』


『シータ姉ちゃんも見てるから頑張ってね』


『うん、がんばる♪』『がんばりゅう♪』


アルファの言った事は正しくもあり誤りでもあった。ガンマとベータはチームを組んで兵士達を翻弄した。ガンマが兵士達の前にトテトテ「にゃ~♪」と近付き、


「おい、猫だぞ♪」「おっ、ほんとだ♪」


「なんか毛並みが良さげだ捕まえ売ぱらおうぜ。高く買ってくれるかも知れねえぜ♪」


この世界ペットなど飼おうとする人間は裕福な人間かいわゆる家畜、道具として動物を飼うぐらいしかない。裕福な人間、貴族は動物が好きと言う場合もあるが他の貴族に対しての優越感って意味合いが強いく自分の富の象徴でもある。普通に暮らす庶民は自分達家族が食べるのに精一杯の生活をしている。それとは別に有用制で犬は番犬、狩猟犬に馬は軍馬、農耕馬に牛は畜産、農耕そして運搬に使われ愛玩として飼われるのは一般的でなかった。この反応は極当たり前である。


『ガーン、私って可愛くないんだ・・・・』


『いや、それ以前だろ。気は引けたから当初目的は達したからノープログレム』


ベータは気配を殺したまま『感電スパーク』ガンマは『睡眠スリーブ』をで眠らせしっかり武器と防具を回収して行き時にはベータが囮になって兵士達を翻弄して30人程倒した頃、魔力も尽きかけて


『もーダメ』『魔力がもーないよ』


『よーし。良くやったガンマ、ベータ。お疲れ様♪今度、森に一緒に行こう♪』


『『やった♪』』


『一つだけ注意するね。囮になって注意を引くのは良いけどじっとして動かないのはダメ、気を引いたら直ぐに気配を絶って距離を取るかそのまま距離を取ることなるべく動きを止めない事そして狩る側は手早く狩る少し時間がかかったかな?後は魔力が少なくなる前に安全な所で休憩を取って気配を消しながら魔力を回復させる事ガンマとベータはまだ小さいから魔力が切れたら戦う手段がないから注意しようね。最後にもう一点、武器の回収は正解。防具の回収は必要ないよ後から魔力が余っていたら回収すれば良いからね。良く頑張ったね。合格だよ♪』


『『はーい♪』』


『シータ、イプシロン後は頼んで良いかな。僕はガンマとベータを見てるから』


『『ラジャー♪』』


シータ、イプシロンは『『sleep』』この魔法一つで関所の兵士達を眠らせて武器と防具を回収しながら門の前に積み上げた。


『みんな良くやってくれたね。ありがと♪ガンマとベータも凄かったよ♪』そう言ってセイはアルファ達を労い頭を撫でた。


制圧完了して暫くすると後続の20人が到着して関所の兵士達を拘束して空輸馬車に詰め込み順次輸送してフォースの関所を占領して日の出を迎えた。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


セイは現場の事はアレン、ボルド、クリスに任せ『異空間』を24時間1分に設定して風呂に入ってアルファ達と戯れ眠りリフレッシュして時間設定を戻してフロントに飛んでギルバートと共にセコンドの侯爵邸でエアリアルと懇談した。


「フロントの方はフォースと3つの村とセコンド側の関所を残して制圧は終わりました」


「えっ、もう終わったの?」


「ええ、もうフォースに進行する兵力はありません。後はセコンドが関所を突破して最初の村を占領する頃にはフォースも陥落しているでしょうね」


セイはおもむろに地図を広げ


「爺さん、ラインバッハ君の為に此処の村を残しておいたから今日身柄を預かるよ」


「うむ。宜しく頼む」


「姉さん。フォースのこの3つの小さい村と山岳部のこことここの2つ俺にくれないか?爺さんも承認して欲しいんだけど」


「フォースを挟んで飛び地になるけど良いの?それにこの2つの村のある所って2、3年前から作物が育たなくなった所じゃない。どうしてこんな所を?」


「正直に言うとこの3つの村は土地が欲しいんじゃない。領主が欲しいんだ。この3つの村の村長だけが領民から金を集めてでも領主一家を返して欲しいと言ったんだ。後の9つの村の代表は身代金を払いたくないってさ。俺は別に領地なんてどうでも良いけど領民に慕われる領主を変えるってのもどうかと思ってね。無償で返しても他の貴族の目があるから身代金は金貨50枚か村の土地全部と領主の屋敷って事にした」


「私は良いわよ。フォース寄りの土地だし問題無いわ」


「今回の戦争はセイが居なかったら負けとった好きにすれば良い」


「ありがと。爺さん」


「で、この山岳部の土地を欲しがる理由は」


「まあ、実験って意味が大きいかな?俺、アロンで2つの大きな鉱脈見つけたんだ。内一つは調査中でもう1つは俺しか立ち入れない場所だから俺個人の所有になってる。後、今回の戦争で大量の『魔鉄』が必要になったから魔の森の下層に遺跡があってその付近に『魔鉄』の反応があったんで調査して見たら採掘場だった。今でもゴーレムが稼働していて採掘しているけど今後の為に原因の究明と対策あと、土地の回復を研究したいんだ。それと錬金術の修行かな」


「ちょっと待って。魔の森の下層ですって?それに遺跡にゴーレムって」


「今のところ単独では俺にしか行けないしパーティー組めばミリア達ならなんとかなるかどうかって所だからそれにコントロールは俺が登録したから俺個人の物だよ。それに魔の森はどの国にも所属して無いから税金は払わないのが良いね」


「その採掘場にはゴーレムの他には何かいたのかのぉ?」


「キラーマンティスの群れとブラックバットの群れ」


「ああ、それでクイーンの話しをロルフとしてたのじゃな」


「うん。数が多かったけど魔物はどうにかなったよ。ゴーレムの方が面倒だった。かなりふざけてたからゴーレムの製作者。絶対俺達の故郷の人間が製作者だよ」


「どうして解るんじゃ?」


「俺達の故郷の逸話を元にした文字があった。その逸話ではその文字の1つを消すとゴーレムは倒せる事になってるけど試したけど関係無かった。絶対に遊んでいると思ったよ」


「しかし、よう生きて戻って来れたのぉ」


「まあ、なんとかね。それよりさっきから口を開けて何も言わないけどどうしたの?姉さん」


「いえ、呆れて何も言えなかったのよ。問い質したいこと有りすぎて困るくらいよ」


「済まんがキラーマンティスを薬師ギルドに売却してくれんか?」


「いいよ、爺さんにあげるよ大量に狩ったから姉さんもいる?」


「えっ、くれるの?」


「後で執事さんに渡しておくよ。出して良い場所後で案内して下さいね。執事さん」


「はい、それはもっ、もちろん」


「ふぉふぉ、若を試すのは十年早いですよ。アプリ」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