情熱の彼方に。
時は相応にして
麗らかな陽気が全身を満たしてゆく
少し延びた前髪
掻き上げてみたら
夏にもまだなっていないのに
無情に押し寄せてきた
音は一切耳にも届かない筈なのに
気づいたら過ぎ去ってしまう
暑さだけが溢れそうで
伝えたいのに待つしかない
全部投げ捨ててでも
叫べば良いし 会いたいから会いに行きたい
太陽に当てられたのかもしれないかな
素直に好きって言ってはイケないこと?
いつだって温もりを求めても良いんじゃあない?
誰にだって打ち明けて良いじゃない
踞る世界
そんなんじゃあ
いつまでたってもひとりぼっちだよ
誰にも言いたくない気持ち
私にとってはあなただけがすべて
大好きです
報われなくても良い
愛しています
いつまでも
幸せになってください
獣にでもなれば良いのになぁ
でも
人間なのだから
悩むしか無いのが人生
何処まで行っても
足掻くだけ