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殿下覚悟して下さいね、今日夜這いに行きます

作者: 尾道小町

〖序章〗



「政略結婚のため他国から嫁いできました。シルビア・アントン王女18歳ですよろしくお願いします」

王様王妃様と、アルバート王太子に挨拶をした。



結婚式も終わり侍女達が隅々まで洗ってくれて香油で体をマッサージしてくれたので、ピカピカになり天涯ベッドで寝て待ってたら朝でした。私は我慢強い方なので良いのですが普通の女性なら怒ってたはずです。


お仕事忙しくて寝ていないのかもしれませんね、そう思っていたら1週間おいでになりません侍女のアンに相談すると。


「これは噂ですが今まで婚約者は10人いて破棄されたようです結婚までされたのはシルビア王太子妃様だけだそうですよ」


「婚約者10人破棄って多いわね」


「原因は良く解らないようです」


覚悟を決めて夜這いの話をしていた。

「今日私は、夜這いに行くわ」


アンは目を見開き。

「淑女が、はしたないですよ」


「だって、このまま3年何も無かったら白い結婚よ、お父様が知ったら怒り狂うわよ戦争になるかもね良いのかしら?」


アンは少し考えて・・・・・・。

「では、就寝時間を調べてみます」


解ってくれたようで良かったは。

「よろしく頼むはね」


これで白い結婚は阻止できるは、早く赤ちゃん産んで幸せになるわ!






アンが調べた就寝時間は、23時で寝酒を頂いてホロ酔い加減で、ベッドに入り寝てるそうです。



22時頃お酒を持って決行です!



アンはシルビア王太子妃のお顔を見ながら。

小声で「シルビア王太子妃は美人なので悪巧みの顔は怖いですね」



「それって褒めてないよね?」



不味い!

「シルビア王太子妃、褒めたのですよ」



「そう、なら良いは」





22時に私はアルバート王太子の部屋に行きドアをノックしてみた。



コンコン



「誰だこんな時間に?」



「シルビアです」

王太子様です寝間着姿で色っぽいです。



シルビアの寝間着姿幼く見えて可愛いな。

「シルビア何してるんだ?」



シルビアは満面の笑みを王太子に見せています。

「お酒です、夜這いに来ました」

言いながら王太子様にお酒を渡した。



この女、頭大丈夫か?

「は?夜這いって、あの夜這いか?」



「他にありまして?初夜お待ちしてましたが、来られませんでしたね」



「そ、それは色々あって」



私は勝手に部屋に入り王太子様を指差さして。

「王太子様は、私と結婚しましたよね?」



「確かに結婚した。初夜に行かず悪かった」



「なら責任取っ手、子作りしましょう」



この女、隣国の王女だが面白いこんなに堂々と夜這いされたのは初めてだ。



(こそこそ夜這いは何度もあったが皆、牢屋行きにした。王女、公爵令嬢は修道院に送った)



彼は、少しづつ私に近づき抱上げベッドに寝かせ口唇を重ねてきた。



私は初めてのことで震えていると。



「本当に面白いし、可愛いなキスも初めてか?」



王太子様が仰って私は悪いきはしません、嬉しいかもです。

「はい、キスも初めてです」

真っ赤になっていた。





コンコン



執事ジョンが窓のカーテンを開けながら聞いた。

「おはようございます、朝食はどうされますか?」



「シルビアはもう少し寝かせたい、2人分用意してくれここで食べる」


やっと初夜をなさったのですね。

「はい」





おはようございます、シルビア王太子妃です朝まで寝かせてくれませんでした、これは普通なのですか?眠いです体中痛いです王太子様は何故あんなに元気なの体力が馬なみですか?






「王太子妃に元婚約者いたか調べてくれ」



執事ジョンは王太子のお茶を淹れながら。

「珍しい今まで女性に感心を持ったのは初めてですよね?王太子妃の素行が気になりますか?」



「彼女は処女だった」



あんな美人が処女で嬉しいのと不思議に思ったのでしょうか?

「おめでとうございます」



書類に目を通しながらサインしている。

「ありがとう、もしかしたら俺にとって初恋かもしれない、彼女のことは全て知りたい」



「独占欲全快ですね」

無関心よりは良いかもしれないが。





2日で全て調べあげて報告した。



「王太子妃様のことを調べましたが、男で幼馴染みが1人おりますが結婚してます」



王太子はホットしていた。

「そうか、良かった」



「只最近夫婦中が悪いようです」



「原因は何だ?」



「王太子妃の結婚です、どうもシルビア王女が御成婚と聞いた日から奥様に触れないようです」



「そうか、男の方はシルビアに恋愛感情が芽生えたのか?シルビアは何しておるのだ?」



「王太子妃様は、体力つけるため走ってますよ」



「何故体力なんだ?」



執事ジョンはニヤニヤしながら。

「それは侍女からの情報ですが閨を共にするにはシルビア王太子妃は体力が無いと気づいたそうです」



ブハァ 飲んでいたお茶を吹いていた。



ジョンは王太子にハンカチーフを渡した。





コンコン



夜です、シルビアはドアの前へ裸足で待っていた。

「どうぞ、お入りください」



ガチャ



「いらっしゃいませ今日は来てくれたんですね、嬉しいです」



アルバートに飛び付き唇を重ねそのままベッドに2人は約束した、子供は男女2人づつと、いつまでも仲良くと。


















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