第六話目
第20話目~第22話目
取り出したリアクターの色は緑色つまりは風属性のリアクター形は他のリアクターと比べて少し平べったくリアクターの彼方此方に吸気口や廃棄口あり。
なんだか少し飛べそうな見た目だった。
念のため修理箇所等何か分かればいいかな?程度の気持ちでPSVの機能である鑑定アプリを起動してカメラをリアクターに向けるすると画面に写されたリアクターの周りに鑑定◯と解析△【必要スキル魔導工学スキル】の表示されていていた。
取り敢えず解析は後回し先に鑑定をしてみる事にした。
《微風・魔力炉α型|tier2|初期型モデルリアクターの発展型で風属性の魔素や魔力を収集貯蔵する事で短時間の飛行や浮遊屈折を利用した迷彩等偵察兵や狙撃兵,観測兵向けに設計開発されたその為防御面が汎用型を低くなっている。魔力炉|魔力チャージ速度75/1s、緊急8s|魔力容量950|魔力転換装甲10%|飛行消費75.5/1s|能力補正値 筋D 耐E 敏B 器C 魔C 精C》
『へぇーリアクターは属性の特性と兵科の特性に合わせて設計されているのかある意味合理的なのかな?風が偵察狙撃観測ということはゲームの職業でいうと盗賊や狩人斥候にあたる装備なのかな?つまり他の火水土雷それと今は手元には無いがもしかしたら光と影のリアクターにも特性と役割を関連づかしてして設計されているのかも知れない』
『それとちょっと解析が△なのが気になるかなぁ?もし本当に駄目なのならばXって表記されるだろうからもしかしたら某狩人ゲームみたいに取得済みのアイテムは表記されて後は文字化けみたいに表示されたりアイコンがヒントで修理の素材が分かる可能もあるかも知れない』
そうしてなんやかんや自分に言い訳を言いつつ興味本位スキル不足の解析のアイコンをタッチするしかし表示されたのは。
〔【????】×5【????】×2【????】×4【????】×1〕と表示されているがそれぞれの文字の前には期待通りにアイコンが表示されていた。
1つ目が色が薄い緑色に中身が満タンになったビンのアイコン。
2つ目が前の物と同じ色の丸くて占うの水晶のようなアイコン。
3つ目が濃いめの緑に結晶のようなアイコン。
4つ目は茶色で丸の中に心臓のようなハートが書かれているアイコンだった。
念のために他の4つのリアクターを念のため解析したすると同じように【????】と表記されて必要数も同じ表示されたアイコンの形も同じただ違うのは、1つ目から3つ目に表示されているアイコンの色だけが違ったそしてその色はそれぞれ属性の色と統一されているように同じだった。
つまり某狩人ゲームと同じようなアイコン分け方だった場合は別魔物の同じ部位の素材又は類似した素材の可能ということになるそこから考察するに1つ目のアイコンは某狩人ゲームでは回復薬か魔物の体液系統の素材だったかな?つまり体液系統素材なのかな?
続けて2つ目のアイコンは魔物の体内で石とかを核して真珠のように結晶化した素材だから魔物の結石のような素材だと考えられる。
そして3つ目のアイコンは世界の名を冠したタイトルでは土地のエネルギーが結晶化したアイテムの物ににているからもしかしたらエネルギーの結晶体な素材なのかもしれない。
最後に4つ目のアイコンは恐らくは魔物の心臓かゴーレムのような人工生命系統の魔物核のような素材だと思われる実際あのゲームではラスボスが不滅の心臓だったらスーパー野菜ゴリラが闘魂だったりと奇妙な素材が強化や作成にしつようだったしな十分有り得るだろう。
とリアクターの修理素材の考察をしたり今後の事を考えている内に気がつけば22時半を時計が廻っておりそろそろ寝る時間になっていた。
別段早起きしなきゃいけない理由は無いがランプっぽいのを操作して何とか消灯して眠りについた。
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チュンチュン、チュンチュン。
異世界生活5日目。
