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スキルの活用方法 セイの日記  作者: 江戸の夜桜
アロン内政編
288/315

287  これもテンプレ2

「おい!てめぇ、なんて事しやがるんだ!こんな事してただで済むと思うな!」


「ただで済まないのはお前の方だろ」


「俺を誰だと思ってる!」


「神聖帝国ローダ、ガラン冒険者組合の組合長だろ。さっき知った。それがどうした?お前は此処で気配を消して刃物を抜いて俺を襲ったんだそれもこの組合と関わりのない他国の旅人を!」


「うるさい。こいつを捕縛しろ!痛打って身ぐるみ剥いで奴隷商人に売り飛ばしてやる。従魔は人を襲わねぇ覚悟しろ!」


「そこの女。お前も俺を痛打って奴隷商人に売りたいか?」


「この糞ガキ、みんな出てきなさい。こいつを捕縛しなさい!」


カウンターの中から10人程男達が出て来てセイを取り囲み剣抜いた。「やれやれ」セイは面倒になり思考を止めて気配消して舜動を発動させて剣を抜いた全員の足と利き腕の靭帯を切り無力化してバタンと女の四肢を切り裂き初級ポーションで止血だけして2人の手足を収納した。


セイを襲った者達はセイの動きが見えずなすすべもなく立ってられず地に伏した。


「確かこれって盗賊行為だよな。お前ら実力差ぐらい見抜けよ」と言いながら男達の身ぐるみを剥いで女の財布のみ奪う。


「おい。この場合どう始末つければ良いんだ?」


「誰かこいつ始末しろ!こいつを始末したら遊んで暮らせるだけの金をやる!」


「そうよお金をあげるから助けて」


「黙れ!」セイは2人に殺気を込めて威圧したら2人は泡を吹いて気を失った。


そこへアリアがやって来て惨状を目の当たりにして悲鳴を上げてアリアも気絶した。


セイは職員らしき男に声を掛けたが怯えられアリアの意識が回復するまで待つことにして無力化した男達の意識を奪い全員拘束した。


「うーん。これはどういった事ですか?」


「こいつらが俺を襲って来たので応戦して無力化しただけだ。全員殺して無いから安心しろ」


「殺して無いから安心って、どういう神経してるんですか!」


「こいつらは俺を痛めつけて身ぐるみ剥いで奴隷商人に売り飛ばすって言ってたぜ。そこの男に聞いてくれ。そうだよな」


聞かれた男は激しく何度も首を縦に振った。


「こいつら以外の責任者って誰だ?」


「私になるんですかね?」「何故疑問符?」


「此処は組も統合されているんです。薬師が2、3人しかいないのでギルドとしてやっていけないので」


「ふーん、じゃこれ見てくれ」セイは王家の紋章の入った短剣を見せ「これは?」


「王国、王家の紋章だ。俺は一応、王国貴族の一員だ。貴族って言っても養子だがな。余り大事にしたくなかったからさっきの事をあの程度で済ますつもりだったんだが。こいつら一線を越えてきたんで考えるの止めて応戦したらこうなった。衛兵を呼ん来てくれ。盗賊?強盗?を捕縛したって」


アリアは職員に指示を出して衛兵を呼ばせた。


「じゃ、俺は急いでいるんでこれで」


「ちょっと、何処行くの?このままで済む筈ないでしょ。衛兵にちゃんと説明して!」


その後衛兵が慌ててやって来て事情聴取が行われ、セイが王国貴族と言うことが判ると大司教と言う名の代官の代理がやって来て王国で問題にしないでくれと請願され今夜はセイを教会でもてなすからと言われたがどうしても外せない用事があるのでと言って固辞した。


「一応、聞きたいんだが帝国、王国でも強盗、盗賊の捕縛と後の処理は同じだったけどこの国ではどうなんだ?」


「他の国のことは知らないわ。一応、盗賊や強盗は死罪か犯罪奴隷になってその盗賊や強盗の私財は捕縛した者の物になるわ。但し、盗賊や強盗のアジトがあったり隠れ家や隠し財産が後に判明して軍や他の者が、それを発見して持ち帰った者の物になるの」


