表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/14

第五話目

第十六話目~第十九話目

 すると今まで気配を消していたポールさんが「そこまでミクモさん依頼は終了ですよ」と声を掛けてくれた。


 スキンシップをし初めて体感で1時間と立っていないように感じたし確認の為に空を見上げても恒星の位置もさほど移動していないような気がするのでクエスト達成条件のポチが満足したらに該当するのかもしれない。


 一様念のためにポールさんに正否の確認取ることにした。

「すみませんポールさん依頼は失敗ですか?」と聞くすると。


「依頼は成功ですよ」と言われたそれと続けて「冒険者試験も合格です」と言われて頭が少し混乱した。


「えぇーとそれはつまりどういうことですか?」と訪ねる。


「それは・・」とポールさんが説明してくれようとした時にまだポチにフロント・チョークを掛けっぱなしで腕をタップする感覚がしてそちらを見るとそこにはポチではなく上半身が裸の犬獣人系の熟年男性がそこにいた。


 流石に驚いて直ぐに放しバックステップして少し距離を離す。


 するとポールさんは1度咳払いをして説明の続きをしてくれた。

「それはこの依頼その物がこの街にあるギルド全ての共通試験クエストなっているのです、だたしギルド毎に依頼内容は異なりますがここスクワイヤー男爵邸に来ることは共通なのです」と言われ。


「そしてギルド毎に依頼されて旦那と奥様それと私達使用人が必要な技能の有無や迷い人や領外からきた物の素行等の見極め調査してこの街で働き暮らさせて大丈夫かを調べていたのです」と続いた 。


 その言葉に成功報酬の有無が少し気になったするとポールはそんな自分の空気を察したのか言葉を続ける。


「どうやら報酬の事が気になっているようなので答えましょう大丈夫ですちゃんと報酬代小銀板貨1枚は出しますよ」


 その言葉に安堵し息を吐いた、するとポールは続けて口を開く。


「ミクモさん君のクエスト管理端末を出してこのクエストのページを出して私に見せて下さい」


 言われるがまま腕輪から端末を出して操作してクエストの画面を出してポールに見せる、するとポールは懐からタッチペンぽい物を取り出し画面に何やら書いている。


「でわ次はヘンリエッタ奥様の所に参りましょう、ミクモさん端末はそのまま出したまま付いて来て下さい」と言われて言われるがまま付いて行きさっきの温室のような建物に戻る。


 そのまま室内に入っ行きクエストを話を聞きに来た時のようにまたヘンリエッタ夫人の近くまで付いて行きポールをやや後方で待機する。


「ヘンリエッタ様無事に依頼は、達成されましたそれとギルドの方からの今回の依頼の方も終わりました、後程書類にまとめヘンリエッタ様の御確認後冒険者ギルドに提出して参ります」


「そぉか書類作成中は他の者に私の世話を引き継いて置くようにそれと私がクエスト完了のサインを書いている間にポチをここに呼んでおいてくれないか?」


「了承いたしましたヘンリエッタ様」そう返答してポールはその場をあとにする


「ミクモ君端末を出してくれないかな?」とヘンリエッタ夫人に言われ持っていた端末を持ち上げクエストを表示してから夫人に渡した


 夫人は、端末の画面のクエストの内容が自身が出した物か確認をしてからタッチペンを取り出して下スライドさせてポールのサインを確認後その下に夫人はサインを書いた。


 そして端末を返してくれた自分も受注クエスト管理ページでサインを確認して腕輪にしまう 。


「サインの確認したしたクエスト終了したようなのでギルドに戻ります」と夫ヘンリエッタ夫人に少し待ってくれないかと止められる


 そこから2、3分位夫人とあたりさわりのない話をしているとポールともう一人犬耳の男性が一緒に入ってきた。


「すみませんこの人は?どなたでしょうか」とヘンリエッタ夫人に聞いてみた


 するとヘンリエッタ夫人は「んっ!あぁ彼はポチだよ本名をポチャムキン普段はこの家の庭師をしている犬系の獣人だよ、冒険者ギルドの試験の時にいつも戦闘技能の調査をしてもらっているんだよ」