日の光が顔に当たり目が覚める、時間が気になり腕輪の画面を確認すると0630と表示されていた。
「あぁもう朝かそれともう朝食食べれるな」
布団の魔力に抗いながらベッドから抜け出し起きゆけにストレッチをし腕輪の中に閉まっていた防具を兜以外をフレームに装備してゆく。
一通り装備してから昨日夕食と同じように食堂へ向かう。
「ビーラさんおはようございます」と取り敢えず挨拶をするとビーラさんは態々調理場から顔を出して「あらお客さんおはよう」と挨拶を返してくれたそして続けて「適当に席について待っててなーすぐ用意するから」と調理場に戻ってゆく。
朝もまだ早い?時間だからか他の客はまだ少なく3、4人位しか居なかった折角なのでカウンター席に座って大体5、6分位待つと女将が料理をもって来たメニューはオニオンスープとペペロンチーノの2品だったまるで調理速度メインに作ったようだった。
――――――
大体20分位で食べ終わり女将に美味しいかったと伝えてからギルドに向かう。
『そう言えば今日が何曜日だったか聞きそびれたな』と考えている内にギルドに何時の間にか付いていた時間を腕輪で確認すると大体7時10分を過ぎたあたりで流石に時間が早かったのどのカウンターも列が少ない又は内状態だった。
そしてここ2日で御世話になった副所長さんはカウンターで仕事はしていなかったもしかしたら昨日は夜勤のシフトだったのかも知れない。
仕方が無いが誰か新しい人を選ぶようかも知れない取り敢えず今カウンターに立っている人物は3人だった。
一人目は白髪褐色肌の青年、二人目は黒髪ツインテールの勝ち気の強そうな女性で、最後三人目は青髪ストレートの幸薄そうな少女。
三人共にどこかで見かけたような気がするがその事は一旦置いといてこの三人から一人選ばなければいけない。
しかし選ぶなら実際問題ほぼ一択だったなぜなら女性には声がかけずら恥ずかしながら基本的自分はヘタレだから二人目三人目には選択肢から消えていたということで白髪褐色の青年のカウンターに向かう。
「おはよう御座います、冒険者端末の提示をお願いします」
言われた通りにカウンターに出すと職員は端末を機械にセットした。
「三雲 村雨様です現在の受注は零今日は如何致しますか?」
そう聞かれ昨日の話で出来れば研究所ダンジョンに行ってみたい
「出来ればダンジョンに行ってみたいのですが...」
すると職員困ったような表情をする。
「申し訳有りませんが現在のあなたのではオススメする事はできません」
「それはなぜですか?」
「理由はまず1つ目に貴方のGRがダンジョンに入る為の最低限基準値に達していないからです、2つ目にダンジョン講習を未受講だからです」
「そうですか、すみませんが基準値はどれくらいですか?それと講習はいつやっていますか?」
「基準はGRが3以上になっていることですそれとダンジョン講習は月曜と金曜でやっています」
ステータスが現状まだまだ低いのは自覚しているので諦め取り敢えず道具とかも揃えたいしダンジョンは諦めてクエストを紹介してもらう事に切り替えた。
「そうですかそれでは自分ができるクエストを紹介してください」
「そうですね現在ミクモ様が受注可能なクエストは...これは如何でしょかこの街から南東の森周辺にある回復薬と毒消しの薬の材料採取の依頼です
成功報酬は大銅貨4枚小銅板貨1枚【4500円】です」
「そのクエストを受けます」
「了承しましたでは採取した薬草はこの袋にお入れ下さい採取量は十本で1束にしてそれぞれ4束以上が規定量です、もし道中で討伐した魔物は血抜きして丸ごと持ってきて頂くか解体して持ってきて頂ければ買い取る事もできます」
と説明をしながら職員は端末を接続してクエストの手続きを済ませ端末を返還してきた
「では無事に帰って来て下さる事を祈ります行ってらっしゃいませ」
そう言って職員はお辞儀をしてする
返還されカウンターに置かれた端末を回収して「行ってきます」返事をして冒険者ギルドを出て南門へ向かった。
南門を出てそこから左斜めに歩みを進める。
