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捏造の王国

捏造の王国 その96 資金集めパーティでボッタクリ、国民の税金かすめ取りまくりたいキジダダ政権、税返せ婆に取りつかれました!!

作者: 天城冴

トンデモナイ政治資金集めやりまくり、官房機密費という税金にすら手をつけていたジコウ党、そしてそのトップ、キジダダ総理。あまりのボッタクリのやり方についに地獄からの鉄槌が…

 無宗教といいつつ、どこぞの西の国の教祖様の生誕祝いにかこつけて、年末商戦に余念のないニホン国。が、しかし値上がりする一方のガソリン代他、生活必需品などに、円安の大打撃。旅行だの、なんたらディナーだのなどは前売り安売り、ポイント、クーポンなどを血眼になって探してようやく予約し、100円ショップなどの安売り店で、生活必需品から趣味関係まで賄う始末。それでも防衛費倍増に、失敗大確実の国際博覧会に金をつぎ込むという愚行を犯し続けるニホン国政府に対し、支持率は低下の一方。

 それを本気で嘆いているのか、世襲世間知らず坊ちゃんがすぎるのか、ロクデモナイ政策連発のキジダダ総理。だが、しかし

「な、なにーあのパーティー券の件をつ、ついに検察が手をいれるだとおおお、ま、まさか」

とようやく危機感を感じ始めたキジダダ総理。

「しゅ、収益率が98%、っておかしすぎるでしょう、会場のレンタル費用や料理や酒の料金とか、コンパニオンとかもいるのに、どういう計算。そ、それに本来そういうのってみとめられてないよねえ、グレーだよね実質献金って言いませんかーって。だってアベノさんだってやってたしい」

と、元総理アベノ氏を引きあいに出すキジダダ総理。マーアベノ

「だいたい、あのアベノさんからおかしくなっていて、あそこが一番不正というk者収支報告書がおかしいじゃないか。それに政治家でもない、アノアキエコ夫人が資金を受け継いだって、アレは国民の税金とか、本来国に返すべき金出し」

そう思うなら、あんなの国葬にせず、全額返すことを要求すべきでしょう国葬の後だって、それは可能ですよねえ、アナタ本当に総理なんですかあ、ただのお飾りではという無意識のほんの少し残った良心の声も無視したいキジダダ総理。

「そ、そうだ、アベノ派が捕まればいいんで、そう、ご、誤魔化せる。多分。だいたい国際大運動会誘致に賄賂送りまくってその原資は官房機密費です、いわばジコウ党の裏金というか、国民に黙って好き勝手使える税金ですということを白状したバセだかバカだかだって、なんとか誤魔化したんだし」

それは、ニホン国マスコミが同じ穴のムジナで、追及が鈍っているだけです、国民の怒りの声で徐々に追い詰められている現状から目をそらしまくるキジダダ総理。

「そ、そういろいろと海外で成果を残したんだし、す、少しは支持率…、ああ、さらにさがったあああ」

あの、海外で数十億円バラまくわりに、増税政策、しまいには値上がり生活苦に慣れろって、豪勢な食事で生活習慣病いや贅沢病間違いなしのハギュウダンとかがのたまっている時点で、支持率爆下げはわかるでしょう、少しは国民に還元しろ、増税大好き眼鏡という声からにげるキジダダ総理。

「はあ、外交もだめ、おまけにトンデモ差別で歴史も知らない無知無恥発言連発のミズタ・ミャクミャクの処理もできないし。なんで、こんなにどうにもできないんだ、私は総理大臣なのに」

“そりゃ、お金のためになったからでしょ”

と、珍しくキジダダ総理の前にはっきり姿を見せたのは地獄の書記官。故アベノ総理のころから、ニホン国の予定外の死者、地獄行きの亡者の増大に手を焼く閻魔大王らから現世でこれ以上罪を重ねさせないために助言、苦言、暴言を総理らに行っているが、馬耳東風の彼らに匙を投げ気味。しかし、今回はきっちりとした姿勢でしかも、連れがいた。

“金をかえせ、銭ゲバ総理”

「な、なんだーこ、この婆さんは、う、噂に聞く、だ、奪衣婆か。いや、それにしてはちょっと小さい」

“あ、最近誕生したもので。いや、ニホン国のジコウ党の金満というか国民の税金をかすめ取り、財界の人間からお金もらいまくりのお金大好き世相から生まれた妖怪さんでして。いや、あのメイジの党のマフィアも呆れるアホというか見え見えの中抜きで、こんなに早く大きくなったというか”

“金大好き総理。自分の金を増やすために総理になったんだろー、ジコウ党の奴らは前から凄かったけど、お前らのお陰で一気に婆にまでなっちまったんだよおお。税金を返せよおお”

「ひいい、な、なんだ、こいつは」

“ですので、ジコウ党の特にアベノさんからキジダダさんまでの税金かすめ取り、ボッタクリ政治、メイジの党他の税金分どり中抜きのやり方に対しての恨みつらみ他がたまって生れ落ち成長しすぎた、新妖怪・税金返せ婆です。いや、この21世紀に妖怪が生まれるなんて、ホント珍しいんですけどね。民主主義が地に落ちまくり、名ばかりの法治国家であるニホン国ではありえるというか。何しろ識字率100%近いのに、きちんと教科書すら読めてないんですから。字を読み上げるだけで意味理解してないんですかねえ”

