表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

世界一幸せなタイムスリップ

作者: 出雲 寛人

僕はモテなさすぎたため、勉強に時間を注ぎ込み、とうとうタイムマシンを開発した。


自分でも出来るとは思わなかったが、無我夢中の探究心の結晶であった。


ただし、過去にしか戻れないようだ。


僕は早速大学時代へ戻った。行動を変えたがやはりモテなかった。


更に過去に問題があると考え、高校生に戻った。しかしやはりダメであった。


更に中学生、小学生、と戻っていったが結果は変わらなかった。


いくら戻ってもダメなんだということを思い知らされた。


もうどうでも良くなった。


ゼロ歳に戻ろうと思い操作をした。


すると、タイムマシンが今までにない動きをして、一瞬未来へ行き、その後すぐに元の年齢に戻った。


一瞬行った未来では、暖かい家族に囲まれている自分が見えた。


過去は変えなくていいと思った。


代わりに太陽のような輝きを放つ未来を抱きしめようと思った。


そしてその未来に繋がる今も、今に至るまでの過去も全てが愛おしく、大切に感じられた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