十三話目☆
42~44
吹き飛ばされた時に落とした採掘ハンマーを拾い上げ自己バフで【簡易身体強化魔術】と雷属性の魔力撃を掛ける。
ただ今度のために『後で付与魔術調べ方がいいかな?』と頭のメモに書き加える。
三雲「マキナさんすみません戦列に復帰します」
玄龍「わーも復帰するヨ」
茨木「すこーし痛かった、これは高くつくぞ鳥畜生」
三人とも揃って戦列復帰が出来る準備が出来る事をマキナは確認すると丁度手持ちの散弾砲が再装填だったようで直ぐに後退した。
マキナ「皆サン御無事ダッタヨウデデハ、スイッチシマス」
マキナが後退し変わるように茨木、自分、玄龍の順番で大嘴型魔物に突っ込む。
茨木は、注意を引くつもりかさっきの損傷のお返しかとばかりに大太刀を右に左にと首付近を目掛けて振り抜き大嘴型魔物に斬りかかる。
対して自分と玄龍は、茨木の斬撃が乱れ舞う魔物の前方を避けて翼や脚に狙いを定めて立ち回る。
マキナの砲撃や銃撃、ラベンの魔術による火力支援や魔物の攻撃等を掻い潜りながらも3人は、大嘴型魔物に損傷を蓄積させていくも。
茨木「くっ!流石に首回りは防御力が高いかそんなに深く入らないし密集した羽毛のせいで斬撃が滑ってる感覚がする」
茨木のそんな呟きに自分と玄龍は魔物挟みながらも視線があう、すると全体的な戦場を見渡していたアナグマも何やら気がついたようでこちらに注意するように促す。
アナグマ「そいつ羽毛のしたに竜種に近い柔軟で硬い甲殻を持っとるようや茨木はん大太刀ではいまいちや何か違う武器持っとらんか?」
茨木「どうやらそのようだな、ちょっと二人共に装備変えるから15秒程変わってくれる」
どうやら茨木は手応えとアナグマの指示で総合的に判断して手持ちの武器を変えるようで一時後退、自分と玄龍は2人とも大嘴型魔物の両脇をキープしつつ攻撃回数速度を上げるように努力し互いに魔物の注意を引き合い損耗を抑える。
しかし三人から二人減ったことで翼を広げての回転攻撃や嘴での攻撃の他に属性息吹等パターンも増えて回避や防御の時間も増え始め自身の手札を隠してもいられる。合間の時間に修得した術式遅延を使い手数を増やし何とか攻撃効率を下げずにすみ玄龍も直接 術符を魔物の体に張り付けて遠隔爆弾のように使い始める。
茨木が後退して13秒位には時折魔物の攻撃の手が止まったりし始め気を引き締めて直した所に茨木が肩に緑色の金属製2.5mの八角棒を担いで現れ魔物のドタマに力の入った振り下ろしの一撃を御見舞いした。
茨木「二人とも待たせたな」
茨木の頭部への強力な一撃を貰い魔物の脳がシェイクされ足元が千鳥足になり遂には腹這いに魔物は倒れ込んでしまう。
三雲「えっとーこれは」
玄龍「殺ったカ?」
マキナ「サッキノ一撃ニヨル気絶ノ可能性ヲ考慮スベキデハ?」
ラベン「私もそれに賛成だわ」
アナグマ「一様1分程様子見しましょっか出口側の扉開いてる様子ありまへんし」
三雲『個人的には玄龍のフラグが気になるし正直みんなの警戒の方向に話の流れがいって正直有り難かった魔物狩人のゴム皮の毒鳥竜見たく死んだふりで近付くと襲われるのは嫌だからな』
と不安もありつつも一先ずの様子見、そして魔物が倒れてから30秒がたった頃魔物は起き上がり顔を振るった。
アナグマ「おっと敵はん起き上がりおった、ちゅう事はどうやら敵はん気絶していたちゅう事やな」
ラベン「識別か魔物生態学のスキルがあれば分かったんだろうけどそんなスキル持ってる奴は冒険者にはならないわね」