と呆れ気味にいう地獄の書記官。その間にも

“金よこせ、かすめ取った税金かえせ、数代続きの税金泥棒、とっとと返しやがれ”

と税返せ婆はどこからか金ぴかの杖を取り出して振り回した。

「わああ、な、なんだ、コイツ」

“ですから、アナタ方が国民からちょろまかしたというか、強奪したというか、かすめ取った税金を取り返そうとしてるんですよ”

「い、いや、議員報酬も政党助成金も文書交通費もその、正当な」

“は?それ献金ウケない、パーティとかやらない前提したし。だいたい世襲議員に地盤と金が引き継がれるっておかしいですよねえ。法律を自分に都合のいいように変えたって、やってること自体、卑怯というか、ずるいというか、不正ぎりぎりというか。さらにメイジの党なんて、法を破りながら、なら法律を変えろーとか無茶言ってますし”

“だから税金を返せえ、誤魔化しの官房機密費とか、いろいろいい思いしたんだろお、まだあのバカ息子とかにやるつもりだろおお。国を壊す馬鹿どもを懲らしめるんだあ”

といいつつ杖を振り回す税返せ婆。

「あ、危ないじゃないかあ、当たったらどうなるんだあ」

“税金全部返却です。議員報酬はもちろん、議員会館とかの部屋代、宿舎代、文書交通費、政党助成金、そのほか総理になって使った金全部。もちろん、理美容代も。あ、アナタが受け取った分だけじゃなくて、地盤引き継いだ時のもろもろも金銭換算、世襲だからアナタの義務教育以降の教育費、生活費もですねえ、お父さんの財産含めて”

地獄の書記官の言葉に、急いでこれまでの報酬他を暗算しようとした総理。しかし、考えるまでもなく、相当な金額。

「そ、そんな一気に返せるわけないだろ!…も、もし返せなかったら」

“あー何が何でもとりたてるぞー”

「ま、まさか臓器売買とか、そ、それは違法」

“はあ、さすが違法、脱法、法律無視しまくりのジコウ党の長ですねえ、考えることがえげつないというか、品性下劣というか。そんなことはしません、ただ、ずーっと返すために働いていただきます、子々孫々まで”

“そうだー労働だーフクイチでも、どこでも仕事はあるぞー”

「え、それって原発処理作業とか、そ、そんな死んじゃう」

“大丈夫です、税返せ婆さんの杖で殴られたら、税金を返しきるまで死にません。皮膚が爛れ、呼吸困難で息も絶え絶えになろうとも、何か月、いや何年かしたら完全回復。老いるのも60代ぐらいで止まります、便利でしょう。1円まできっちり国民に還元するまで返すという”

“返せないなんて犯罪なんだろ、婆の杖で死んでも働けええ”

「ひい、それは病気になっても、怪我しても、なんでも治るのか。し、死なないし、でも一生労働」

“当たり前だろー、泥棒に情けなんてかけるかあー、お前の子供、家族も同罪だああ。結婚、幸せな家庭?馬鹿をいうなああー、それを国民から奪っておいて何を言うー。オオイズミの赤子なんぞ、7つになったら、即労働だああ”

「そ、それは児童労働違反―」

“愚か者おお、法律破り常習犯一族にそんな人権があるかあー。だいたいヤングケアラー、児童虐待放置どころか推奨するようなジコウ党の連中がそれを言うかああ”

とさらにブンブン津を振り回す税返せ婆。

“まあ、乳幼児はどうかと思うんですけどねえ。両親がアレですから、すでに生まれる前から、税金を使っているとも言えますし。ご両親が彼の分まで罪を受けるというならなんとかなりそうですが、そんなことやるような人たちかどうか”

とため息をつく地獄の書記官。

“そうだあ、地獄に行く前に罪をつぐなえ、この盗人、詐欺師、業突く張り、とっとと税金を返せ”

小さいながら鬼気迫る勢いでキジダダ総理に近づく税返せ婆。

「わー、来るなあ」

後ずさりするキジダダ総理。

“私もこんな乱暴なやり方はどうかとも思ったんですけど。考えてみれば、地獄に行ってから、アナタ方が罪を償おうとニホン国国民が救われるわけでもなし。今までの地獄の常識が覆りそうですが、もう新世紀ですし、ここはひとつ、生きているうちに何が何でも罪を減らして、地獄に来ていただいた方が、私どもの仕事も減りますし。なにせあなた方のせいで仕事が数十倍に増えてさばききれませんからねえ”

“そうだー、地獄の住民、現世の住民のため、おとなしく殴られろおお”

ブン

とキジダダ総理の右横すぐに杖が振り下ろされた。

「ひょええええ」

奇声を上げつつ逃げる総理。

「こ、これは夢だあああ、きっと朝になったら」

“夢かも知れんが、現実まで追いかけるぞおお。毎晩毎晩振り回してやるぞおお、お前の息子も、家族もお仲間もおお”

すさまじい形相の税返せ婆に、夢であっても、冷めても安心できなーいどうすりゃいいのにげまくるキジダダ総理であった。


どこぞの国には、法律破りまくり政権与党が存在するらしいですが、ついに引きずり下ろされそうですが、きっちり裁かれると良いですねえ、国民もようやくちゃんと生きていけるようになりますから。

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