第33話:マシン詳細、その5
「お話も終盤に差し掛かってきたところで。ニューマシンのご紹介しちゃいます」
「まずはあたし!町田宮と京商の知恵と力が集結した究極マシン!ほんとに感謝しかありません……これからはこの子、「エンプレス」と共にがんばりますので、応援よろしくお願いします♪」
みかどマシン:
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・エンプレス(女帝)
ライバル達のマシンに勝つため、そしてジャパンカップに挑むために作られた新マシン。
ライズエンペラーのボディを超軽量化し、女性的なシルエットとすることで女帝となる。
火野、大河内と共に設計、百井のボディデザイン、シャーシ製作には渡辺が関わっているので、軽量化と剛性を両立し、美しさも兼ね揃えるデザインに。
シャーシ:
・MSシャーシ(ハイブリッドフレキ)
モーター:
・ハイパーダッシュ
ギア比:
・3.5:1ギア
バンパー:
・ATバンパー
・フロント下:830ベアリング
上:8-9mmダブルローラー逆付け
・リア:12-13mmダブルローラー逆付け
タイヤ:
・大径25.7mm
・フロント:マルーンハーフ
・リア:低反発スポンジ
・チタンシャフト
その他:
・ギアの位置出し(すばるオリジナル)
・AT連動フロントヒクオ
・ピーコックテイル
・ボディ内マスダンユニット
重量:110g
トドのつまり、ホエイルマシン。
しかしハイブリッドフレキとのシナジーが強力。
低反発スポンジタイヤとリアの複数の重りを搭載できるテイルユニット「ピーコックテイル」。
これとボディ内に仕込まれたマスダンマウントユニットと複合的な重量、制振性調整が可能。
コーナーで加速する仕組みとホエイルならではのねじ込み力を持つ。
「このマシンにはみんなの気持ちがこもってる。これで負けるわけには…いかないよね」
「続いてはお兄さんのお友達、ジョニーさんのマシン!」
「やぁ、ジョニーだよ。アクアはハマるとほんと速くて安定度も高い、すごくいいマシンだよ」
ジョニーマシン:
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・エアロアバンテ(リバース)
登場時にミニ四部員を驚かせたマシン。
その古代魚のようなシルエット、そしてフロントバンパーがない独自のシステム。
こんなマシンが走ることができるのか……
「ミニ四駆じゃない!!」
とまで言わしめる個性あるマシン。
シャーシ:
・MS(おじゃぷろ式フレキ)
モーター:
・ハイパーダッシュ
ギア比:
・3.5:1ギア(フローティング加工+モーターピン仕様)
バンパー:
・フロント:なし
・サイド:アクアティックアーム+12-13mmダブルローラー+13mmオールアルミローラー
・リア:12-13mmダブルローラー
タイヤ:
・大径ホイール
・フロント:マルーン(ハーフ)
・リア:弾丸レーサー用シリコン
・25.5mm径
その他:
・ギアの位置出し
・アクアシステム
・フローティングテイル
重量:120g
MS2.0ことアクアシステム。
ホエイルの派生ではあるのだが、その姿は異様。
なんとフロントバンパーがない・・・そしてとんでもなく長いテイルユニット。
制振性とねじ込み力が半端なく、この2点においてはミニ四駆界でも最強システムの1つと言える。
「アクア、とってもかっこいいのと、目立つのがいいよ。みんなも作ってみるといいです」
「ほんとすごいです、ミニ四駆ばなれしたシルエットがかっこいいです!」
「こんな感じです。あたしのエンプレスの活躍、お楽しみにね♪」
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解説:
・低反発スポンジ
新商品の低反発スポンジタイヤのこと。
タミヤから動画が配信されたさい、みながびっくりしたおもしろアイテム。
マスダンもなにもないマシンが「ビタっ」と着地するのを見ると笑ってしまう。
おもしろい商品だが、ペラ化すると能力が落ちたり、スポンジタイヤ特有の問題もいくつかある。
・アクアティックアーム
アクアのアクアたるユニット。
マスダンとピポットといろんな仕組みをまとめ上げ、フロントヒクオの要領で取り付ける。
ものすごいギミック感で男子心を震わせるデザインとなっている。
・フローティングテイル
シャーシに直接触れない位置にテイルユニットを浮かせるように配置する。
すると、びょんびょん動くので、マシンの制動に一役買うことができる。
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次回からジャパンカップに向けた挑戦が始まります!
第34話「決戦は金曜日」よろしくお願いいたします。
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