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スキルの活用方法 セイの日記  作者: 江戸の夜桜
アロン内政編
290/315

289  この街もか

朝日を浴びて伸びをしながらスカイ達からフォース、サード、王都の報告聞きながらアルファ達と食事を共にした。現状フォース騎士団がフォースの関所入りしてフロントの関所に夜襲をかけるのなら今晩、遅くとも明日の早朝にはフロントの関所に攻撃を仕掛けるだろうとの事だった。王都の方はまだ準備段階で馬の飼料の調達に手間取っており後、3日はかかる見込みでサードの動きはないとの事だった。


食事を終えたセイはガランにワープして薬師ギルドに入った。早朝なのに冒険者達で込み合っていたがカウンターの中にアリアがいたのを見つけ昨日の顛末を聞いた。


「おはよう。アリアさん」


「おはよう。セイ君。昨日は何処に泊まったの?」


「ん?魔の森で素材集めしてましたよ」


「まさか、魔の森で夜を過ごしたの?」「ええ」


「信じられないわ。よく生きて帰って来たわね」


「ところで昨日の顛末はどうなりましたか?」


「そうそう昨日はあれから大変だったのよ大司教様の使いがまた来てセイ君が何処に泊まっているか教えろってどうもローダの都へ人物紹介したみたい」


「あちゃ~。面倒な事になる前にこの街出なきゃ」


「もう遅いわそこで待っているから」


「じゃぁポーチとポーション瓶だけ貰って街を出て行くから早くして」


「そこに明細と一緒に置いてあるから持っていって良いわよ。それと奴隷と使用人はどうするの?因みにポーチとベルト合わせて200、瓶は2000揃えたけどオークの睾丸後10個頂戴それでそこにある物とこの現金で明細を合わせてあるから」


セイはオークの睾丸を10個渡してセイは荷物と現金を収納して立ち去ろうとしたが衛兵に捕まってしまった。


「セイ様ですね大司教様が是非ともお会いしたいと申しておりましてご同行出来ませんか?」


「要件はなんだ?大司教と言えど先触れもなく呼びつけるのは無礼じゃないのか?それとも帝国アロンの領主は此処の代官より軽い存在なのか?ローダの聖女といい俺はローダに軽々しく扱われているようだな。穏便に済ませたかったが帝国皇帝陛下と王国女王陛下にこのガランでの出来事と扱いそして聖女の行いを全てご報告しなければならない事態になるぞ。これ以上俺に関わるなと伝えておけ」


「聖女様がアロンで何かされたのですか?」


「ああ、就任パーティーの席で俺の了承も取らず俺のステータスを勝手に覗き見した。他国の者だから言わせて貰うが他人のステータスを勝手に鑑定をかける行為はマナー違反だよなそれもアロンの全権委任を受けた領主に対して非礼にも程がある。

それに呼びもしない他国の行政に関わる会議に乗り込むし俺に喧嘩を売る行為ばかりした。鑑定した行為は俺に決闘を申し込む行為で他国の行政の会議に勝手に乗り込む行為はスパイ行為だ。そして今回の件だ。余程、俺を怒らせたいのか?」


「なんとそのような事を聖女様が・・・」


「大司教がどのような思惑があって俺を呼びつけるのかは知らないが最低限の礼儀を持って接するべきだろ俺の年齢が若いから侮っているのか?それともそれがローダの礼儀だと言うのか?

言いたくはないが俺の身分を知っていて何故お前を使いに出す?そしてお前も何故、衛兵なら所属と身分そして姓名を名乗らない。身分を嵩にきるのは好きじゃないが俺の身分は王国では侯爵相当だ法衣ではなく領地持ちのな。王国、帝国共に先触れもなく呼び出せるのは緊急時の女王陛下か皇帝陛下のみ理解したなら帰ってくれ。それと俺をこれ以上怒らせるなと伝えてくれ。それがローダの為でもある」


衛兵は平謝りしてこの場から去っていった。名前も告げず・・・・


「セイ君ってその若さで帝国の領主様?帝国で領主??」


「言っただろ知らない方が良いって俺は帝国で唯一の領主だ。王国では辺境伯家の今のところ一人息子だ養子だがな」


「失礼しました。どうかご無礼お許し下さい」


「衛兵に対しては公私の公で対応したけど一応、使者だからな。しかし、公的に此処に来ている訳じゃないから公私の私だから構わないよ砕けた口調でそれに此処は俺にとって他国だし問題ない」


「じゃセイ君、手続き上奴隷と使用人。後、バタンとペタンの私財の件どうするの?」


「使用人はその私財から1年分の給与払って奴隷と不動産なんかはあれば売却で後はアリアさんにあげるってのはどう?」


「いらないわよ!」


「奴隷侍らして色々出来るよ。俺なんか500人以上の奴隷持っているからもう大変なんだ」


「うわ~セイ君おさかんってもう、冗談じゃないのよ。バタンとペタンの余罪も出てきて先ず素材の横流しとギルドのお金の横領、冒険者を嵌めての奴隷の売買い、後は強盗と殺人まあ死刑確定ね。それからペタンもバタンと共犯ね問題は横流ししていた商会の方でペタンの商会だったのその商会潰れるとガランとしては困るのよねぇ」


