表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキルの活用方法 セイの日記  作者: 江戸の夜桜
異世界に迷い込みました
3/315

3   スキルって( ̄▽ ̄;)


 なんとか鑑定スキルの使い方が解ったセイは

「次はインベントリだ」ペットボトルを見つめ、

『収納』と念じるがこれも上手くいかない。あれこれ試すが一向に変化が起きない。


「物を納めたいと念じても無理のようだ 考え方を変えてみるか····」

ペットボトルを見つめ別空間に移動させる。イメージを持って『収納』と念じて見た。

するとペットボトルが消えた『やっとインベントリの使い方が解った』

ホッとするセイだった。


納め方が解れば取り出し方は簡単w 

インベントリを意識するとインベントリの中に、

ペットボトルの存在が解る。ペットボトルを意識して『取り出す』と念じる。

しかし、何も起きない『ugaaa』頭をかきむしるセイだった。

結局、スキル特にパッシブスキルはイメージとキーワードで発動するということが

解り『排出』いうキーワードが、インベントリーからの取り出しだった。


 そうこうしているうちに、時間が過ぎ陽が高くなって来たので

スキルの実験は後回しにして、荷物と兎をインベントリに納めて

ナイフとタオルだけ身に付け生存戦略の要である水の確保に向かった。

生きる為には水が欠かせない。飲料水もそうだがナイフも洗い、血糊を

落とさないと切れ味が落ちる(最強の切れ味を誇る日本刀でさえ血糊を落とさず

戦えば切れ味は鈍り、多数を相手にする場合、予備を用意するか叩きつけて骨を

折るしかないと以前聴いた事がある)


「早く水場を見付けないと·····」


 息を殺し、足音をたてず周囲の様子を窺いながら歩みを進める。

そうこうしていると、水が流れる音が僅かだが聞こえて来た。

その方向に歩みを進め、幅5メーター程の川にぶつかった。


「フウw 助かったw しかし飲めるかどうかそれが問題だ」


鑑定してみると『水 飲料可能』とでた。早速手を洗い掬って飲む。

「美味いw」周囲を警戒しつつ空いたペットボトルに水を補充する。

確か鞄の中に冗談でプレゼントされたゴム風船?

(イイエ男女の営み用に開発されたアレですハイ)

その風船?に水を入れ、溢れない用に括りインベトリに収納する。

(因みにこの方法は災害時水を確保する時有効です)

水の確保はできたが、今晩の安全を確保するために川原を離れる。

 適当な木を見つけよじ登る木の上の安全確保してから、リンゴを丸かじり

1日一食。「ツライ···陽が暮れるまで時間あるからスキルの実験を始めるか

残りサバイバルと体術と言語理解あと知識のグリモワか鑑定を使って

どういう物か解ればいいんだが···Lv1だし期待薄だな」

取り敢えず『ステータス』『鑑定』


《サバイバル   森、山岳部、無人島等での生存しやすくなる》


《体術      剣や槍等の武器を使用せず戦う術》


《言語理解    異なる言葉であっても理解スキル

         レベルによって筆記も出来るようになる》


「これって文字通りだな 知識のグリモワか『鑑定』」



《知識のグリモワ   知識の書(◆◆◆◆◆◆◆◆)》


「鑑定の意味ある? アレ?なんだこれ!年齢が15才?」

今頃気づいたセイであった。


「今のところ一人のサバイバルだから気にしないでおこう( ̄▽ ̄;)

明日は川を下るか食料確保とスキルの実験と訓練ってとこだな。

生き抜いて見せるゾ!」











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] wはあんまり……。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