職員の説明からすると目視でギリギリ見える森が恐らくは依頼で指定された場所なのであろう。
南側は西側の道よりも比較的整備されていて尚且つ草丈が西側の道路脇で生えていたいたものは大体腰よりも上位高かったが南側の道路脇の物は脹ら脛位の高さで比べられない位警戒するにはしやすくとても気が楽である。
街から大体30分くらい歩いた地点で何だか周辺から視線のような何か不愉快な感覚に襲われるこれで感知系統のスキルでも生えれば儲けもんと頭の片隅で考えながら今さら遅いが昨日買った戦槌と凧盾を出して何時でも戦闘にできるように準備をする。
盾は利き腕の左前腕に固定し戦槌は重心を気にしながら右手で持ってヘッドをしたにしてポールを脇の下に通すようにして持って少し急ぐように少し小走り気味にして警戒しつつ森へ急ぎ進む。
後10mで森の中にという所でまるで某ステルスな蛇傭兵が見つかったかのような音が立体的に3回なりその音は前方で1回後方で2回なり後ろの1つはかなり上気味になっていたそこで兜のタレントの『危険察知Ⅰ』を思いだし右に飛び込むように回避行動を取る。
結果飛込み前転のような形になったがこれで危険から回避できたと思われるそれから体制を立て直してさっきまで立っていた場所を確認すると森の中から高速で飛び出す何かが上空から捕獲体勢で突撃落下してくる片翼2.5m位ありそうな猛禽類が最後にさっきまで通って来て何もいないと思っていた道の方から簡素な槍が飛んで来ていた。
取り敢えず危険察知で察知した3つの内1つは鳥だった後2つを確認する
森のなかは分かりづらいので視界が開けた方を確認すると投擲後だと思われる籠を背負った人影があった。
タレント『危険察知Ⅰ』を信じ森の中からの攻撃を警戒しつつ戦槌を右肩に担ぎ凧盾を斜めに構えその人影に突進する距離にして10M1.5秒1回『危険察知Ⅰ』が反応してその度に左右に蛇行してよけるそして目の端に映る後方から翔び去って入るものが矢だと気付くしかしただひたすら槍を投げた人影に走るそして残り3mで肩に担いだ戦槌を示現流の蜻蛉の構えにセットして勢いを乗せて人影に振り下ろす。
「【スマッーシュ】」
アーツが起動して戦槌が薄く白く発光して槍持ちに振り下ろされ直撃すると同時に柄から伝わる何かを砕いたような感触が伝わる。
しかし頭蓋骨が割れただけでは以外と死に難く投擲の2発目に持っていた槍で反撃の刺突をしてくるそこに『危険察知Ⅰ』が後方の矢を知らせて来る。
一先ず左に回避し今度は後頭部に当たるよう身体を右に捻り戦槌を振るう
「スマーッシュ」しかし今度は発光しなくただの強打になってしまったが丁度翔んできた矢が槍持ちの胸部に刺さる形となり槍持ちは頭部の2発と胸部の一発で絶命したようだった。
取り敢えず森の中の弓持ちをを処理しなければいけないので1度槍持ちの死体を腕輪に装備ごと回収して。
そちらに向かう念のためにスキル魔獣創造製作【魔法】のアーツ『インスタント・ゴーレム』で壁盾を持った重装備のオークのようなイメージをしてクレイゴーレムを錬成して盾役にしてのその背後で腕輪を操作して槍持ちの持っていた投げ槍を袋ごと取り出す残弾は6本だった。
袋は携帯性をある程度重視してあり紐の両端が袋の上下と繋がっている、その紐を前にして肩に担ぐ。
丁度危険を察知したのが森の10Mそこから槍持ちを攻撃するのに10M戻って現在は森から大体20mの位置ここからでは弓持ちの姿は見えないが槍持ちのに刺さった事を考えるとバリバリ有効射程内かなり危険な位置しかし競技の槍投げの距離と結構飛んでいるイメージがあるから此方の射程内なのも確かだやや山なりなのがネックとなると。
『ただビギナーアームのタレント『投擲Ⅰ』でどれくらい補正が掛かるか気になる所だいっそうの事ゲイボルグ投法〔脚で投げる投げ方〕でも試して見るかそれとも投石紐のような投擲器でも造るかしかし錬成陣は手元に無い』
一先ず相手の弓の発射位置を特定してそこに自身の力と外骨格のアシストをフルに使用して一か八か投げる事にした。
