都市
明記を忘れていましたが、獣人はかいけつゾロリタイプです。
雄は獣に近く、雌は人っぽい感じの。
けものフレンズタイプではないです。
暫く歩くと町に着いた。
その間に何度か魔物に襲われたがすべて返り討ちだ。
ナナも男も強すぎるな、出番が殆ど無かった。
デカイ芋虫(テラワームと言うらしい)は美味しく頂いた。
ナナと男は少し引いていた。美味いのになぁ
町はとても大きく、町というよりも都市と言った方が良さそうだ。
町には多くの種族の者々がいる。
ざっと見ると、エルフやドワーフ、ザギハンにオーク、そして猫では無かったが俺と同じ獣人も居た。
まぁそれより目立つ物があるんだがな。
この町には大きな家々が建ち並んでいるが、眼前のそれは豪邸も豪邸、城かと思える大きさだ。何時か俺もこういう家に住みたいもんだ。
「主人、家、ついた」
・・・は?
まさか・・・コレ?
「ん」
首肯された・・・
貴族っぽい男だと思ってたら途轍もない大貴族だったわ・・・
「*****、*****」
「ん、そう、する」
ナナが男と話している様だが相変わらず男の言葉はわからんな。
「**、********」
男がこちらを向いてなんか言ってくるが理解でき無いからどうしようもない。
「主、通じる・・・通じて、ない」
「**」
ナナはつっかえつっかえで偶に言葉を間違えるな。
まだ慣れて無いのか。
「***、*******」
お前は解らないから話し掛けないでくれ・・・
と、思っていたらナナが通訳してくれた。
「この、後、ご飯、その、後、奴隷、契約、する」
なるほど、契約が必要なのか
「*、******、***」
「ん、なか、入る」
おっと、そういや男の家の前で話してたんだったな。
正直こんな屋敷に入っていいのかと疑問ではある、少し怖いなぁ・・・腹を括るか。
そうして三人で屋敷に入って行った。
タイトル詐欺。
早く猫娘達をモフりたい。