「つまりあの姿は彼が変身又は獣化した姿だったんですね?」


「すみません奥様、今回はいつもより獣化スキルの深度を少し深くし過ぎた見たいで普段よりも(けもの)に近くなってしまい彼の手技に抗えませんでした」


「大丈夫だよポチャムキンここ数ヶ月生産と商人の依頼ばかりで冒険者からの依頼がなかったし私もここ最近はこの街から出ないからお前さんも鈍ってしまったのさ気にする事はないよ、でポチャムキンから見て彼はどうだった?」


「そうですね彼はまず私の姿を見て逃げようとせずにスキンシップをはかってきましたそれは戦う者として直ぐに逃げなかったのは評価に値します、それから私が漸くコントロールが効くようになり慌てて戦闘態勢入ってからの制圧への判断はとても早かったと思います」


「と言うことはポチャムキンから見てミクモ君は冒険者としてやって行けると見ているんだね?」


「はい但し冒険者としての最低ラインでですけど、彼の戦闘技能を私は見ることが叶わなかったのでその点が分からないので」


「成る程では彼は後日戦闘技能の試験を受けさせなければいけないのか、ミクモ君今日はもう帰っても大丈夫だよギルドで報酬を受け取ってくれ」


 夫人達に失礼しましたとしてお辞儀をして退室して門出て衛兵にもお辞儀をしてギルドへ戻る。


 戻ったギルドの室内は昨日より人口が多く受付も綺麗な女性やイケメン男性がいるカウンターに集中してか昨日同じようにおっさんがいるカウンターはガラガラだった。


 もちろん待ち時間がめんどいのでおっさんがいるカウンターへ向かい端末を取り出しておっさんに声を掛ける。


「すみません、依頼が終わったのですが報告はここで大丈夫ですか?」


「本来はここは登録と受注のカウンターでクエスト完了受付は一様別なんだが殆ど形骸化しているしここで大丈夫だ、端末を出してくれ」


 言われ通りにおっさんの前に端末を置く、おっさんは端末を何かの台座におき接続してカウンターの機械を操作し始める1分位待っいるとおっさんはカウンターに行き何か取り出してから戻ってくる。


 そしてカウンターの上に端末と小さく丸い銀貨4枚と大きく丸い銅貨1枚がが置かれ。

「その銀貨と銅貨は今回の報酬だ端末は返却する」とややぶっきらぼうに言われる。


 取り敢えずお金と端末を腕輪に仕舞い財布を後買おうと心に決めてギルドを出ようと思ったが手頃な宿の事と昨日から受付をしてもらっているおっさんの名前知らないなと思い質問した。


「すみませんどこか手頃な宿はありませんか?あと失礼ですが名前を教えて下さい今後もお世話になりそうなので」


「んっ?あぁ宿なら南門の方に狐の尻尾亭という宿があるそこに行くと良い、それと名乗り忘れていていたな俺の名前はテイガーだこのギルドの副ギルド長をしている」


「副ギルド長!!テイガーさんカウンターに立って大丈夫何ですか?」


「大丈夫だ問題無いうちのギルド長の方針で階級関係無くカウンター仕事等をシフトで回しているんだ、あぁそろそろ急がないと宿が埋まってしますぞあそこ隠れ人気宿だから」


「本当ですか?!有難う御座いました」と言われれるがままギルドを出ていいで南門の方に足を進めた。


『テイガーさんは南門の方だと言っていたがどの辺なんだろう』と思いつつ南門まで取り敢えず歩く 。


 視界に入る南門が大きくになるにつれ武器屋、防具屋、薬屋、魔法具屋、宿屋等冒険者関連の施設が大通りに増えてきて路地裏を少し覗くと酒場や飲食店等もある。


 それと扇情的な女性が建物前で少し暇そうにしてしているのでそういう欲望を満たすお店も有るのだろうか?。


 ふと城壁付近に立ち上ぼり煙が有るので加治屋も有るのだろう恐らくは熱や音で居住区から離されているのでろう。


 とそうこうしているうちに南門の目の前迄来てしまった取り敢えず付近をくまなく見渡すと建物の入口の上に狐の尻尾のような形の看板とその下にナイフとフォークそれとベッドのマークが並んで描かれてあったのでそこかな?と思い店内に入った。