「もういい、いらないから全部放棄する。そうだ孤児院に寄付しよう。うんそれが良いそっちで勝手にやってもう手一杯」


「勝手にやって良いのよね。言質取ったわよ。はい、これ。ペタンとバタンの家と商会の名義変更済みの書類商業ギルドのカードと納税証明書。後は使用人と奴隷の契約結ぶだけで終わりよ」


「仕事が早すぎ!なんでそうなるの?」


「大司教様の命令よ!おかげで徹夜したの」


「ペタンとバタンの死刑は解ったけど襲ってきた10人は?」


「バタンの奴隷で命令とはいえ違法だと知っていて襲撃したから死刑よ手と足使えないからもう役に立たないし鉱山奴隷にも出来ないでしょ」


「一つ聞いてもいいかな?あの10人の中でまともなのいるか?」


「一応、バタンの子飼いとはいえ飼い主に忠実だっただけで監査という暗部に所属してたから命令遵守で法を守るって意識は少ないでしょうね。あの10人はトラブルも起こしてないわ」


「処刑するなら俺がもらい受けたいけどどうかな?」


「それは私には出来ないわね大司教様に会って話す事ね」


「じゃ止めとく運がなかったと諦めて貰おう。中級ポーションで治るのに」


「その中級ポーションもこの街には無いのそれにさらっとあの10人を見棄てるのね」


「見棄てるとは人聞きの悪い。処刑するのならポーションはいらないだろ。くれるのなら話しは別だそれだけだそれだけの事だよ。どっちにしてもこれは受け取らないから俺はすぐにでも帰還しなきゃいけないんだ。素材も集まったから此処で時間を無駄に出来ないんだ。それに俺の事が知られた以上二度と此処には来ないつもりだ」


「それはダメ。私が困る」


「なんでアリアが困るんだ?俺はこの街の住人じゃないしこの場所しか関わって無いんだが」


「大司教様の命令なのこの街と関わってもらい繋ぎ止めたいらしいの」


「なにを考えているんだ?理解に苦しむんだが・・・他国の貴族が商会と言えどオーナーになって家の所有者になる意味を解っているのか?」


「大司教様には『神託』ってスキルがあって女神様からセイ君を頼れって神託があったらしいの」


「俺になにを頼れと言うんだ?」


「たぶん食料事情。この街見てどう思った?」


「教会は立派だけど他は簡素で人の往き来が少ないように感じる」


「原因はこの街の立地にあってこの街は飛び地なの教会はこの街が出来る以前からあって風化して無いの以前は力ある冒険者も来てくれて他の街への特に王国フォースとの中継点として成り立っていたんだけど。此処数年でBランク以上の冒険者がいなくなってバタンとペタンが冒険者ギルドのトップになってからそれに拍車がかかって今ではDランク相当冒険者しかいないの。魔の森が近いから開拓も難しいしバタンが肉の横流ししたせいでペタンの商会が力をつけて他の商会を潰していったのそれだけじゃない神聖ローダは回復術師が多いから薬師って軽視されているの帝国や王国はポーションの値段を統制してるけどローダでは価格は自由に決めれるのある程度の基準はあるけど中級ポーションは教会でハイヒールを一回かけて貰う金額になるの」


「この街をいかにすれば良いのか神にずっと祈ってたら神託が下って俺に頼れか・・・・で、どの神が神託を下したんだ?」


「ガイア様らしいわ。それとこうも言っておられたらしいの『お願いねって』」


「仕方無い。一時的だが手を貸す。条件は窓口はアリア一人連絡は王都、帝都、フロント、アロン4都市の冒険者ギルドのマスターかサブマス。王都はほとんど知らないけどな。それと俺の能力は絶対に秘密にする事それが守れ無いのならこの話しは無しってことで。数日分の肉を卸すだけで終えるそれでも女神ガイアのお願いには答えた事になるからな。本来は行政とお前達ギルドの仕事なんだ他国の貴族がやるべきじゃ無いんだ」


「あら、ローダがセイ君の領地にしたらセイ君が関わる事になるんだそうすれば私関係なくなるね。大司教様と相談しなきゃ」


「取り敢えず2時間程森に入って狩ってくるからそれを卸せ。商会に関してはギルドの配下に内部調査調させてくれ大司教とはローダのトップと繋がっていそうだし今回の件でまた騒がしくなるから会いたく無い」


「大司教様もセイ君怒らせたもんね。自分から来て事情を話せば良かったのに」


「2時間がタイムリミットだ。時間が無いアルファ、シータ狩りにいくぞ!」


『『狩りだ~♪』』






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