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キャラクターメイキング

 神様から特典の話しを聞き終えた俺は、とりあえずキャラクターメイキングをする事に。


(よし! それじゃ早速、決めるとするか)



 名前:未入力 性別:未入力 未入力歳

 職業:未入力 サブ職業:未入力

 HP:0

 MP:0


 物攻:0

 物防:0

 魔攻:0

 魔防:0

 敏捷:0


 <固有スキル>



 <スキル>



 <加護>

 最高神の加護


 ふむ。

 まずは、名前か。

 どうしよう……

 特に思い浮かばないし、生前やっていた、オンラインゲームのキャラクターネームにでもするか。


 『アラン』


 よし。これでオッケーだろ。


 次、性別は男っと。


 職業は何があるんだろう?と思い画面をタッチすると職業 一覧が表示された。


 『戦士』

 初期スキル:剣術 身体強化(小)

 『拳士』

 初期スキル:格闘術 体術

 『魔法使い』

 初期スキル:火魔法 魔力操作

『僧侶』

 初期スキル:回復魔法 魔力操作

 『商人』

 初期スキル:アイテム鑑定 交渉術

 『薬師』

 初期スキル:薬学知識〔初〕 調合

 『魔物使い』

 初期スキル:調教 敏捷増加〔小〕

 『狩人』

 初期スキル:弓術 狙撃

 『盗賊』

 初期スキル:短剣術 罠解除

 『村人』

 初期スキル:なし


(ふむ……なかなか分かりやすいな)


 試しに、戦士にしてステータスを見てみた。



 名前:アラン 性別:男 未入力歳

 職業:戦士Lv1 ※サブ職業:未入力※

 HP:30/30

 MP:2/2


 物攻:14

 物防:13

 魔攻:3

 魔防:8

 敏捷:7


 <固有スキル>



 <スキル>

 剣術1


 <パッシブ>

 身体強化(小)


 <加護>

 最高神の加護




 他の職業も一応試して見たけど、実は俺には、既に心を決めている職業がある。

 それは勿論、【薬師】だ。


 理由?

 そりゃ、なんか変な病気なったら怖いだろ?

 健康第一っと。

 因みにステータスはこんな感じだ。


 名前:アラン 性別:男 未入力歳

 職業:薬師Lv1 ※サブ職業:未入力※

 HP:20/20

 MP:11/11


 物攻:6

 物防:5

 魔攻:7

 魔防:6

 敏捷:9


 <固有スキル>



 <スキル>

 薬学知識〔初〕 調合1


 <加護>

 最高神の加護



 そして次は、サブ職業か。これは僧侶一択だな。


 理由?

 怪我したら痛いだろう?


 因みにサブ職業の※は、常に上位隠蔽されているみたいだ。

 そして、メインの職業で選んだ時の半分のステータス補正が追加され、その職業のスキルも覚えるみたいだ。


 サブ職業を選んだら、ステータスはこんな感じになった。



 名前:アラン 性別:男 未入力歳

 職業:薬師Lv1 ※サブ職業:僧侶Lv1※

 HP:20+8=28/28

 MP:11+13=24/24


 物攻:6+2=8

 物防:5+3=8

 魔攻:7+6=13

 魔防:6+7=13

 敏捷:9+4=13


 <固有スキル>



 <スキル>

 薬学知識〔初〕 調合1 魔力操作1


 <魔法>

 回復魔法1


 <装備>


 <加護>

 最高神の加護



 そして最後に、この未入力歳と書かれたとこを押すと〇から二十歳まで選択出来た。


「神様、これ年齢選べるみたいなんですけど転生じゃない んですか?」


「〇歳を選べば誰かの子とし転生するが、デメリットとしては幼い内に盗賊に襲われて死んだり、どこに生まれるか分からぬから、貧乏な家などで生まれれば餓死する恐れもあるのじゃ」


 なるほど。


「なら、一歳から二十歳を選べば身体はどうするんですか?」


「それは生前のお主の身体を元に、新たに作るから心配せんでもええ。生前のお主の見た目は、若い頃の儂そっくりな美少年じゃったから、将来安泰じゃのぅ」


 ホッホッホと言いながら顎髭を撫でる神様。


 ──俺の将来こんなのは嫌だなと思いながらも、生前通りの身体を作って貰う事にした。


 「なら、生前と同じ十五歳にしよう。あまり子供過ぎて舐められるのも嫌だしな」


 未入力歳を十五歳に設定した。


「神様、出来ました」


「ふむっ、どれどれ? ──なるほどの。これなら当分死ぬことはないじゃろう」


 まぁ、俺には異世界に行ったら目的がある。

 その目的の為に、この職業を選んだようなもんだしな。


「固有スキルの能力は決まったかの? 流石に、不老不死とか、世界を崩壊させれる程の力を与えるのは無理じゃぞ?」


 いや、流石にそんな物騒な能力は要らないかな……

 それに実はもう、決めてるある。


「なら、薬草や薬を創り出せる創造魔法下さい。後それに伴う知識も」


「お主……正気か? また、奇妙な固有スキルを思いついたもんじゃて……それくらいの能力なら大丈夫じゃが、それに伴うMPは消費するし、スキルの調合レベル以上の物は作れないように制限は掛かるからの?」


 まぁ、流石にそうなるか。


「なら、これで設定は完了じゃな。何か変更する事はないかの?」


 名前:アラン 性別:男 15歳 

 職業:薬師Lv1 ※サブ職業:僧侶Lv1※

 HP:28/28

 MP:24/24


 物攻:8

 物防:8

 魔攻:13

 魔防:13

 敏捷:13


 <固有スキル>

 薬学創造魔法


 <スキル>

 薬学知識〔極〕 調合1 魔力操作1


 <魔法>

 回復魔法1


 <装備>


 <加護>

 最高神の加護



 薬学知識〔初〕だったが、固有スキルに伴う知識を貰ったお陰で一気に〔極〕になったみたいだ。


 これで、完璧だな。


「はい、これで大丈夫です。二度目の人生を歩ませてくれて、ありがとうございます」


 俺は心の底から、ありがとうと感謝を述べた。


「別に気にせんでええ。儂も久々にこんなに会話が出来て 楽しかったわい。──では、そろそろバームウェルムに 送ろうと思うが準備はいいかの?」


俺はそのまま、『はいっ』と答え、徐々に意識が薄れていくのが分かる。


「第二の人生は、お主の思うがまま行動し、好きな様に生きたらええ。後悔せんようにの』


 ──また会う日まで、さらばじゃアラン。


 その言葉を最後に、俺の意識は完全に落ちていった。

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