 中は清掃がしっかりとされているようで綺麗で泊まるにはとても心地良さそうだった。


 ぱっと見た感じは副ギルド長が紹介しただけはありそうだった

 チェックインをするためにカウンターに置かれていた呼び鈴を鳴らすと狸耳が生えた30代前後の女性が奥から出てきてカウンターへ入る。


「いらっしゃい、狐の尻尾亭へようこそ初めまして、うちはこの宿の女将ビーラ言いますお客さんは御食事ですか?御宿泊ですか?」


「宿泊で御願いします」


「宿泊1泊食事込みで大銅板貨1枚やー」

 そう言われ腕輪から小銀貨を1枚出して女性に渡し。


「取り敢えずこれで2日、よろしくお願いします」

 と女将さんと思われる女性に宿泊日数を伝え料金を先払いした


「上に階段を登って右側手前から2番目左手側の207て書いてあるお部屋や~」

 と独特なイントネーションで料金を受け取った女将は松竹錠を渡してきたので受け取る。


「夕食は18時から20時半の間に1階の食堂で食べれます因みに朝食の御時間は6時から8時半になってます、もしお風呂に入りたい場合は宿を出て3軒右隣に大衆浴場が有りますんでそこをご利用下さい」


「18時から20時半の間ですね分かりました!」


 食事の時間を聞き階段を上り割り当てられた部屋へと向かう。


 部屋は大体5畳位の部屋にシングルサイズのベッドと四角い机に丸椅子、机の上には光源としてランプが置かれていた。

 その他に戦士系統職用の鎧掛けにクローゼット等も置かれていた。


 クローゼットを見て思い出す出歩き用の衣服や下着類後武器や外骨格用の防具又はそのレシピを探さないといけないことに。


 まだ日は高かったので久しぶりの昼食次いでに手持ちで買える程度に買い物するとこにした。


 下に下りてビーラさんに少し出かけるむねを伝えて宿を出る。


 一先ず宿に来る途中で見かけた武器屋に向かう。


 流石冒険者向けのお店装飾の類いを廃し無骨なデザインの剣や槍、斧等色々と取り揃われいる。


 ただ見た目金属を使われた武器は手持ちの所持金でギリギリ買える値段ではあるが手が出ないただ今後自作するさいのイメージするさいの参考にするために一つ一つじっくりと眺めてゆく。


 すると背後から肩をトントンと叩かれ「悩みごとか?」と声を掛けられ後ろを振り向くしかし目線先に誰も居なく首を傾げつつ目線を下に下げると小学生低学位のサイズの男性が先端が平たい棒のようなものを持って立っていた。


「ようあんちゃん何か探し物か?」


「今懐が少ないので今後の購入の参考に色々眺めていました」


 流石に今後自分で作る時の参考にとは言えず少し嘘を言う。


「今出せてなんぼ出せる」


「この大きな銅貨1枚でしょか」

 腕輪を操作して大銅貨を1枚出して男性に見せる


 すると男性は「もし今買うとして何を買うつもりだ」と聞かれる。


「丈夫な打撃系統の両手武器(ツーハンドウェポン)か身長の3分の1の盾でしょうか」

 そう答えるとドワーフがホビットだと思われる男性は店の奥へ行き、暫くすると何やら両手に持って戻って来る。


「大銅貨1枚だと打撃武器はこの3つうちどれかと裏通りの防具職人の弟子の1人が作った劣等鰐(レッサーアリゲイター)の背甲で作ったカイトシールドだな」


 男性が持って来た打撃武器は、ヘッドが石製持ち手が木製のウォーハンマーと木製のメイスと石製の金砕棒だった。


 3つを並べてもらい1つ1つ握ったり小さく振ってみたりして具合を確めどれにするか思案する。


 色々考えて現状持っている唯一の武器槍戈と操作性の近い戦槌(ウォーハンマー)にする事にした。


「すみません店主?この戦槌にします」


「あいよそれとあんちゃん腕出してみな盾のベルト調整するから」


 言われるがまま両腕を出すと店主?は懐から紐取り出し腕に巻き付け計り盾と選ばれなかった2つをを持って奥に行き5分位で戻って来た。


「あんちゃん会計だ、予算道理戦槌と凧盾2つで大銅貨1枚でいいベルトの調整はサービスでいいあんちゃんこれからもここで金を落としそうだしな、それと武器や防具の修理とかもやっているから当てにしてもらって構わない勿論料金は取るからな」


