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第6巻 第3章 第3話 「全体のまとめ、ハッピーエンド」

公開から数週間が経ち、「 回帰の冒険譚 ―時を超える勇者たち― 」は予想を超える大ヒットとなった。

書店のランキング、SNSでの感想、ファンアートやレビュー――すべてが蒼月トウカの胸に新しい喜びを与えていた。


ヒロインたちも、それぞれの思いを胸に、彼のもとに集まる。

桐生さくらが照れながらもはっきりと言った。

「ウチ……トウカさんの書く姿、ずっと見てたいわ。これからも、ずっと」


ワシは少し笑って頭をかく。

「そ、そうか……ありがとうな。ワシも、みんなとおる時間が一番大事や」


紫苑が少し微笑み、ワシの肩にそっと手を置く。

「あなたが書く世界も、現実の私たちも、どちらも大切やね」


伏見美琴、九条つばめ、天音、ほのかも順にそれぞれの言葉で、

「ワシ、ずっと応援してる」「ワシ、トウカさんと一緒におりたい」

と告げる。部屋の空気は、笑顔と小さな胸の高鳴りで満ちていた。


男の娘ユイも茶目っ気たっぷりに言う。

「おお、これで秘密の匂わせもバッチリやな。でも、ワシ、これからも観察続けるで!」


ワシは軽く肩をすくめ、笑みを返す。

「せやな……でも今は、全員と一緒に笑える時間が何よりや」


部屋の窓から差し込む夕日が、完成した原稿とヒロインたちを照らす。

すべてが順調に回り、ひとつの物語が幕を閉じるその瞬間、

蒼月トウカとヒロインたちの関係は、静かに、しかし確かに結ばれた。


「今日も書くぞ、俺の物語!」

ワシの心の中の声は、もう作品だけでなく、ここにいる仲間たちへの誓いでもあった。


こうして、蒼月トウカと七人のヒロインたちの日常と青春は、笑いと愛で満たされながら、新しい章を迎えたのだった。

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