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スキルの活用方法 セイの日記  作者: 江戸の夜桜
アロン内政編
213/315

212  会議は踊る

いつも拙い私の小説をお読み頂きありがとうございます。

この小説は慣れないタブレット操作で書いている為、誤字脱字また句読点や改行等読み難い点が多数有るにもかかわらずブックマークが100人を超え驚いています。本当にありがとうございます。

また、誤字脱字の報告や感想を頂きありがとうございました。感想においては此処暫く忙しく個人的に返信出来ず申し訳ありません。

実はこの小説は一月分一度に30話分予約投稿しているので現状アルファ達との触れ合いは話しが進み過ぎてこの本編に組み込む事が難しいのでスピンオフ、外伝として従魔視点で書こうと思っています。また本編もある程度主人公の領地の内政が整理出来たら一度止めて完結させるつもりです。

理由は読み返してみて1話の文字数が統一性に欠けていたり(千文字から段々増えて3千文字になってしまっています)設定等ろくに立てず行き当たりばったりで書いていた為収集がつかなくなってきているのもあり一度整理したいと思ったからです。

この拙い小説を面白いと思って読んでいただける読者の皆様へ御愛顧本当にありがとうございます。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです出来ましたら最後迄お付き合いくださいませ。



「ちょっと待ってくれ本部と連絡を取ってからにしてくれ」


「余計にややこしくなるが良いのか?法務関係の官僚に聞くが各ギルドは治外法権では無い筈だがどうなんだ?」


「各ギルドは治外法権では有りませんそこの冒険者ギルドのマスターは中立を勘違いされています。あくまでも国家間の戦争状態になった場合冒険者の徴兵は認めないとの取り決めであって今回のセイ様の案件には該当しない筈です。個人的意見ですが私はセイ様の意見に賛成です。システムはともかく法律を作って例外を認めるくらいなら無い方がましです。各ギルドが異議を唱えるのは自由ですが今のところセイ様を止める権利は誰にも有りません。それにこの案件は至極まっとうで重要だと思いました。

 セイ様から渡された借用書を見せて頂きましたが酷いものでした。皆様も見て頂きたいのですがよろしいですか?「構わない」このような借用書が横行しているのなら取り締まる必要が有ると考えます。せっかくスラムを潰しても直ぐにまたスラムが出来てしまいます。働いても食べていけない状態になるでしょね。

 酒や異性、賭け事で身を崩した者はいざ知らず借用書の改竄や書類上不備をわざと作って無知なる者を落とし入れる等犯罪行為に他なりません。それを取り締まるだけの事です。普通にお金を貸して適切な利息を取っているその様な商売する者には問題無い話しです。それを行政が免許を与え年に1度監査を行ってその商会が適切に運営されているか監督するだけの話しですが冒険者ギルドでは強固に異を唱えておられますが調べられたく無い事が有るのですか?」


「別に調べられて困る事は無いがギルドの自由が奪われる気がしただけだ。確かにこの借用書は酷い借りたら最後何時までも金を払い続けるようになっているし改竄もされている」


「王国のフロントで150件、帝都でも300件、同じような借用書が横行していた。俺としてはこの街をリセットしても良いと思っている。どういう街にするか目的を持って街を作っていくつもりだから気に入らないなら街から出ていけば良いとさえ思っている。このような借用書が多数横行するのならスラムは無くなるどころかスラムの人口は増加する。治安維持の観点からも法が施行されたら強制捜査は敢行するし例外は認めない。それと街を離れた金貸しは二度とこの街には入れないし施行後その者の借用書は無効とする。それが嫌ならきちんとした契約を結び直す事を勧告する。書式と形式を見本として作ってそれ以外の借用書はアロンでは認めない事にするから法に明記するように」「承知しました」


「議題は少しそれましたが捕虜の件で他に有りませんか?」


「商業ギルドも建築ギルドも商売をする気が有るのか?これは問題提議だわざと教えていない情報も有るが捕虜をずっとテントに押し込めておくのか?食料を与えるだけで良いのか?スラムの住民達も同じだがヒントを与える。捕虜達は外交交渉で身代金が決まり全ての捕虜が身代金を出して貰える訳ではない。まあ言わば商品だ。外交交渉次第で時期は変わるが早くて1ヶ月遅くとも2ヶ月で処遇が決まるその間どうするんだ?守備隊に聞くがそんな状況で守備隊は耐えられるのかな?」