「はいまた利用させていただきます」と答え店主?に 代金大銅貨1枚枚を支払い両手に盾と戦槌を持って店から出る。


 すると頭の中でピロピロピロと連続して音がなる腕輪に戦槌と盾をしまう次いでに確認すると武器クラフラトLv.1というファイル管理アプリに似たものが 出現していて中身を確認するとずらーとさっきまで見ていた武器の形のアイコンと名前が表記されている。


 試しに抵当にアイコンをタッチしてみると金属素材×4木材×1○○の革×1と表示されタッチした武器の素材が表記されたが大分曖昧な必要素材の表記だと思ったそういえばマ○クラのMODに幾つかの形の形状に素材を成型して作業台で組み立てて武器や防具を制作するして素材の組み合わせで性能が変わるMODが合ったからそんな感じかな思った。


 念のためログを確認すると素体の剣(ベースソード)a-1レシピ登録、素体の剣(ベースソード)a-2登録、素体の剣(ベースソード)a-3登録、素体の剣(ベースソード)b-1登録...と続き 槍槌斧鎌棒杖と武器種ごと登録の表示流れ武器制作0.5を閃いた、作業部屋の武器制作施設がLv.2 にアップデートされましたとログの最後に表示されていた。


 なんだか寄り道すると少ない所持金がより減りそうな気がしたので冒険者ギルド方面に歩き服屋を探しつつさっき購入した戦槌の鑑定をした。


 《石の戦槌(ウォーハンマー)|武器種 長柄武器・槌|攻撃力 35|耐久値 100/100|要求筋力15器用15魔力-精神-|ステ補正筋力D+器用D-魔力-精神-|与D(ダメージ)倍率 斬0打1.5突0魔0|重量 4.0|ノックバックⅠ|石を加工して作られた戦闘用の槌、ヘッドの反対側がピック状の鉤爪になっていて騎乗中の相手に引っ掻けて下ろしたりと対人戦を視野に入れた使用となっている》


 自分で作った槍戈と専門とした人間が作ったのではやはり同じ石製でもここまで性能が変わるのからと思いもしかして隠れステータスに品質のランクでもあるのか疑いたくなるそれくらい性能に、差があった。


 次いでだからと盾の方も鑑定する事にした

 《劣化鰐(レッサーアリゲイター)の盾|盾・凧盾|物理防御35魔法防御15|耐久値 100/100|斬1打1.5突1.2|重量 2.0|ダメージ軽減Ⅰ|劣化鰐の背甲をふんだんに使用した凧状の盾、気持ちだか防御した時衝撃が軽減される》


 盾もゲームで序盤に使うには勿体無い気がするほどの性能だったしたもこれで職人見習いの作なのだから一流の職人が作ったらそれよりも性能が良くなる見込みあるということ品質のパラメーターがありそうだ。


 ますます制作関連のスキルが欲しくなると思いつつ本来の目的である服屋を目指す 。


 目的地である服屋は冒険者ギルドより三軒分北に歩いた所の南から見て左手側のに建っていた。


 店内に入り店員に古着は扱っているか尋ねそれなりに古いもので良ければと言われたので大銅板貨1枚位でシャツ2着とズボン一着それとサンダル一足とベルト一本を買えるか尋ねるとギリギリ買えるそんなので店員に見繕ってもらい購入した。


 試着室を借りて着替えさせてもらい履き物も防具で履いてるいるブーツから今購入したグラディエーターサンダルに履き替える。


 着ていた防具は一先ず腕輪にしまい店員にお礼をして店を出た。


 これで手持ちの衣服はこの世界に来た時に着ていた綿のシャツと麻のズボンそれから今購入したシャツとズボンです上が3着下が2着そして履き物は防具のブーツと今履いてるグラディエーターサンダルの2足。


 また金が合ったら季節に合わせて衣服を購入しなければと思い明日もギルドで良い仕事を探さなければと思う。


 取り敢えず購入しなければいけないことに物は、購入したしまだ夕食の時間まではまだ時間が有るので防具屋ともしかしたらコアパーツとリアクターの設計図か片落ちでも良いから何かあるかもしれないので魔導具屋を覗きにゆく予定を取り敢えず立てさっき通り行った武器屋近くまで戻る。


