114 収納袋
昼を少し回り商会についたらミーナやボルド達が待っていたどうも食事を
待っていてくれたみたいだ。
「若、遅いよ~食事しよ!」「おいミーナ」
「すまん。倉庫整理してたら、面倒なものが見つかってな冒険者ギルドに
寄ってて遅くなった。本当、すまん。みんな食堂に行って食事を取ろう」
みんなで昼食を取り一息ついた頃
「旦那、面倒なものってなんです?」
「騎士や冒険者達の遺留品だよ。こんな物まであった」
ミーナとボルドに収納袋を見せて渡した
「「旦那、若、これは!」」
「そう、お前達の収納袋だろ?どういう経緯で倉庫にあったのかは知らない
盗賊達は設定を解除出来なかったから倉庫に入れたんだと思う
それと、これは命令だ設定を解除するか、俺を登録しろ」
「旦那それは殺生な~」「若~」
「勘違いするな!お前らその収納袋いつ取られた?その中に食料や水が
入って無いのか?時間経過する収納袋だろそれ」「「あっ!」」
「すぐ設定解除して外で全部出せ!まずはミーナから!」
ミーナが中身をぶちまけた瞬間一瞬嫌な匂いが漂ったがセイはインベントリ
に収納して浄化を掛けて取り出した
「設定解除したな!「はい!」『浄化』」
セイは収納袋に手を突っ込み『浄化』を掛け、端切れを入れた。
「ミーナ端切れを取り出し匂うか調べろ!」「大丈夫です若」
「必要な物だけ袋に入れてくれ。あとは焼却する」「わかりました」
袋に詰め込んでいくミーナ
「次はボルドだな。やれ!」「へい!」同じ作業をして
「焼却するけど、必要な物無いな。2人とも」「「ありません」」
セイは散乱している物を収納して纏めて取り出し大きな火の玉を空中に
出場させてゴミの山にぶつけ焼却してその残骸を地中に埋めた。
初めて見るセイの魔法に見ていた者は呆気に取られた。一瞬で散らばって
いたものが消え、突如一ヵ所に集まって現れ、大きな火の玉が出現してゴミ
の山が焼き尽くされる。その速さが尋常ではなかった。残骸も地面に穴が
空いたとたんに消え失せ地面に落ちたと思われる音だけ聞こえ元通りに
戻った。燃焼時間を省くと僅か数秒の事だった。
「二人ともこれいらないのか?いらないなら俺が貰うが」「「あっ!」」
セイの手にはブレスレットとネックレスと指輪があった
「旦那、それは俺達がパーティーを組んでた仲間の形見でさぁ
焦っていたんで見落としてました。燃やさずにいてありがとうございます」
「大切な物なら、燃やさずにいて正解だったな」「若~ありがとう!」
「因みに、2人とも俺に借金増えた事になるんだが気付いているか?その収納袋
受け取ると、それ、盗賊の戦利品だよなって事はそれ買い取ってくれるんだw」
「旦那~そりゃあんまりだ~」「若~」
「冗談だよ。身内から金を毟る気は無いよ。ボルド悪いがお前に預けている
収納袋を返してくれ2つも要らないだろ。たぶんミリアもアイテムボックス
持っていそうだし、「持ってません」弓と矢筒はどうした?「あっ」アイテム
ボックスじゃ無いけどそれに近いストレージが使えるのかそのピアス当たりが
怪しいんじゃないかな?」「もうっ」
「話しがそれたが中身の移し替えもあるから返還は屋敷に戻ってからで良いよ」
「へい、わかりやした」
◇◆◇◆◇◆
「こんにちはセイ様遅くなって申し訳ありません。一応、計算スキルを持つ者
8名と戦闘スキル持つ者5名、料理、家事スキルを持つ者2名を連れて
参りました。10名と言うお話しでしたが絞り切れずセイ様に選んで貰おう
と思いまして連れて参りました。」「奴隷の種類の内訳は?」
「全員犯罪者奴隷か戦争奴隷です。内訳は戦争奴隷が10名犯罪者奴隷が
5名です。正直に言いますと全員何らかの欠損か病気です」
「こちらも、四の五の言う状態ではないので全員いただきます。
短時間での仕入れだったから、押し付けられたのでしょうね」
「ご慧眼、お見逸れ致します。こちらの15名手数料合わせて金貨3枚で
いかがでしょう?」「良いですよ」金貨3枚を渡した
「人数が多いので手早く参ります。契約は一般的な契約の他に何かありますか?」
「命令遵守、守秘義務を課すこと、主人とこの商会の利益を損なう行為は厳禁
とすること、最低限こちらが出す課題を学習する事、常に身綺麗でいること
ぐらいですね」
シルクは手早く文章にしてセイに確認を取り奴隷契約を結んでいく
「これで全ての契約が終わりました」「お疲れ様でした」