クレイゴーレムには特定の間、壁役と去年詰めるのに前進防御を命令した。
ゴーレムの背後から射撃位置の特定を始めて6発分観察していると相手は此方が特定しようとしていることに気が付いているのか2発射つ毎に位置をランダムに位置を変えているようで射撃の間隔まちまちになってきた。
『大分頭が回る奴だこれは次撃ってきたら速攻で投げて天に祈るしか無いかな?』
直ぐにでも投げられるようにゴーレムから少し離れ構えた状態で待機する今か今かと待っているとしかしの左の方から矢が翔んでくる左に一歩避け回避を確認し槍投げ選手の如く槍を持った右手を上げたまま勢いを付けるために10歩走りその勢いを殺さないように力の限り射撃位置に向けて投擲した。
投擲された槍は〔シューー〕と空気を切り裂き真っ直ぐと弓持ちがいるだろう場所へ翔んでゆく直撃したか確認と止めを差し為に投げた余韻を感じる間も無く袋からもう1本槍を取り出して戦槌を左手に持って走り出すクレイゴーレムの術式は脇を通り抜けるついでに解除して。
ものの5秒とかからずに森には着いたが相手はまだ見えなかったが何やらギャァギャァと喚く声は聞こえてくるその声のする方へ歩みを進めると所々木の幹に何か擦ったような傷あり更にその先の地面には少し何か引きずた痕跡が2本分30cm分位あった。
そのまま痕跡を辿って行くと木に左肩辺りを槍で串刺しになっている動物の毛皮のポンチョを着た黒緑色の小鬼が弓を片手に暴れていた。
「ギャァギャァ」
「これが弓持ち?確かに弓を持っているから自分に森から撃って来たのはここの小鬼で間違い無さそうだつまり槍持ちも小鬼?」
ふと確認欲求が発生したがそれよりも目の前小鬼が痛みで余りにも五月蝿いので止めを刺してからでも大丈夫だと自分に言い聞かせて戦槌を1度腕輪に仕舞い小鬼の脇の位置に移動して身体を半身にし右手で持っている槍を某新撰組三番隊隊長の得意技のように右手を右肩まで引き左手を前に槍の柄を下から親指で添える用にして構える。
「その心臓もらい受けるなんてね!」
槍を前に突き出し為に右脚を前に踏み込む、脚が大地を踏み締めた瞬間大地から何かエネルギーのようなものが脚に雪崩れ込む。
そのまま脚に溜めて置くのは何か嫌な予感がして雪崩れ込むエネルギーを脚首から螺旋をえがくように右膝、股関節、丹田、溝尾、右肩肩甲骨、右肘、右手首と流して行き柄から穂先まで螺旋の回転速度を上げて小鬼を突き刺す。
鋭く螺旋をえがく強烈な刺突が小鬼の左脇腹に刺さり心臓まで入った瞬間小鬼はまるで小型乗用車にぶつけられたかの様に右肩に刺さっていた槍と共に5M以上回転しながら飛んで行く。
やった張本人である自分も思わず「えっ」と呆けた声を出してしまう。
余りの威力に右手に持っていた本来は投擲槍兼用だと思われる槍を見てみると柄が持っていた所から穂先の先端まで薄く細く螺旋の溝が出来ていた。
槍の確認を終えて少し冷静になり改めて止めの一撃を与えた小鬼を目視て確認するとあれだけさっきまでギャァギャァと叫んで居たのに今はピクり共に騒がず動く気配もしない。
念のため確認と回収を目的に生物は仕舞う事が出来ない腕輪で死亡しているか確認した結果死亡が確認された。
腕輪に仕舞い生死を賭けた緊張の糸が弛んだからか人型の魔物を殺した衝撃が今になってやって来て思わず嘔吐してします。
「うぇっ!ヴぅっヴゥっオ゛ロ゛オ゛ロ゛オ゛ロ゛」
ある程度吐ききり気分は少しは良くはなったが口の中が吐瀉物まみれで今すぐにでもうがいがしたいが水筒や水袋等の持ち合わせは無くそっち方面に気分は最悪だった。
「うぇー口の中最悪、嗽したい気持ち悪い」
「そう言えばさっきの感覚何だったのだろうか?あの感覚をヒントに魔術でも使えたらな」
取り敢えずの問題解決の為に色々と試行錯誤しながら弓持ち小鬼が落とした弓と持っていた矢筒を腕輪に仕舞い本来の目的である薬草を探し始めた。
さっきの刺突の時の身体を流れる感覚をヒントに某忍者漫画や運命を関する名シリーズ物、尻尾シリーズの13番目等色々試しながらそれっぽい呪文を唱え続ける。