 防具屋に着くとふと気がついたが、さっきの武器屋は石とセメントで出来た店舗だったのに対して防具屋は大きめのログハウスのような印象を受けた。


 店内は武器屋もそうだったが綺麗に陳列されていて鎧掛けにデザインや素材で統一されて掛けられ盾も壁に掛けられている。


「すみませーん」と店員を探す。


すると現れたのは身長が185cmでスキンヘッドのガタイの良いおっさんが現れた。


「なんだ、ボウズ」


「ここに強化外骨格系の防具って売っているですか?」


「ボウズそれはアガルタの魔導外骨格の装甲のことか?残念だかここでは扱って無いあれはあの国の軍事産業の非輸出対象だから仕入れられ無いんだ、ただこの街の近くにあるダンジョンの1つ魔導研究所ってダンジョンで時折設計図や修理すれば使えるコアやリアクターってパーツがダンジョンで見つかるらしく大体の冒険者が隣の魔導具屋か冒険者ギルドで買い取りをしてもらっているもしかしたらギルドでは無理だろうが隣だったら何かしたら売っている知れないから後で見に行く良い」


「情報ありがとうございます後で確認させていただます、そういえばここはダンジョン街とは聞いたのですが魔導研究所以外にどんなダンジョンがあるんですか?」


「まぁここまで話しちまったから物の次いでだ教えてやるよまず魔導研究所の説明からだ研究所は見た目は地下に続く洞窟型の迷宮(ダンジョン)だ洞窟型だからこの街と街周辺の鉱物資源採掘を支えているんだ魔導と名前がついているが理由は出てくる魔物(モンスター)がゴーレムやスライム、ドールにキマイラ、ゾンビにスケルトンと錬金術や死霊術等魔術系統の技術で産み出される魔物を中心に出て来るからと言われている」


「次に亜人の住処と言われるダンジョンは、塔型のダンジョンて主に亜人種系統の魔物が出てくるのが特徴で大体冒険者や傭兵、兵士等か対人戦闘や集団戦闘の訓練に使われているそれと亜人の住処ではマジックアイテムが出て来てそれをこの国の輸出に当てているからギルドでは高額買い取りしてくれるただし売るなら商人ギルドか生産ギルドだとボラレ難いからオススメだ」


「最後は野生の伏魔殿(パンデモニウム)だなここは異空間内にあるフィールド系のダンジョンで広大なフィールドに様々なバイオームが乱立していて様々な魔物も生息している収集できる物はダンジョンの生物の爪や牙、甲殻などの素材収集が主だ後様々な環境のお陰か薬草等の薬の素材を集めている専門の冒険者もいるそれから飢餓等の災害の時にダンジョンで肉や果物等が緊急収集された時もあった」


「合計3つまぁそんな感じだな」


「ダンジョンの特性と産出品まで教えていただき有難う御座います」

と防具屋店主にお礼をして防具屋から出て店主の助言道理に左隣の魔導具屋に足を進める


魔導具屋の店内はまるで魔女が運営している店舗が如く薄暗く少しジメっとしていて気分はあまりよくはなかった。


しかも泥棒防止なのかそれともまた別の理由なのか分からないが商品が置いていなく代わりに定食屋のように壁に薬物やオイル等手作業で作りそうな商品名が値段と共に貼ってある


そのため陳列のスペースよりカウンター奥のスペースが広くなっており更にカウンターにメニュー表のようなものが置いてあり中身を確認するとこっちには魔導式ランプや魔術のスクロール等の魔導具の名称が記載されていた。


取り敢えず商品の品質や在庫を確認するにも冒険者として必要な物を買うにも店員が居ない限り分からないのでカウンター上に置かれている呼び鈴を1回鳴らす。


すると奥から出て来たのはローブを羽織りフードを被り顔下半分しか見えないいかにも魔術師の用な格好をした人物が現れた。


「はい、いらっしゃい御注文は?ポーション?それともスクロール?」

声からして女性だろうか。


「えぇと隣の防具屋でこちらだったら外骨格に関連する物が買えるかもと言われて来たのですがありますか?」


「外骨格とはアガルタの魔導外骨格のことですか?確かに今リアクターがうちに在庫であるが君も物好きだねどうして欲しいんだい?」


と聞かれたので自分が事故飛ばされこの世界でいう迷い人になってしまった事、この世界に飛ばされたお詫びの1部に外骨格一式が合った事にを話しこの先の事を考ええて強化の手段が欲しいも話した。


