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第10話__湖で死神とベストショットなんてぶっちゃけしたくない


急いで書いたのでボツにしようかと思って保存しておいたのですが載せます。


ちなみにタロットで死神のカードは終わりと始まりを表します。

なにか始まりそうな気配です。

新年ですし!


今年もよろしくお願いします!

「あたし、歌うー!やべえ!デイケア行ってねえ!」

マイマイク片手に持っていきなり立ちあがりケラケラと高笑いする万織さん。(カプリコのバニラ味をマイクにする、の図)


「なんだと!?ふざけるな!ちゃんとしなさい……ていうか…………タンペランスを見習えってどういうことなんだ……ふっ。へー、はーん。だめだ……笑いしか出てこねぇ」

不機嫌にほくそ笑むシャリオ。


「シャリオ……僕は僕という者を打ち倒します」

らしからぬことを突然言ってさらにキャラの認識を困惑させるタンペランス氏。


「狭い!その範囲は狭すぎるぞタンペランス!自分だけじゃなくて私を倒せ!さあおいで!こころざし高く!」

こころざしをこれいじょう高くされても困る。


「おまいら~。お酒くさい~。にゃもは、お茶飲む~。」

なんかしゃべってる猫。




宴会やってる。

私、ラヴィはなぜまおりの(変換がめんどい)かわりに実況中継しなければならぬのか。


それはさかのぼること約一ヶ月前。ラヴィさんが湖へ行った、というおはなしだよ。







母親の化粧ボックスにまおり達は入った!

入ったはいいが戻ってこない。


それを心配した私、ラヴィは直接天界へ行ってみた。












「お前らなにやってるんだー!!」

私は、化粧ボックスから来るはずの場所へ(湖のほとり)駆けて行き湖へ広がる扉をバーンと開けて叫んだ。


ママさんの化粧ボックスから繋がる天の湖がここには広がっている。



場の空気がなにやらおかしい。おかしいぞ。

私、ラヴィは“空気は読みすぎず”__“空気は作るもの”というポリシーがある。


空気____感知します。……そう、私は心のなかで宣言した。


手のひらをとら達にかざし、目をとじるラヴィリニィ____今まさに私は私のこのカッコイー姿を想像する。

「きたきたきたきた…………空気来てるよ!」




しかし。この私には気づかない、とらとまおりとシャリオとタンペランスとどこかの骨のかた。



「おーい!とらー!この、緊張感と張りつめるよつな冷たい空気はなんなのー??」


大きな声で叫んだ私。ようやくラヴィの存在に気づいたとら達。

とらが泣きながら弁解する。

「タンペランスがシャリオに人工呼吸したらまおりが吹いてにゃもが驚いたあまり間違えて死神呼んじゃってシャリオが死神に連れてかれたらタンペランスが怒ってヘタレ起こしたらまおりが『おいしいところを邪魔してんじゃねーーー!!』と死神にケンカ売ったら死神がついてきた!」



「なにそれー!面白そうだねー!ラヴィも仲間入れてー!」


骨のかたは死神かぁ。

なんで死神さん出てきたのかな。ここ神聖な天界の湖だぞ。

嗚呼、深く考えたら駄目だとまおりの心の声が上から聞こえた。

え……?『深く考えるな。にゃもの心、人肌のぬくもり的な意味で』?

あれ?これどっちのまおりさん?


死神さんが正座をして、ラヴィをじーっと見てきた。

「BLを(けが)したらまおりさんに怒られます」

ひょ……、表情申し訳ないけど読めないよ。


「BLじゃねぇ……」

こちらは怒るシャリオ。

怒るシャリオは顔にムカつきマークたくさん出てる。


「この猫、しゃべるんですね」

感動している死神さん(ガイコツ)は、とらを抱えて毛をモフモフして撫でていた。


「手が硬い。にゃも、せんべいに撫でられてるみたい。」

「骨だぞせんべいに例えるな。どこがせんべいだ……。俺は天使だ!死神なんかに襲われてどうすんだよバーーーカ!」


「違う!襲ったのはタンペランスさんだよ!?」

シャリオの言葉に驚いたまおりが言った。


「襲ってません!」

タンペランスが冷や汗をひたいに流しながら両手を上げて降参のポーズをした。「マウスツーマウスしただけなのに!」


「襲ってません!」

死神さんも降参のポーズをして反射的にバッ!と立ちあがる。


「ラヴィねー、心配して損したー。ヤングミート買いにいこー。」


「にゃも、ヤングミート食べる!さあゆこう共に」


「死神はビジュアル的に美味しくないからついてこられたら困るんですけど」


「…………まぁそうだな。死神連れて歩けねえよ俺」


「僕についてください。道、インフォメーションまで案内しますよ。」


「いいんだよタンペランス、死神ここに置いてく。」


「うるうるしてる。せんべいさんうるうるしてる。」


「うるうる。うるうる。」


ガイコツの顔から水が出てきたよ!

『深く考えちゃだめだ!』また上からまおりの心の声が……!


「うん!わかってるよ、にゃもの心人肌の以下略的な意味でね!!とらー、なんで間違えて死神さん呼んじゃったの。」


「わからないぞ。にゃものせいじゃないぞ。」


じゃあ……、と、死神が右手を挙げる。

ヽ(  ̄ー ̄){ジャア……)



「記念撮影したら魔界にもどります」


「いいよいいよー!はい、バチカン★」


パシャッ


「えっ?すいません、いきなり撮られたので片目つぶっちゃいました」

「キサマに片目とかあるのか!」


※死神さんはガイコツです。



「いい加減空気を読んでくれ……」

シャリオが静かにキレていると、タンペランスが叫んだ。

「サリエルー(←天使)!サリエルー(←天使)!死神がここにいます!」













みんな、「え?」という感じの表情をした、微妙な記念写真をにぎり死神は還って行った。


「よくやった。タンペランス。自己中なシャリオとは違い、機転が働くな。昇進、おめでとう。」











うん。

そうだよ。

だから、宴会でタンペランスがシャリオを負かした宴を開いてるんだ。




お酒は二十歳(はたち)になってから飲めよな!(^o^)/

(いきなりどうした)






つづく。

リアルママさんにスマホを没収されてました。

更新遅れました←私の責任

音ゲーにハマってます。


お薬の副作用が無くなったので、食物(しょくもつ)食してお腹壊してる日常です。



つづきます。


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