4話
結局、ジークフリートが帰ってきたこともありお茶会はお開きとなった。ルルは空港の方を確認するとそこには先ほどまで確認することが出来なかった白く細長い可変翼機らしき機体が駐機していた。
「父上あの機体は?」
「あの機体か最近実験が完了して運用段階に入った音速きだな」
「今までの機体とは違うのですか?」
「王都近郊の空港まで今までの機体だと1時間40分ぐらいだったが今回は、50分だったな」
「速いですね」
「速いがこの機体は使いにくいな」
「どうしてですか」
「速すぎるんだ」
「速すぎる?」
「速いと今まで飛んでいた高度が飛べなくなった」
「それは、大変ですね」
「そうなんだ。この機体はあれだなリュウガ家に行くときかセキラ家に行くときぐらいだな」
「そうなのですね。そうなると爆撃機にするぐらいですか?」
「そうだな多少の改造が必要になるがやってみる価値はありそうだな」
「そうですね。出来たら戦闘機での護衛がしやすくなりますね」
「良い案だ。やるように指示を出そう。」
後からルルは、余計なことを言ってしまったと思ったが数年後にRB1(アールビーワン)という名前が与えられ実戦配備が行われ後に音速爆撃機の原型になったがこれはまた別の話である。
「ルルー、お父様何をお話しているのですかー」
屋敷の出入り口からクリームヒルトが聞いていたそれにジークフリートがなんでもないと返し二人で歩き出した。
「そう言えばルル初等学校の制服が出来たそうだ」
「わかりました」
「部屋に届けるよう伝えといた」
「お手数をおかけしました」
「よい。それよりもう少し子供らしくしろ」
「努力します」
その返答を聞いた、ジークフリートはため息を付くのであった。