「恐らく健康被害が出ると思います。特に裕福な者は訓練等していませんから」


「と言うことだ。それに衛生面はどうする?そこらに糞尿を撒き散らすのか?直ぐに病気になるぞ疫病が発生したらどうするのかな?水は大丈夫なのか?捕虜達の衣服は?」「「「「あっ」」」」


「2万の捕虜達は大事な商品だ贅沢をさせる必要は無いが病気や怪我をさせて商品が売れるのかな?経費はかかるがその分高く売れれば街も潤うと思うがどうなんだろうな。少なくとも疫病の発生は防ぐ必要があると思う。それと女性は生理の問題もあるから女性の観点からも見た方がいいな。関係各位にスラムの跡地を調べて必要な事を手配しろ。商業ギルドも受注するだけでなく積極的に売り込め」「「はい」」


「次に馬の事に入ります」


「この件は俺からする恐らくスラムや捕虜達の件で手一杯で考えも今日は浮かばないと思うから聴くだけで良い。馬に関しては一部を除き売却する事になっているが防壁の外に馬達を収容する為の壁を作り其処に馬達を収容する。その壁は俺が担当するが簡単な馬房を作って欲しい屋根と柱だけで良い。商業ギルドには飼い葉と寝藁の調達をしてくれ。売却方法は馬達が到着した時にでも発表する以上だ。何か質問はあるかな?無ければ守備隊の責任者と官僚達、商業ギルド、冒険者ギルド以外は解散してくれご苦労」


◆◇◆◇◆◇◆◇


「えっと残って貰ったのは他でもない俺の暗殺未遂の件も有るが今回の不祥事の件だ恐らくまだ逮捕者は出ると思う。商業ギルドはどうなっている?」


「混乱していますが一般業務は問題有りません。それより商会の方が問題です。流通が滞ってしまいます」


「守備隊と冒険者ギルドの方で取り調べと商会はもとより自宅や愛人の徹底的に家宅捜索をして関係が無い従業員を戻してくれそれで商売が再開出来る様に。後、商会が隠れ蓑になっている可能性は十分にあるから手落ちがないようにしてくれ。因みに商会は誰の者になるんだ?」


「全て領主の物だよ」「じゃ潰しても良いのか」


「やめて下さい。ただでさえこれから大変になるのに大棚が幾つも潰れたら街も立ち行かなくなりますし罪の無い従業員はどうするんですか?」


「なるべく影響が少ない方向で。頭のすげ替えをするから今日の捕縛者の個人と法人カードの名義を書き換えてくれ」「はい」


「貴族達も同様にする様に。治安維持は任せた。ボルド今日は全員此処で泊まって明日の朝から解体作業を始めてくれ指揮は任せるブラーム誰か監督を付けろ。俺は馬の施設は作る。解体が終わったら教えてくれ。それとさっきも言ったがまず王国貴族に捕虜のテント暮らしは耐えられ無いだろう。今現在、空き家になっている屋敷は無いのか?借家として貸し出せ身代金に上乗せして王国に払って貰えその屋敷にスラムの住民を一時的に住まわせ監視と貴族達の食事を作って貰えばその分も上乗せ出来ると思うんだがどうだろう検討しろ。

 官僚達は食料の算定と金融法の制定を急げ。後、雇用対策もそれと教会に捕虜達の治療を依頼しろ。冒険者ギルドには薬草採取を明後日から始めてくれ。明日の朝から近隣の森でゴブリン以外の魔物は殲滅させるからゴブリン退治を宜しく。数が多い時はブラームに言ってくれ俺達が出向く。あと関連してポーション瓶の作成を急がせる様にそれがないと売り物にならないからその当たりは薬師ギルドと相談してくれ。書記官に議事録の作成と決まったことと問題点を別紙に箇条書きにして簡潔に書く様に伝えてくれ。以上何か質問はないかな?」


「領主様次から次へと言われても着いていけねぇよ。うちがやるべき事は守備隊と合同で家宅捜索とゴブリンの調査、討伐と明後日からの薬草採取だな。メモをしねぇと解らなくなっちまう」


「商業ギルドは事務手続きとして今日の捕縛者のカードの名義変更と食料の在庫調査と王国の各街の余剰物資の調査と空き家の把握をリストアップしてブラーム様にお渡しする事ですね。そうそう飼い葉や寝藁の確保も必要でした」


「書記官を付けろと言われた意味がわかりました。今まで各部署に丸投げしていましたがセイ様が官僚も現場出ろと言われた意味も良くわかりました」


「現場を経験しないとわからない事が多いし現場と意志疎通しないと失敗する。昨日の様にな事前準備をしっかりしていても不具合は必ず起こる細かい確認が必要だと思うぞ」








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