いつもの日常(アリサ)
新しく直した物です。
アリサがツンデレっぼくなったぁ
「うーーーん」
気分よく起きられた。
きっと今日はいい日だ。
そんなことを考えながら、布団の外に這い出る。
布団か這い出る所をショウが見ると、ちょっと嫌な顔をしながら「女らしくしろよ」と言うのだ。
まあ、言われた瞬間腹が立ったから、顔中ひっかいてやったが。
ゆっくり着替えて時計を見ると時計が止まっていた。
「えっ…嘘……」
急いで廊下に出ると、ショウにあった。
「おはよう」
「おはよう、アリサ」
ショウは苦笑しアリサに向けて言った。
「お前、遅いぞ。
早く用意しないと遅刻するぞ」
「そんなことをわかってるっ!!」
本当に時間がヤバい。
私は、走ってリビングに行くとユウキと、マリーがいた。
お父さんは、魔王と戦った勇者らしい。
お母さんは、勇者の仲間だったそうだ。
「おはよう、お母さんとお父さん」
「おはよう、アリサ」
今日の朝ごはんは、パンと牛乳、そしてスクランブルエッグだ。
「お母さん、凄い美味しいよ」
「ありがとう」
「早くしろよ。
ジョウンさんに怒られてしまうだろ!!」
そうだった。
こんな事をしている時間は無いんだった。
後ろから視線を感じて振り返ると、ショウが早くしろって目で睨んできた。
食事の時間は私の至福の時間なのにな…。
そんなことを思いつつも、凄い速さで食べ終えると、すぐにポセイさんの家に走った。
ポセイさんの家についたときに、走力強化という魔法を使っていたために、ドアを蹴り破ってしまった。
ちなみに、この走力強化は体が赤く光ながら通常の三倍の速度で走れる。
ショウは、なにも使わずにこの速度が出る。
いつも思うけど足速いな、こいつ。
パッと時計を見ると時間ギリギリ。
「ギリギリセーフ」
「いや、アウトじゃね。
師匠怒ってるし」
「本当だ!!
それもこれも全部あんたのせいだからね!!」
「理不尽だ」
「お前らなぁ
すぐに謝らんかい!!」
ポセイさんに怒られた……
これもやっぱり、ショウのせいだ。
「アリサ、お前は今からドアを直してもらう」
「え~」
ショウのせいだから、ショウもやるべきだと思う。
「やれよ」
「あんたも一緒に…」
「俺が壊した訳じゃない」
「むー。
わかったわよ、直すわよ」
ここには、私は遊びに来てるのに何でこんなことしなきゃいけないんだ。
もしやるにしても、ショウも一緒にやるべきだ。
ドアを直すことは、凄い時間がかかってしまった。
トンカチで指を叩いてしまった時は、凄い痛かった。
失敗するたびに、私は何でこの場にショウが居ないのよって腹をたてていた。
ドアを直すことが終わった頃には外は夕日で赤く染まっていた。
まっていたショウの前を家に向けて歩いていった。
「おい、ドアを直すの手伝わなかっただけでそんなにきれるなよ」
ショウが話しかけてくる。
「ふんっだ」
もちろん私は、返事なんかしない。
今日の私は、いつもと違うのだ。
「わかったよ。
じゃあ、明日ビーフシチュー作ってやるからいいだろ」
そんなことを言われると、つい返事をしてしまう。
食べ物の話題は反則だ。
「本当?」
ショウのビーフシチューは絶品だから特に仕方ないだ。
「作ってやるから機嫌治せよ」
「しょうがないわね
必ず作りなさいよ」
「わかったよ」
つい満面の笑みを浮かべてしまう。
そんな顔でョウを見ていると、ショウが悪い事を考えている顔になった。
「明日は、おじさん達いないからお前の出来ない料理をやってやるよ」
ものすごい悔しい。
「ぐっ…悪かったわね料理ができなくて!!」
そう言いきると、
「まあ、完璧じゃ取っつきにくいからな。
そのくらいなら、許す」
と笑いながら言われた。
ここからけんかという名のじゃれあいをしながらかえった
その日の夜は、ショウは早く寝てしまった。
「ちょっと話したいことあったのにな」
お父さんはそんな事を言っていた。
その日の夜は、雷が落ちた。
私は雷が嫌いだ。
威圧するようになる大きな音も、
空を縦に切り裂く稲妻も、
嫌いだ。
こんな夜にはあいつの部屋に行くんだ。
「はっ入っても、いい?」
雷への恐怖で声が裏返った。
「いいぞ」
ドアを開けると、ショウが少し笑ってベッドに座っていた。
「その顔腹立つ」
「未だに雷が怖いっていつ考えても面白い」
ショウは、だからと言って追い払わずにそのままベッドに寝てしまう。
私は、その後ろにしがみついて寝る。
ショウは、いつもどおりすぐに寝てしまう。
なんか本当にムカつくな…
そう思いつつも私も寝てしまう。
誤字脱字あれば、言ってください。
お願いします。