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私はやはり力を抜いた。

作者: 私

雪の中に立っていた。

辺り一面何も無い、新品のキャンパスのような雪原に。


私は誰か。どこから来たのだろうか。

今一度ぐるりと首を動かしても白一色を乱すものは何も無い。


空から降りてきたのだろうか。天使のように。

あるいは 縺溘□縺壹▲縺ィ縺昴%縺ォ縺?


一歩踏み出そうと脳から電気的な信号が流れたのを感じ、足の筋肉をこわばらせる。


靴と足の間に隙間ができるかできないか、その微妙な情緒に心を打たれ私はやはり力を抜いた。


どれくらいの時間が経っただろうか。

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