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四輪駆動のエンプレス  作者: ODN
第2章:ライバルの名は「京商」
11/40

第11話:マシン詳細、その2

「こんにちは!みかどです。今回は商美の2人のマシンを紹介するね」

「ちょっと!自分のマシンくらい自分で説明させてよね!わたしが京華商業3年、商業美術部部長、百井なつこ よ」


百井マシン:

ーーーーーーーーーー

・サンダーショットMK2


ポリカの山椒MK2だがヒクオなどにせず、シャーシに直接ピン止め。

MSフレキでめちゃくちゃ軽量化している。

ノーマスダンでブレーキレスが信条。


シャーシ:

・MSシャーシ(減衰ゴム入りフレキ)


モーター:

・コースに合わせて変える


ギア比:

・コースに合わせて変える


バンパー:

・リジッドカーボンバンパー

・フロント12-13ダブルアルミローラー(ゴムリング)

・リア:13mmオールアルミローラーx2


タイヤ:

・中空シャフト72mm

・大径+スーパーハードペラ25.7mm


その他:

・620ベアリング

・商美コースでは3.7:1+ライトダッシュ


重量:95g


スムーズな走りをノンブレーキとノーマスダンで行うために、モーターの選別などが重要。

マスダンレスなためMSなのに車重がめちゃくちゃ軽く、ライトダッシュでもそこいらのハイパー並みに速い。


「わたしの山椒は全体速度を重視してるの。バランスよく、どこでも速く。減速させる要素を一切排除してるわ。マスダンはないけどフレキは可動そのものがマスダンに近い動きをしてる。あなたはわたしに勝てるかしら?」


「では続いて僕のマシンの紹介でも。芸術ってのはこのマシンのためにある言葉さ。商業美術部、副部長の渡辺こういち、覚えておいて頂きたい」


渡辺マシン:

ーーーーーーーーーー

・アスチュート


カツカツのレーシー。

VSシャーシ、フルカーボン、自作スラダン、ヒクオ。

トレンドの仕様が全て入っている。

カーボンの削り込みが芸術的で強度と軽量化を両立している。


シャーシ:

・VSシャーシ


モーター:

・コースに合わせて変える


ギア比:

・コースで変えるが基本3.5:1


バンパー:

・前後自作スラダン

フロント:12−13mmダブルアルミローラー

リア:19mmアルミローラー(プラリン、ピン打ち)


タイヤ:

・72mmブラック強化シャフト

・中径ホイール

・24.5mm

・フロント:スーパーハード(ハーフ)

・リア:ノーマル(ハーフ)


その他:

・620ベアリング

・フロントヒクオ

シリンダー1つ+アジャスト(ピン打ち)

・リア:東北ダンパー(スクエア)


重量:105g


いわゆるカツいマシンのスタンダード。

この仕様で作り込めればどこへ行っても活躍できるのでは?

スペックに個性がないのが欠点か。

どちらかというと立体向けな仕様。


「カツカツではあるけど、1番見て欲しいのはボディのマーブリングとカーボンの削りの一体感さ。なんて美しさなんだろぅ……あぁ」

「ほんっとキモいわね。ツラはいいのに……そんなんだから女子が逃げてくのよ」

「別に女子になど興味はありませんし。僕は、僕の美を追求できればそれでいいのです」

「ふぅん…まぁいいけど。あなたの実力は買ってるんだから、これからもいろいろよろしくね」

「はい……これからも……ずっt……」

「なんか言った?」

「いえ、なにも……」


「ということで、商美の2人のマシン紹介でした♪この2人も仲が良いんだか悪いんだか、よくわからないよね」

商美の2人のマシンは目指す方向は似てるのにまったく違うアプローチなのが面白いです。

次回第12話「ようこそ、あたしん家へ」よろしくお願いいたします。


※カクヨムにも同じものを投稿しています。

※アルファポリスには外部リンクとして登録しています。

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