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Summer Love...  作者: 奏楽☆
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「くしゅん!!!」

誰もいない駅のホームに

独身の25歳、高校生の時に好きになった

夏樹に今も恋している、

優子のくしゃみが響き渡る。

「なっちゃん・・・元気かな・・・」

優子が呟く。

顔も性格も人より良く、

告白されるけど、

全て断るのは夏樹が好きだから。

好きで好きで好きで大好きだから。


なっちゃんは、今なにしてる?

元気してる?


駅のホームで一人涙を流す優子。


電話もメールもLINEも手紙も、

全部繋がらないのは私を嫌いになったから?


「なっちゃん・・・」


優子は、今日で故郷を離れる。

仕事のために上京する。


もう…

会えないんだね…


ふと、夏樹と出逢った夏の日を思い出す。

苦しくて切なくて甘酸っぱい夏の日を…

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