「成る程ねー迷い人のお詫びで外骨格一式ねー良いだろうどうせ倉庫の肥やしになっているものだし売っては、やろうただ肥やしの理由があるものだから先言っとくよ置いてあるのは、5種類リアクターユニットただ壊れているのか分からないが5つ共動かないだ、リアクターを含む外骨格の技術はこの国でもダンジョン品として出るから解析している者もいるが今のところはある程度集めて研究所に売るか技術を独占してしるアガルタに売っているんだ」


「もし修理する気があれば5つまとめて安く売ってあげるよ」


 本当に防具屋の店主が言う通り魔導具屋には外骨格のリアクターユニットが買い取りがされていたそして壊れているが修理すれば使える可能があるようでしかも壊れている分安く売ってくれるようだ。


「安くとは大体おいくら位になのですか?」


「そうだねー1つ小銅板貨1枚かなぁ?アガルタが買い取りってくれる時は品質とか種類とかで上下すけど最低大銅貨1枚位で売れるから半額位になるかなぁ」

 残りの所持金を考えても無理がなく簡易家(インスタント・ハウス)の施設やスキルを使用すれば直ぐには無理でもいずれは修理できると信じて購入をする事に決めた。


「懐と相談しても大丈夫そうなので5つ共購入します」と腕輪から大銅板貨1枚を取り出して女性の手に置いた。


 大銅板貨を受け取った女性はカウンター下に硬貨をしまいお釣の大銅貨2枚と小銅板貨1枚を自分に渡してカウンターの奥に入って行ったそして奥からは「えぇとリアクターユニットはどこに閉まったかなぁ?」と良いながら探し始める。

『残り所持金小銀貨2枚と大銅貨2枚と小銅板貨1枚』『22,500円』


 そんな声を聞いていてこの人店をやっている割りにずぼら?と思ってしまうせめて 研究所や隣国?に売却しているのだから一纏めにしてしまって置けばいいのにと思いながらカウンターの上に置いてある魔導具のリストを暇潰しに読んでいた。


 そして大体3分前後位に1つ見つけてはカウンターに置きを繰り返す事合計15分カウンターの上には五種類の色と形の物が置かれている。


 そして運ぶのに少し疲れたのか少し女性の息が荒いが一様1つ1つリアクターを説明してくれたの赤色のが火属性のリアクターで青色のが水属性のリアクター次に緑色リアクターが風属性のリアクター、茶色のリアクターが土属性のリアクター、最後に紫色のリアクターが雷属性のリアクターらしくそれぞれ属性にちなんだ特性があるらしいがこの国ではまだそこまで解析出来ていないらしく研究中だと教えてくれた。


 それと魔導工学には魔術の知識と魔法言語学の知識と錬金術の知識が必要らしくここには置いて無いがダンジョンで低確率だが言語学と錬金術の本が落ちらしい事、魔術は初級と下級の物は冒険者ギルドのセミナーのようなもので良ければ火木の週2で受けれるらしい事も教えてくれた但し受ける前に属性適正を調べる必要が有るようだ。


 色々有用な情報を聞いてその事に御礼をして5つのリアクターを腕輪に閉まい店を後にした。


 魔導具屋を出て何か忘れているような気がして思い出すとそう言えばまだ入街料を支払っていない事を思い出して足早に自分が入って来た西門を目指して歩みを進める。


 恐らくは路地を通れば近いのだろうがこの街に来て2日目道に迷い戻れなくなったりポン引きや後ろ暗い人達の勧誘に会いたくない為ひたすら大通りを歩く。


 流石に1度通った道一心不乱に歩いた為か体感的に探しながら冒険者ギルドに行った時よりも速く西門に到着した気がした。


 到着した勢いのまま衛兵詰所の窓口をノックしたすると中から若い兵士が顔を出して要件を聞いてきた。


「すみません、昨日ここでこの木簡を渡されて街に入った者なのですが入街税の支払いはここであっていますか?」


「確かにここであっています、ただ北門以外でも支払いは可能でしたよ、各門どうして連絡がとり安いように通信用の魔導具や魔術師が待機しているのでえぇーと改めまして入街税のお支払ですねまず入街した時に渡された木簡とギルドの認識表をお見せ下さい」