「アクア」「ウォーター」「アクアボール」「ウォーターボール」「花鳥風月」と漫画やアニメ、小説、ゲーム等水に関連する詠唱を様々な身体中を泣き出し何かが巡るイメージと共にやっている内にネタがつき始め一番成功率が高そうだがあえて唱えなかった詠唱に手をつける。
【水の生成】と詠唱するとリアクターが2秒ほど唸り心臓から左小指にかけてジグザグに何か身体の中に通っている管の中をさっきとはまた違った物が流れる感覚がし。
次の瞬間左手のひらから水が溢れ出てくる。
「うわっと!?あぁ!もったいないもったいない」
急いで右手を左手にくっつけて器にしてそれでもまだ溢れるので時間か経過して幾分が増しになった口へ流し込み口内を洗浄する
洗浄してもまだ溢れ出ていたので飲み干し食道内に付着しておる吐瀉物と消化液を胃に流し戻した。
手から溢れ出ていた水は大体3口ほど飲むと止まった、恐らくは〔消費魔力=水量〕又は〔消費魔力=出水時間〕だったのかもしれないこれは要検証かなぁ後で他の捨てられた生活魔術?簡易魔術?初級魔術?まぁどれでもいいが調べておこう。
そう言えば何も調べずに出て此処まで来てしまったがどれを採取すれば良いのだろうか。
少し悩んだ末に歩きスマホならぬ歩き鑑定でまるで落ち着きの無い子供の如く歩きながら腕輪に付いている鑑定用のレンズをあっちこっち向けて片っ端から鑑定していく。
そんな事を15分前後していると森の中を流れる小川があったすると腕輪の画面上の小川の川岸部分の所に目的の回復薬と毒消しの原料に成りそう名前草花があった。
〔ヒール草(森林)|元々止血程度の薬草が魔素や魔力等の影響で変異して傷を単体で若干癒せる様になる、別の薬草等の組み合わせや加工によって薬効が上がる事も事もある〕
〔解毒草|様々な要素が影響して変異した薬草、単体では毒の進行を遅らせる程度の薬効だがその他の薬草等を混ぜると解毒の作用をもたらす事もある〕
見つけたヒール草はヨモギの葉に解毒草はどくだみの葉に似ていた。
生えている感じからして群生地だったのか繁殖力が高いのか結構な数が生えていた。
そう言えばまとめ形の指定は10本一束と合ったが採取方や採取部位の指定が無かったので群生している所から間引きをするような感じで一先ず大きめのヒール草から一束出来るよな感じに葉っぱの根元から千切っていった。
将来の事もを考え1株に四、五枚位残る用に気をつけて採取していく
十本集めたら側の小川で軽く洗い指定袋の中に合った麻紐で一纏めにして縛り解毒草も同じ様に採取して縛る。
これで残りは、ヒール草2束、解毒草2.5束でこの群生地では採取できないので小川沿いを他の群生地わ探し移動しながら集めては洗い縛ってまとめての繰り返す事約50分前後の時間がたっており気が付けばヒール草解毒草共に8束となり採取依頼の最低限数を採取出来たことになる。
それと小川沿いの群生地間の移動中に頭から短刀のような物が生えた兎が3羽と別行動をしてバラバラに行動していた小鬼を4匹狩った全部血抜きと腸抜きだけは済ませて腕輪に収納したそのせいか身体全体が若干重く感じる。
小鬼武器内約は骨?の鉈と剣鉈、骨?の半曲刀1、簡素に加工された木製の長杖と槌矛だった。
それと小鬼の腸抜きをするとき、森に来るときに襲って来た小鬼も一緒に解体したのだがどれも心臓の近くに大きさも色もバラバラだが鉱石のような結晶が出てきた。
これが所謂魔石という奴だろうか、もしかしたらリアクターの修理素材かも知れないからなるべく売却をしない様にすることにした。
取り敢えず採取依頼の下限よりはヒール草と解毒草の収集は終えたし腸抜きしたことで血の匂いが漂っているだろうからここから成るべく速く離れるべきだろう。
一先ず走ったりして落としそうなギルド指定の収集袋、背中に背負っていた槍筒等を全て腕輪に収納して槍戈を取り出してから腕輪内の鑑定と分別振り分けアプリを起動させて槍戈を飛脚の様に肩に担ぎ一気に森の中を出せる限りの全力で駆け抜けて街道まで出た念のため後方を確認して何か追跡していないか確認すると安全だとわかった。
