表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/65

第1巻 第2章 第3話「執筆ペースが落ちるが、アイデア浮上」

蒼月トウカはデスクに向かい、原稿用紙を前にペンを握った。

だが、今日はどうも筆が進まない。

「うーん、どう書けばいいんやろ…」

深いため息をつくトウカに、桐生さくらがそっと声をかける。


「ウチ、ちょっと手伝おか?」

「ありがとう、さくら…でも、自分で考えたいんや」

トウカは微笑みながら答えるが、手元の原稿は真っ白に近い状態だった。


午前中は試行錯誤の連続だった。どのシーンも、どうしても似たり寄ったりに感じられ、集中力も散漫になっていく。

「こういう時こそ、周りの意見も取り入れるんや」

伏見美琴の声が頭に響く。彼女は冷静な眼差しで、ノートを広げながらアドバイスをくれた。


昼休み、男の娘の朝比奈が現れる。

「ウチ、面白いアイデア思いついたで!」

「ほんまか、聞かせて」

トウカの目が少し輝きを取り戻す。


朝比奈はにやりと笑い、男女どちらの口調も使い分けながらアイデアを披露した。

「主人公が思わぬ失敗をして、それをヒロインたちが助ける…でも最後はギャグで締めるんや」

「なるほど…これは使える!」

トウカはペンを持ち直し、アイデアを書き留めた。


午後になると、男性陣も意見交換に加わり、日常の小ネタやギャグを提案する。

「俺はここでツッコミ入れたいな」「ウチはこういうリアクションがええと思う」

ヒロインたちは微笑みながら観察しつつ、適宜助言をくれる。


少しずつ、原稿の白いページに文字が並び始める。

「やっぱり、アイデアは人とのやり取りから生まれるんやな…」

トウカはそう実感しながら、再び集中力を取り戻していった。


夕方、完成したシーンを読み返しながら、トウカは小さく頷く。「今日も前進できたな…」

ヒロインたちや協力者たちの存在に感謝しつつ、回帰引き継ぎ作品は少しずつ形を成していく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