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隣人は小説より奇なり

隣人は小説より奇なり 隣人は、奇人なり。我、凡人なり。(自称。)

作者: 佐藤奈津



今回も、青い春?





わたしの、隣人は、まさに、小説より奇なり!







Σ








突然、すみません。





わたしの名前は

一二三ひふみ さんです。

上に、兄と姉がいます。




名前の由来は三人目だから。


なんて安直なんでショー。







まあ、それはおいといて。



わたしの隣人(つまり、隣の席の方)は、まさに、小説より奇なり。というべきお方がいらっしゃる。



彼の名前は




関本せきもと 孝和たかかず






黒い縁のメガネをかけた男子。


わたしは、そんな彼の隣人。








β








せき 孝和たかかず


江戸時代の人で、日本の誇る数学者と呼ばれ、現在も多くの人に慕われている。



弟子もいたらしく、弟子もすごい人だったらしい。



家は、子供がやったことで、お家断絶になったとか、なってないとか。






そんな関孝和と名前がにている関本孝和は、関本ではなく、関と呼ばれることの方が多い。(彼の名前を呼ぶ人は

元々少ないけれど…。)




わたし自身、彼と関わりがなければ、ずっと、関孝和であると勘違いしていただろう。







n!









「ん?あれ?」







「どうしたの、三?」





「渋谷先輩!」




彼女の名前は、渋谷しぶたに 春海はるみ。わたしの部活の先輩。


あ、わたしは、現在新高二。

渋谷先輩は高三である。




本日は部活帰り。



いつもより、少し遅くなってしまった。




「で、三、いきなり立ち止まってどうしたの?」





「え、渋谷先輩。そ、そのー、彼が夜空の中でもっとも明るい星を教えてくれて、わたし、今見つけたんですが、名前がどうも…。」





「げぇ、あいつが言ったことか。



でもまあ、三、わたし知ってるわよ。


その星の名前は…、」









渋谷先輩が、彼の話だと知ると、眉をひそめた。


渋谷先輩と、彼は決して仲良しとはいえ言えない(*´∀`)


どうにもならないわ…(遠い目)。




そんな、渋谷先輩と彼の共通点といえば、星だ。

つまり、天体。


二人ともとても、詳しい。








88星座スベテイエルラシイ…。スゴイヨネ。







なので、渋谷先輩に教えてもらおうかn…






「シリウス。






おおいぬ座の星。

まあ、地球上から見てっていうと、より正確かな?




渋川しぶかわ先輩?」





彼の声が響く。






「ちょーーーーーーっと!


関本ぉーー!



第一ぃーー!


わたしは、渋谷春海しぶたにはるみ

not 渋川春海しぶかわはるみ!!!



第二ぃーーーー!

わたしと、三が、話していました!




わかるぅ!!!???



しゃべっていたの!




もーーー!うっとうしいわ!」





「はあ、暑苦しい。

確かに、先輩は、三の先輩ですが、




僕は、























三の彼氏ですから(*´∀`)」








そう、奇人 関本孝和はわたし 一二三三の彼氏である。














[x]=













この物語は、奇人と凡人?が織りなすストーリー(*・ω・)ノ




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