玄龍「悠長にそんな話している場合かー、あの鳥型魔物かなり怒ってイルヨ」
マキナ「ドウヤラココカラハ、カナリノクライマックスノヨウデスネ」
茨木「むしろ相手にとって不足なし」
玄龍のいる通り魔物が起き上がってから怒り狂うように両足で地団駄を踏んだり胸部をこれでもかって位に膨らせ、膨らんだ胸部に魔素や魔力を溜め込み始めている。
そして溜め込んだ物を吐き出すように真上に咆哮しそれと同時に魔物を中心として魔力波を半球状に放ってくる。
アナグマ「あれは、アカン全員対衝撃防御や下手すると最初の咆哮の時より被害が大きいで」
ラベン「術式解凍、地属性魔術『大地の壁』×18」
ラベンが術式の名称を言うと戦闘開始から少しずつ増やし待機させていた いくつかの内18の光球は防御魔術として解放されてパーティーメンバーの前に3枚ずつの積層構造の壁となり迫り上がる、大地の壁が上がりきったとほぼ同時に咆哮の衝撃波が壁に着弾しその後体感的2秒程遅れて魔力波か着弾する。
戦闘隊列の関係上、魔物と近かった自分、茨木、玄龍の前に出された大地の壁は2枚が全壊残り1枚も7割方破損している状況で後列の三人の大地の壁は1枚目が全壊、2枚目が半壊と言う状況となっていた。
アナグマ「皆はん無事でっか?」
アナグマが今の複合攻撃による損耗を確認を確認をしてくる。
マキナ「コチラ損傷無シ戦闘継続可、ラベンサン壁魔術アリガトウゴザイマス」
玄龍「わーも無問題ネ、ラベンさんありがとうヨ」
茨木「ちょっと内側に響いた、吾も問題無しだ魔術師防御感謝するお陰でまだ闘える」
三雲「自分も損傷軽微です、防御魔術有難う御座います引き続き援護宜しくです」
ラベン「感謝の言葉有り難く頂くわ、私は今ので大分待機術式使ったから次今と同じ規模の攻撃来ても防御は難しいわ」
互いの被害を確認報告しあい、アナグマは経験から来る観察眼で注意を促す。
アナグマ「さっきの咆哮から恐らく激昂状態に、入ってるかもしれへん、さっきより怒りで大雑把やけど一撃一撃が重くなってかもしれへんから皆はん気ぃ付けなはれや」
戦闘を再開すると確かにアナグマの言う通り大雑把だが気絶前よりも攻撃が重くなっておりとても盾で防御なんてとても出来そうに無い攻撃が来ている。
それに激昂状態だからか茨木の誘導を無視して後衛から援護攻撃してくれているマキナ達3人に風属性の弾丸ブレスや風の刃のような攻撃を飛ばす様になった。
ただそういう攻撃には隙も大きく此方も注意をこちらに向ける様にと通常攻撃に加えて特技や魔技を合間合間に入れているお陰で大嘴型魔物の体力の損耗が加速度的に増え5分も経たずに激昂状態から疲労状態に以降し時折転けたり息切れを起こし攻撃もままならなくなり始めた。
しかしそれは此方も同じ事で時間制限内に転移術式で帰らねばならないとプレッシャーがのし掛かり皆どこか焦りが出始め人と魔物、お互い心身が疲労困憊になり始める。
アナグマ「皆はん魔物が弱り始めてから後もう一踏ん張りや」
アナグマの一声を皮切りに5人は流れるように次々と必殺の一撃を放つ。
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アナグマ「皆はん魔物が弱り始めてる後もう一踏ん張りや」
アナグマの一声を皮切りに5人は流れるように次々と必殺の一撃を放つ。
茨木「鬼神一刀流妖怪技奥義【八岐大蛇】」
茨木は、八角棒がを魔力により緑色から青色変え水を生み出しながら河の濁流のような八連撃を魔物に放ち。