 言われた通りに腕輪か木簡取り出して窓口に置き首に掛けてある認識証を取り出して兵士に見せる。


「では照合の為にこの石板に手を置いて下さい」


 言われるがままに手を置くと昨日とは違いミントグリーンに発光する。


「はい確認と照合が取れましたではこのカルトンに入街税の小銅板貨1枚を置いて下さい」

 腕輪から小銅板貨1枚を取り出してカルトンに置く。


「ではもう一度石板に手を置いて下さい」

 手を石板言われた通りにもう一度置くと今度は水色に発光する

「はい手続きが完了しましたお疲れ様です」

 兵士は事務的に手続きを終わらせて詰所の奥に戻って行った。


 事務的手続きを済ませた兵士にあっけに取られいたがしかし日本が他と比べると平和ボケしていたのかなと思いつつ空を見上げる気がつけば空はオレンジ色に変わっており今日は色々と忙しいかったかなぁ?とか昼食また喰い損なったなとか考えながら宿に戻るために大通りを歩く。


 税金を支払ったお陰かなんだか気持ちが少し軽くなった気がして宿にゆっくりと戻りつつすれ違う人ひとりひとりを目でおいつつ歩みを進める。


 やはりなのか時間にして大体17時から18時位ですれ違う人進行方向が一緒の人皆それぞれ少し疲れてそうな雰囲気だか皆生き生きしていて昨日は気ずか無かったが活気に満ち溢れているそんな感じがした。


 これから家に帰るもの、これから外食をするもの、飲酒をするものと様々だか活気にある触れる空気が溢れていたきっとそれはダンジョン街って理由もありそうだかその他にも色々あるのだ。


 そんな空気を感じているうちに宿に到着した、扉を開けると食堂の方からとても良い匂いが漂ってきて唯でさえ昼食を抜いているためか余計にお腹へるただカウンター上に設置してある時計のような物の時間を見るとまだ30分位時間が早かったので207号室に戻る。


 残りの時間を今日購入して腕輪に収納した武器や衣服それとリアクターを分かり安いように部類ソートをして見やすいようにしたり武器屋出て以降確認していなかった行動ログの確認をして時間を潰した。


 そして表記されたログの1つに《壊れた魔力式動力炉(リアクター)》の後に修理チュートリアルクエスト発現、作業部屋にリアクター作業台Lv1.0設置、武器・防具・動力炉の初級レシピ関連書簡の本棚の設置と続き制作クエスト『魔導工学を学べ』『魔術を学べ』『魔術言語を学べ』『錬金術の道』の発現と出ていた。


「なんだかリアクターの修理の道が遠のいた気がしてきたなー」

 と言いながらベッドに倒れこんで腕輪をメインの画面に戻す『このPSDに時計機能付いて無いのかなぁ?』と思った矢先画面左上端にスマホのように小さめに現在の時刻が表示されていてそこには疾うの昔に食事の時間になっており18:15分と15分過ぎていた。


 思わず時間は、まだまだ余裕があるが寝転がっていたベッドから飛び起きて部屋を出て扉に鍵を閉めて1階の食堂に向かう。

 少し急ぎ気味にタッタッタッタと階段を降りて行き食堂に入ると10歳前後の女の子が厨房とテーブルの間を行き来している、その光景に少しボケっと立っていると女の子は此方に気がつき此方に来る。

「お客様は御宿泊のお客様ですか?それとも御食事て来たお客様ですか?」


「自分は、207(にーまるなな)号室に留まってお客だよ時間になったから食事をしに来たんだ」と持っていた部屋の鍵を見せる


「御宿泊の方ですねお席はカウンターしか空いて居ないですがよろしいですか」と聴かれたので大丈夫だと答えると席に案内される。


 席に座ると飲み物は、果実水と水で薄めた葡萄酒とエールどれがいい聴かれたのでエールと答えるそれを聞いた女の子は、厨房に入って行った。


 待つこと大体5分位で夕食が運ばれてきたメニューは、バケットが2つ、カボチャのシチューに牡丹肉のステーキそれとドリンクにエールとなっていたそれを30分位掛けて食べる。

 食事の間にさっき女の子以外の若い女性店員が他の客に食事を運んだりテーブル片付けをしに通るのでギルドの講習の為にも今日が何曜日か聞いたりこの国ことを聞いたりして情報収集もした。


 食事が終わり部屋に戻り食休みをしつつ今日買ったリアクターの1つを適当に選び取り出した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