表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創造神のリサイクル事業  作者: 水瀬 悠希
創造神はデキる神?
2/35

神は天地創造を決意された

 創造神の爺は、どうしても崇めてほしいらしい。

 しかしですよ。

 いきなり現れて、ワシはこの世で唯一の神じゃ、って言われてもねぇ。


「ワシという創造神を前にして、敬意を払う意志とか信仰心とかが全く感じられないのじゃが」


 当然じゃないですか

 この空間には、机と椅子しか無いんですよ。

 そこに、いきなり顕れて『われを崇めよ~』と言われても、ねぇ。

 どうすりゃいいんですか。


「では、ワシを崇めたくなるような事でもしてやろうかの」


 何をするおつもりで?


「天地創造じゃ。

 まあ、見ておるがよい

 これは原初にして唯一紳たるこのワシ、創造神だから出来る奇跡なのじゃ」


 創造神は、コンピューターを操作しはじめた。

 さすがにキーボードを打つ手が早い。

 マウス無しとは、流石だねぇ。


「ふはははは。もっと崇めるのじゃ」


 で、何を始めたんだろう。

 とりあえず画面を覗き込んでみるか。


 ぶほっ!


┏━━━━━━━━━━

┃Disk Version

┃How many files(0-15)? 15

┃User identifier? 666

┃SAL-BASIC Version

┃Copyright(c) ..........

┃..........Bytes free

┃OK

┃files

┃………………………

┃………………………

┃…………………

┃_



 おおおおお? まさかのBASIC。

 それもハードディスクバージョンかよっ。

 思いっきりマニアックな言語だな、おい。

 いまどき知ってる人なんかいねーって。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