玄龍「四凶象形拳必殺【窮奇】」
玄龍は、符術で身体強度を強化し闘気を両腕に集中させ、両手を虎爪の型に作り虎が獲物を狩るように闘気の爪で斬り裂き、両腕を巨大な虎の顎門にみたて咬み砕く様に両手を閉じると闘気で出来た虎の口が魔物を咬み砕き。
ラベン「影の国の女王持ちし四十の棘持つ海獣の骨槍、私に仇なす眼前の魔物を抉り穿て影魔術【ゲイ・ボルグ】」
ラベンの唱える詠唱が現実化するが如く周囲にある影がラベンに集まり大きな塊となり波打つ、すると影から1本の禍々しい槍出現しラベンの頭上で穂先を魔物に向けて静止し、ラベンが投げる動作と同時に高速で射出され魔物の胸部に突き刺さり。
マキナ「ツインハンドキャノン装着、弾種 雷属性 炸裂榴弾ヲ装填ターゲットロック全弾掃射【ツインカノン・フルシュート】」
マキナは、自前の【異次元の収納庫】からまるでロボアニメのような2門のハンドキャノンを取り出し両腕に1門ずつ装着、両門に魔力砲弾を装填し魔物に照準を定めて【ツインカノン・フルシュート】と吠え左右交互に発射し反動で後退しながら全12発を魔物に撃ち。
三雲「間に合わせの模倣必殺【雷撃の十字強打撃・過重魔力】」
現状修得している術技の中から出来る範囲内で考え模倣をする、某湖の騎士のように現在掛けている雷の魔力撃に魔力操作で戦槌が限界ギリギリ耐えられる位の魔力を流し込み左手で戦槌の石突きを持ち右手をその15cm上を持ちヘッドを後ろに引いて魔物の脚の付け根に対して十字を切る様に右から左に1撃目の【打撃】を放ち繋げる様にして上から下に渾身の【強打撃】を放た。
全て術技が魔物に着弾、皆今ので魔物の体力を削り切ったと思い事の成り行きを見守る。
五人の術技の影響で出た煙が徐々に晴れて行き魔物の現状が現れる。
魔物の体は、五人の必殺クラスの術技含めこれまでの戦闘の影響で裂傷や打撃痕、刺傷、弾痕でボロボロになっており殆ど何時倒れても可笑しくない位の損傷具合だった。
しかし魔物はまだ2本の足で立ちこちらに今にも反撃せんばかりの気迫があった、そして咆哮しよう息を大きく吸い込み「ギャッ」と吠えるとシューと空気が漏れる音と共にズドンと大嘴型の魔物は地面に倒れる。
今度こそ倒しきったようで出口側の扉?の施錠が外れたようだ。
施錠の解除音で全力を尽くした5人は皆しりもちをつき息たえたえとなり疲れで足腰が立たなくなってしまった。
アナグマ「今度こそBOSS魔物を倒せたようやなり皆はん疲れいる所悪いんやけど講師が指定した時間が近づこうとしておる皆はんもう一踏ん張りや」
アナグマは鼓舞しながらバックパックから体力回復薬と魔力回復薬を1人1人に配り五人全員が街に帰還するためにもその場で服用し体力回復薬の効能を確かめつつ立ち上がり出口に向かう。
アナグマ以外は何とか歩ける状態で進んで行くと畳8畳分位の大きさの祠?のような石の建造物がありこれが恐らく講師の言っていた帰還術式が有るとされる場所なのだろう。
茨木「ここが目的の場所か?」
ラベン「手前でエリアBOSSと戦闘になった事だしここがそうね私の地元の物とデザインが違う気がするけど中に入れば分かるでしょ」
念のため罠等も考えてアナグマを先頭に扉を開けて中を覗く。
中を覗くと床に複雑な魔法陣が描かれておりうっすらと文字や線が発光していて魔法陣の中央に書見台らしき物があった。
アナグマ「罠は、無さそうやな、どれどれ」
罠の有無を確認したアナグマは、魔法陣中央の書見台に近付き懐からクエストの管理等に使う端末を取り出し書見台にに置く、すると端末に端末に刻まれた術式が発光し十数秒経つと発光が止んだ。
