表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず見聞録  作者: 真澄
12/22

桜咲く

 今年の1月2月は例年よりも寒い日があったかと思えば、いきなり何カ月も先の気温になったりで季節感バグりまくりです。いや、お歳とりに雨とかおかしいでしょ。普通は年末寒波とか来て大雪とかで一面真っ白な元旦を迎えられるのに。

 それでも時々来る寒波と、湿った空気のおかげで大雪が降り、長野県内のスキー場は何とか営業できたようです。他県では雪が少なくて、営業を断念したところもあったようです。

 そんな様子が一変したのは、3月の初旬。子供が夢の国に行きたいと言い出して、それなら春物のジャンバー用意しなくっちゃねぇなんて思っていたら、急な寒の戻り。子供は買ったばかりの春物のジャンバーを着ていきたいと言っていましたが。いやいやいや、お正月のころの気温で1日外にいるんだから無理だって。おまけに雨だし。3月だというのに、真冬並みのダウンを着せていきました。寒い日が何日か続いたと思えば、馬鹿みたいに気温の高い日があったり。2月と3月の気温がひっくり返ったよう。三寒四温というよりは、五感二温くらいの感覚が3週間ほど続いていたような感覚です。

 当初発表された東京の桜の開花日は20日頃だったような。そこから寒い日が続き伸びに伸び、開花宣言が出たのは10日後だったとか。ここ10年で一番遅い開花だそうです。

 どこかの情報番組で、もしかしたら将来桜前線が崩壊するかも、なんて話している人がいました。桜が咲くのには、一定の期間寒さを経験してから暖かくなると花弁が開くとか。この先従来のように、寒い時期は寒くそれから少しづつ気温が上昇するか環境が変わってしまった場合、桜の開会時期も一定にならないかもと。言われてみれば昨年の暖かい秋の時には、季節を間違えて咲いた桜が話題になっていました。

 日本の風物詩も変わってしまうのかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