「この後、予定が入っておりましてこれで失礼させていただきます
この度はありがとうございました。奴隷が必要な時はお声を掛けて下さい」
「こちらこそ、ありがとうございました」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ハルカ、全員に鑑定をかけて感染症が有るか調べてくれ「はい」ボルド、
予定変更だ処置は此処でする。事務員2名と雑用の2名は夕方までは勉強
シルビアは4人の勉強を見てやってくれ。ボルドとミーナは奴隷達を2階へ
空いてる部屋に運んで各自、ベッドで横になるように指示して、それが
終わればミーナは買い出し林檎と人参を一箱づつ買って来ることと
『銀の小鹿亭』に行って、今日の夕食、7名の予約と明日のランチ30人分
注文してくれ。それとスープをこの寸胴2つ分作って貰ってスープは
朝10時にボルドが取りに来ると伝えてくれ。
ボルドは屋敷に戻りミーシャにパンを20個を朝、焼くように。
クリスには事務員2名と雑用2名が泊まると伝えてくれ。
ボルド、お前の仮縫いを一番最初にしてくれ。仮縫いが終わり次第、
パンとスープを持って、商会に来てくれ。たぶん俺とハルカとミリアは
帰れない。ハルカとミリアは9時には屋敷に返す俺の仮縫いはボルドが
到着次第、屋敷に戻り仮縫いを行うか後日、俺が店に出向く」
「セイ君、感染症はないけどそこの女性2名が癌だよステージ2ぐらいかな」
「さあ、忙しくなるぞミリアはそこの女性2名を2階に他の奴隷達とは部屋を
別にして、歩ける者は歩いて2階へ足が不自由な者はこれ使って2階へ」
即座に松葉杖を10組作って取り出し渡した。
「セイ君、病気の女性一人は大腸癌、もう一人は子宮癌です。それと男性3名と
女性2名が少しおかしいなんかぼやけて見えるレベルのせいかもしれないけど
偽装してる可能があるよ」
「判った。ボルド、ハルカに聞いて他の者と別けて男3名と女2名で別にしてくれ
「へい」何か称号とかで気になった事があったら教えてくれ」「うん」
「各自、全員ベッドが決まったなら横になれ」『シータ頼む』『了解♪『sleep』』
シータが次々に睡眠の魔法を掛けて全員を眠らせた
「ボルドとミーナはさっき言った段取りで頼む「「はい!」」ハルカは俺の助手
ミリアは一応周辺を警戒して不審者がいないか探索してくれ。できるだろ?
精霊を使って」ミリアは下級精霊を呼び出し周辺警戒に当たらせた
「悪いこれからすることは魔力消費が激しくって少しでも魔力を節約したくってな」
「問題ありませんわ。ご主人様」
「此処からが本番だ。ハルカ前回の通りだ。「うん」やるぞ!」
「アルファ辛くなったら言ってくれ『了解パパ『 purification 』♪』
シータ頼む『ラジャー『 paralysis 』♪』あの5人以外掛けてくれ
『『ラジャー♪パパ』』さてやるぞ!」
セイは『透視』を使って病巣探りハルカと視覚情報を共有してアポーズで
病巣のみ取り出し、ハルカは取り出され部分の傷のみ回復させる。
『『終わったよ~♪』』
「ありがとうアルファ、シータ処置が終わ患者に回復と治癒を頼む『『了解♪』』
ハルカ鑑定頼む「癌、消えました」アルファ、シータ頼む」
もう一人にも同じ作業をして、ハルカにこの2人が目覚めたら厨房にあるスープ
を飲ませるように指示して、残りの8名を魔力を回復させつつ再生させたが
ほとんど魔力を使い切りへばってしまった
ボルド達が戻って来たので、事務所に居る4人とで馬の餌やりを指示して
キャロット達にも人参や林檎を与えるように頼み、それを終えたら7名で
『銀の小鹿亭』で夕食を取り、商会の4人には今日は屋敷で泊まり、明日は
屋敷で勉強するようにと伝えてくれ。石板とチョーク忘れずに持って行くこと
あと、シルビアにも仮縫いの合間に4人の面倒を見るように伝えてくれ
『キャロット、シロ悪いなちょっと今、此処から離れられない。食事ボルド達に
頼んだから先に食べてくれ』
『状況は理解してます。お気遣いありがとうございます』『雪は俺の元に来てくれ』
『はーい♪ご主人様』『アルファ、シータ、雪、夕飯少し待ってくれ悪いな』
『大丈夫だよ、パパ』『気にしないでwパパ』『放置されるのも・・・』
暫くして体が動くようになると魔力水を飲み瞑想に入って魔力の回復に専念した