アナグマ「問題無く使えそうやな」
三雲「あのアナグマさん今何をしたんですか?」
ラベン「今のはこの端末にこの迷宮の進行状況を記録したのよ」
そう言ってラベンも同じように端末を書見台に置いて同じように自身の物にも記録を済ませる。
そのまま流れで茨木、マキナ、玄龍、自分の順番で端末に進行状況を記録していく。
ラベン「みんな無事に記録出来たみたいね」
アナグマ「さて帰還やな、さて一応知らんメンバーの為に帰還のしかた説明しとくな」
アナグマ「進行状況や座標等をを記録した端末をこの書見台に置いて端末内に記録された転移したいをタップする、するとパーティーを組んでる場合は転移魔法陣内にいるメンバーの端末の画面に転移先の名称と承認か拒否の文字が表記されるでメンバーの8割が承認し最後に押した人の30秒後に目的の座標に飛ぶんや」
ラベン「ッでここまで臨時リーダーが説明してくれたけど何か質問ある」
マキナ「ハイ、スミマセン当機含メテココニ居ル全員最初ココニ入ッテ来タ時ニ入口ノ記録ヲシテイナイノデスガ大丈夫ナノデスカ?」
アナグマ「それはそうとやなダンジョン内で1番始めての登録をする時に一緒登録されるから問題無いや」
その後粗方質疑応答を行い時間も差し迫っていたのでアナグマが代表して帰還を選択し入口へと転送した。
転送が完了し転移時の眩しさで瞑っていた目を開くとダンジョン体験会に集まっていた人数の半分近く居た。
一先ず集まっている方に移動しようとメンバーで話し合いそちらへ向かった。
講師「貴方達で時間的に最後ですか、どうやら貴方達は全員で帰還したようですね」
講師「あぁ別段他のグループが皆殺し合ったとかでは無いですよ、他の人達は道に迷ったりバラバラにはぐれたりで人数が減ったり外れたを引いて制限時間内に帰還が出来ていないだけですから」
でその後5分程時間が経過し講師が外に並ぶよう指示され現状いるメンバーで皆移動しチーム毎に並んだ。
講師「えぇーとたった今さっき私が指定した時間が過ぎました、ここに今いない人達は後でというか今熟練の先輩冒険者様達に捜索し連れ戻ってこれるようになっています」
講師「一応あなた方に支給してある端末には迷宮内で時間の流れてがずれる考慮して外部の日時と迷宮内での経過時間が表示出来るようなっています」
講師「それと時間経過は迷宮毎に違い今回体験していただいたこの迷宮はでは24倍の時間差があり迷宮内で1日経過してもこちらでは1時間しか経過しません」
講師「その理由学者いわく広大なフィールドにあるらしく迷宮は、広さと難易度に比例して内外の時間差が大きくなるとのことです」
講師「っと色々と説明している間残りの人達も戻って来たようですね」
講師「えぇーと皆さんお疲れ様です、これにてダンジョン体験会を終了します各自ギルドに戻りクエスト報告と同じような手続きを済ませ臨時パーティーの人達はチーム解散の手続きを済ませてくださいお疲れ様です」
講師の解散の号令を聞いた自分も含めた人達街にグループ毎に戻っていく。
重たい体をひぎずりながら。
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重たい体を何とか動かし索敵とかで魔物を避けつつ迷宮に移動した時の1.5倍の時間をかけつつ街へ何とか帰還その足で冒険者ギルドで迷宮講習修了の手続きと臨時パーティーの解散の手続きを済ませ迷宮内倒しドロップした魔物の素材や魔石を換金それを妖怪6人で均等割りし分配され1人辺り銀貨4枚銀板貨1枚となった
