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スキルの活用方法 セイの日記  作者: 江戸の夜桜
アロン内政編
278/315

277  戦争準備8 セイsideその7 報告

フロントに戻った俺は食事をとりながら報告聞いた。


「まずは冒険者ギルドの件で護衛任務は2パーティーでDランク以上で出しておきやした出発は明後日早朝、傭兵と回復師、そのパーティーの募集も合わせて依頼しやしたがこちらは集まるかどうかは疑問です。あと、もう噂が流れてやすぜ。『フォースが1万の大軍で攻めてくる』って」


「で、冒険者達の反応は?」


「多分、フロントで生まれた冒険者や家族がいる冒険者は残るでしょうが流れて来た冒険者達は逃げるでしょね」


「ボルド達はどうする?」


「旦那に喧嘩売って来たんだ見物させて貰いやす。この屋敷の警備を受け持つ者全員傭兵で参加したいそうですぜ。もしかしたらガガ達も暴れたいかもしれやせん」


「全員は困るな。帝都はまだしもこの屋敷の警備はいるからな。特にこの屋敷は狙われ易い俺を狙わなくてもこの屋敷の者を人質にとるかもしれないからな。戦争が終わる迄は念のためジュディ達非戦闘員は帝都に避難する事にしようか?」


「旦那を襲うのなら解りやすが俺達一応奴隷ですぜ人質にって考えやすかね?」


「まあ、2、3日様子を見てから決めようか商会で保護してる子供達の事も気になるし馬の事もあるから外出時の警戒は厳重にしてくれ」


「深読みしすぎだとは思いやすが狙われるとしたらそっちの方が実行し易いですね」


「うーん。10日程冒険者を雇うか?」


「冒険者を雇わずともアロンにいる奴隷達を配備すれば問題無いのでは?」


「それもそうか因みにアロンの奴隷達への傭兵募集の反応はどうだった?」


「概ね良好で、特に同族達はエルダーの弓を貰えるって戦士達は喜んでいました」


「あまり時間がないから希望者のリストアップを急いでくれ森に罠を仕掛けてもらいたいからな」


「承知しました。そうそう忘れていましたが玉藻達も参加したいと言ってましたわ」


「ボルド、エルフ族以外の傭兵に関しては部隊編成から指揮を任せる。副隊長はザイが適任だと思うがその辺を含めての編成か。ただ防衛戦では傭兵達は活躍出来ないと思ってくれ。防衛戦の主役はエルフ達だ。ただし追撃戦では先頭立ってもらうが絶対に村を襲っての略奪行為は許すな。略奪行為を行った傭兵は見せしめとしてみんなの目の前で殺せ」


「戦争での略奪行為は常識ですが」


「俺達いた世界もかなり昔はそうだった。しかしよく考えろ少数で攻め込むんだ。村や街の住民を皆殺しにするつもりそれでも構わないが住民を敵に回せば簡単に全滅するぞ。俺なら井戸に毒を投げ込み食料にも細工する。略奪行為は占領する時はデメリットしかないんだ。それに優しくすれば村に逃げ込んだ奴らを差し出してくれるかもしれないからな」「なるほど」


「それと、ボーダー領の住民は明日の朝出発する。護衛はボーダーの兵士達がするので冒険者達は途中で合流となる。合流して兵士達が戦争に参加するかどうかは自由意思だ俺は戦力として当てにしていない。多分兵士達がボーダー領に戻って来た時には決着がついている筈だ。占領されているか蹴散らしているかのどっちかだと思ってる。それとバカン領の住民避難だが希望者だけ避難する事になりそうだ。ボーダー領の避難民と合流してフロントに向かう。最後に直轄地の村は避難しないそうだ。明日、変更点としてエリナさんに伝えてくれ」


「了解しやした」


「馬車ですが各都市を回って150台揃えました。さすがにレンタル無理でしたこれに全部入ってます」

と言って収納カード差し出した。「そのうち100台はなんとか動くって感じの代物です。お陰で安かったですが・・・」


「あと、20台は欲しいな。ボーダー領にあったのは男爵の馬車を含めて10台程だったし、住民は50世帯って聞いたから50人は馬車に乗れるが残りは徒歩だとちょっとキツイな。ミリア、明日は帝都とアロンで馬車を購入してくれ」


