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序章

「霊夢~、ついたぞ。ここだ。」

箒に乗った黄色い髪の少女が、上空からとある里を見下ろしている。

「あらそう。一見すると普通の街にしか見えないわね。」

さきほどの黄色い髪の少女の声にこたえるように手に大幣を持ち頭に大きな赤いリボンを身に着けている特徴的な少女が言った。

「確かにな。でもここってらぁたんやolが居る里だろ?あいつらが暇そうなら、異変解決に駆り出してやろうぜ~」

「その前にご飯おごってもらいましょ。自分たちの住む里で起きたんだから自分で処理ぐらいしてほしい物よね。結構遠かったんだからこの里。」

「おお、霊夢にしては妙案だな!じゃあ、さっさとあいつら探すことにしようぜ!先に見つけた方の好物奢ってもらおうぜ!待ってろよ!私のキノコーー!」

そう言うと、箒に乗った少女は里の方へと急降下して行く。

「あ、ちょっと待ちなさいよ魔理沙!抜け駆けとかズルいわよ!まぁ、食べれたらなんでもいいか…よっ!」

そう言ってもう一人の少女も里のほうへ下りていった。

***********************

「おる(にい)やっぱり来たよ。異変となれば結界を守る博麗の巫女はやる気を出してくれるからね。」

透き通った青い目をした少女が双眼鏡から目を離し、後ろにいる少年へと話しかけた。

そしておる兄と呼ばれた少年がにこやかに少女の方へと向き、口を開く。

「やっぱり?僕の予想通りだね。らぁたん、絶対に霊夢達に見つかっちゃだめだからね。」

するとらぁたんは双眼鏡から手を放し、勢いよくおるに抱きついた。

「うんっ!」


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