「まあ、王国、帝国も同じだな。正直この国とは関わりたくないんだ。後は任せるからそれと冒険者ギルドが機能して無いんだったら王国の王都のギルマスか帝国帝都のギルマスを頼って独立する事を勧めるよもうすぐ冒険者ギルドの旧カードの換金も買い物も出来なくなるから」


「それってどういう事?」


「言葉通りだけど冒険者ギルド本部の役員達が腐っていたから王都や帝都、フロント、アロンの冒険者ギルドは独立した事は知ってると思うけど本部役員達からの謝罪も反省も無いから冒険者ギルドのカードの発行と換金、買い物つまりカードでの商取引は全て出来なくする。創始者の作ったシステム全て使用出来なくする。後は各国で勝手にやれば良いって判断したみたいだ」


「何であんたがそんな事知ってるの?」


「さあ、何でかなぁ?知り合いに聞いたから?通信設備借りて良いかな?帝国の帝都と連絡をとりたい」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「久しぶりですオーレさん」


「どうしたの?セイ君」


今、ローダのガランという街に居る事帝都と同じように襲われて巻き込まれた事等を説明してアリアを紹介した。


「セイ君が言った事は本当の事になるでしょうね。此方もカード切り替えは急いでいるわ。そっちは今でもカードの現金化が出来無いから大変でしょね。システムマスターは抜け道を残してくれたからそれに気付いた所はその対策は打てるけどまだ気付いている所は無いわ。

そっちの幹部2人がセイ君に喧嘩売ったみたいだけどローダも大変ね。帝国と戦争にならない事を祈っているわ」


「えっと、何で帝国と?あの子は王国の貴族の養子なんですよね」


「あっ、そっちは言って無いんだ。聞かなかった事にして欲しいかなぁ。まあ、何れ判る事だけどセイ君は帝国でも陛下の覚えは良いのとだけ言っておくわ」


「オーレさん。俺が忙しいのフォスターさんから聞いていると思うけどこっちに関わっている時間ないしはっきり言ってローダと関わりたく無いんだ。この件アリアさんに丸投げするから書類なんかで僕が必要ならそっちに送って貰って良いかな?」


「書類や連絡があったら受け取ってセイ君に連絡すれば良いのね。解ったわそれぐらいしてあげる。アリア、ローダの都の冒険者ギルドとの関わりあいはわからないし貴女がガランの責任者って事になるのなら本部に連絡してもつながらないから無駄だし冒険者ギルドは各国代表は居るけど人事は本部なのこの際だからさっさと鞍替えなさい。直ぐにも監査の人員送ってあげるわ。ついでに抜け道も教えてあげる。じゃねぇ♪」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「さて、これで今日のところはここでの用事が済んだから俺は行くね。後は明日の朝ポーション瓶とポーチ取りに来るから用意しておいてくれ」「貴方、何者なの?」


「王国の田舎貴族の養子。それ以上は知らない方が良い。俺の故郷の諺で『好奇心は猫を殺す』ってある猫になりたくないだろ?今回の件帝国皇帝陛下の耳に入ったら戦争の口実になるってのは可能性の話で確率は低いがまだまだ好戦的な帝国軍人もいるからなんとも言えないって事。王国の方は地理的に大丈夫かな?それにそんな余裕は無い筈だ」「ムウッ」


「じゃ、明日」


セイはガランの街を出てマーカーをつけていた魔の森下層の遺跡にワープした。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◆◇◇◆◇◇


セイとしては遺跡そのものを調査してみたかったが日も暮れかかってポーションと『魔鋼鉄』のロングソードと弓矢の作成もある。さすがに今回の準備で『魔鉄』を消費しすぎてしまった。ガランに立ち寄る途中『魔鉄』を多少は採掘出来たが弓矢とロングソードを1000本も作れば『魔鉄』の手持ちさえ無くなってしまう。セイは遺跡の端にある反応の大きな場所に向かって歩きアルファ達と一緒に歩き出した。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇


一方フォースの関所では


「諸君、明日はフロントとの干渉地帯を抜けて兼ねてからの作戦通り関所を攻める。情報ではフロント軍は何の動きもしておらず我々が此処に軍を進めている事さえ知らない。明日は緩衝地帯で陣を張り明後日の朝一気に関所を陥とす!今日はゆっくり休んでくれ!」







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