「了解です♪」


「それと、ミリアの弓と矢を一晩貸してくれ」


「構いませんがどうするんですか?」


「弓は扱った事無いから見本が欲しい。幾つか試作しておきたいんだ。それと弦の材質は何がいいんだ?」


「普通は麻や蔦等を割いて撚って弦にしますね」


「一応、作って見るが弦も予備がいるだろうからエルフ達の分だけでも帝都とアロンで購入してくれ」


「承知しました」


「シルビアは商会に発注書が来るから用意出来ない物は俺に言ってくれ。「はい」後はアルフ。今日、長に会ったよ。雇用を頼まれたんだけど実際調べて無い屋敷や帝都の5つの商会と名ばかりの商会屋敷に関してもそうだし工場やハルカの店も手付かずが山積み何で長からの推薦された者を雇うからアルフの判断で割り振ってくれたら助かる。取り敢えず頼まれたのはギル爺さんの息子に使えてた2人で配下がいるならそれも込みでって話して置いた。そのうちアルフに連絡がある筈だ。後、ポール生徒が増えるかもしれないから宜しく」


「じゃミーティング?は終わりだ何か報告事項や相談があったら緊急以外はアルフに話してくれこの3日間は準備作業に集中したいからヨロシク」



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ミーティングを終え、庭に出てセイは収納カードから馬車を取り出し並べ一気に収納して行く何回それを繰り返しインベントリの中で『修復』して再度修復した馬車を30台取り出しカードに収納して馬車の件は片付けミリアに貸して貰った弓と矢を『解析アナライズ』して魔の森で伐採した枝で長弓と矢を何本か作成してみた。鏃は2種類素材は魔鋼鉄を使用、羽がなかったので紙を『硬化』させてスライム粘液で接着したもので代用してみた。形だけはなんとかなった。後は弦だが魔の森で採取した蔦を使用して弦を5本作成して見たが


『結び方がわからん』


後、もうひとつ『知識のグリモワ』を頼りに魔鋼鉄とトレント組み合わせコンポジットボウを作ってみた。


『失敗した・・・こんな時間に弓なんて作るんじゃ無かった。試射ができないトホホ』


ふて寝をしようかと思ったが木材がかなりあるので矢避けの盾を500と大人3人が乗れるフロートボードを100台作成してから『ん?一人用の棒の方がいいんじゃね?持ち運びが便利だし』セイはフロートポールも作ってみたが自重が股間にかかるのを失念していた。


『跨いで乗れば男はキツイな用途は限られそうだ。待てよリモコン式でブランコならいけるんじゃない?』


魔物の革で紐を作りその革紐の中にミスリル銀を細い伸ばして通しスイッチの部分は面倒だったのでレバー式コントローラを流用『浮遊』を付与した棒に接続して一応は完成


『うん。棒が浮いてるだけだ。後は防壁で実験だな。ボードなら板を載せておけば問題無いけどボツかなぁ。緊急時に降下するのには使えそうだけど移動出来ないと意味無いな。魔法の箒ってどうやって曲がって停まれるんだ?うーんわからん』


その時は『飛翔フライ』の魔法が有ることすっかり忘れていた。まあ飛行魔道具に関しては魔力消費が大きく一人の人間を飛ばすのに王都からフロントまで移動する距離で中魔石一個分を消費する上に時速60kmで飛ぶのが限界でそれ以上の速度で飛ぶと風圧のせいで目も開けられ無いのでゴーグルの着用が必須だった。時速30kmでも直線距離で移動できてもこの世界では驚異的な事であったがなんにせよ人が空を飛ぶということが一般的でない以上目立って仕方がない。なんにせよ飛行魔道具は実用的でないのでお蔵入りを決断した経緯があった。

ただ単に浮かぶ棒を作って時間を無駄にして睡眠を削ったセイであった。







次回は2021年5月31日を予定していますm(__)m

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