一呼吸入れて念のため警戒状態で街へ速足で移動する。
念のため移動しながら上空を1度見るとさっき襲って来た鳥なのか上空を旋回していた上昇気流で上に上がっているのか此方を狙っているのか分からないが念のため警戒はした方良さそうだ。
まぁ20分位で街に着いてその警戒も無意味だったのだか対空手段が現状まともに使える手段は投擲のみ弾幕張れないし必中でもない。
「狩りゲーの火薬と弦の複合の弩でも良いから手軽な地対空装備が欲しいいっそうの事あの亜人ハーレム漫画に書いてあったリピーター・ショートボウでも作成してみるか?簡易家の作業台もあるし外骨格のパワーアシストがあれば行けるだろう」
と遠距離武器、対空手段を考えいたがさっき小鬼から鹵確した小鬼製の中サイズの弓の事をこの時頭から抜けていた 。
門を潜り腕輪の時間を確認すると0915時結構時間がたったと思っていたがまだお昼前だった一度ギルドに戻り採取依頼の薬草類を届けそれからどうするかそんな事を考えながらギルドに戻る。
ギルドは、まだ午前中で10時前ということもあり受注カウンターにはそれなりに並んでいた恐らくはこれから依頼に行く人達なのだろうそんな人達を横目に副ギルド長が言っていたクエスト完了受付カウンターを探す。
まぁ探すと言っても一様はそれぞれのカウンターの上には、右から〔登録・受注1〕〔受注・受領2.3.4〕〔受領・買取5〕と書かれている看板らしき物が掛けられているから探し易かったので看板道理に1番左まで移動して見るとがらがらでわないがそこそこ並んでいた。
待つこと数分ようやく自分の番がやってきたそしてそれなり並んでいた理由もわかった今〔受領・買取5〕の担当をしているギルド職員は身長が周りより低い135cm前後の獣人系の女性が担当していたようだ。
所謂合法口リと言う奴だろか。
まぁこんな事を気にせず待っている間出しておいた端末とギルド指定の収集袋をカウンターに置いて小鬼6体と短剣の生えた兎3羽を取り出してカウンターに載せた。
「すみません薬草採取依頼完了と小鬼と兎の買取お願いします」
「採取完了手続きと小鬼6体と剣角兎3体と買取ですね管理端末をお預かりします」
ギルド職員は収集袋の中身を1つ1つ確認して小鬼と兎の状態も確認し端末を機械にセットして操作をする。
職員は操作し終わった端末を自分に返却確認の終えた収集袋と小鬼、兎を職員の隣に当然空中に空いた穴に収納してカウンター奥に行き何やら袋を持って戻って来た。
「支払いは、依頼達成料で大銅貨4枚小銅板貨1枚、余剰薬草査定金額大銅貨2枚、〔小鬼6体の金額が大銅板貨1枚大銅貨4枚小銅貨3枚〕〔剣角兎本体3羽分の金額が大銅板貨1枚小銅貨4枚〕〔剣角3本の金額が大銅板貨1枚大銅貨4枚〕合計大銅板貨3枚大銅貨14枚小銅板貨1枚小銅貨7枚【30,200円】です、次回からは小鬼の左耳のみで結構です、もし魔石等も有りましたらそちらも買取は可能です」
達成料と買取額の金額が金額のため所持金を確認。
『今腕輪の中の所持金が小銀貨2枚大銅貨2枚【22,000円】だから合わせて小銀貨2枚大銅板貨3枚大銅貨16枚小銅板貨1枚小銅貨7枚【52,200円】か』
と所持金を確認しているギルド職員が続けて
「それと小鬼6体討伐と剣角兎3体討伐により一定戦闘力が認められGRが1から2にランクアップしました」
と昇格を知らせてくれた。
少し懐に余裕もできついでに今まで聞きそびれていた今日の曜日を聞き出来れば魔術講習を受けたむねを職員伝える。
「ミクモ様は迷い人でしたね今日は、木曜日でございます魔術講習は10時からギルド内にある訓練所でおこなっています、間もなく始まりますのでお急ぎになって下さい」
間もなくと言われた腕輪で時間を確認すると0936を表記していた。
ギルド職員に訓練所の場所を聞いてお礼を言って急ぎ訓練所に向かった。