いくら体力回復薬を服用していても精神的な疲労に関しては疲労が取れるわけでは無いので一刻も早くベットにinしたい気持ちは合ったが今後の付き合いも考えて組んでくれたら人達に声を掛ける。
三雲「皆さん今日はお疲れ様です自分みたいな迷い人と組んで頂きありがとう御座います又会うことがあればその時もよろしくお願いしますお先に失礼します」
挨拶を済ませて立ち去ろうと思ったら呼び止められる
アナグマ「あぁ三雲はんちょっと待ってくれへんか?それとラベンはん達もやけどこの後僕らで打ち上げせえへんか?」
正直早く簡易家に帰りたかったが食事を作るもの面倒くさいのも確かなのでどこかで食事を済ませたかったのも事実だったのでとりあえず了承する。
三雲「自分は、構いませんよ打ち上げに行きます」
アナグマ「三雲はんありがとう!っでラベンはん達はどないするんや?」
ラベン「私は、そうねあなたと三雲村雨くんを2人にさせるのは可哀想だから私も行くわ」
玄龍「わーも打ち上げ行くヨ皆と仲良くもっとなりたいヨ」
マキナ「コレモ付キ合イト言ウヤツデショウカ?当機モ参加サセテイタダキマス」
茨木「吾は酒5升飲めればそれでいい」
アナグマ「茨木はんの返答は解りづらかったけど皆参加ちゅう事でギルドに併設の酒場に行きまっしゃろ」
その後併設の酒場に行き3時間程お酒込みで飲食し支払いで今日の素材売却の1/10 が溶けた。
ラベンとマキナは種族の関係上 小食。
玄龍は、そもそも食事よりも生気?精気?のようなエネルギーが主食らしく吸血鬼に近いらしいだから一応は偽装で少しは食べるが人がいっぱいの所に来たかったらしい
アナグマは、身長が135前後の割に人の2倍近くのを食べ。
茨木も宣言ワイン、エール、ミードにシードルを合計で5升分飲み干しその上でソーセージ等のつまみも1.5倍近くの量を食べ、しかも酔った様子を見せていなかった。
ちなみに今回の自分の食事は、迷宮産の狂人雄牛のサーロインステーキ200g、ライ麦パン、マッシュポテト、コンソメスープ、ミードと普通より少し多めの食事になった。
帰りに銀貨1枚銅板貨1枚〔15,000円相当〕の鉄製の戟〔矛と戈が合わさった長柄武器〕をを購入し虚空庫にしまい帰路につく。
前日と同じ城壁の扉で周りに目撃者がいない事を確認し前日と同じ様に鍵を使用し簡易家に入り靴を脱ぎ防具を外しリビングでくたばる様に寝転がる。
10分位だらけそう言えば今日はかなり汗をかいた事や土埃がかなり付いている事に気が付き1度リビング側の玄関を使い川で軽く水浴びをしてから街に戻り公衆浴場でがっつり身体を洗い湯船で疲れを癒し又簡易家に戻る。
そこでようやく一息つく
三雲「ふぅー今日は、どっと疲れたやっぱり独りのほうが気楽な気がする人に気を使わないし、ゴーレム使い放題だし、失敗を自分のせいに出来るし」
三雲「そう言えばMHX以降オンラインマルチ系統は戦闘領域4位だけだなー」
三雲「明日は休日にしてまだ作業途中の武器製作を続きをしようあぁ後は買ったばかり戟も馴れないといけないかーZzz」
とそんなこんなで異世界9日目月曜日が終了した。
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異世界生活10日目火曜日
三雲「ふぁっはぁーおはよう」
ベットから起き上がり台所のコップに【生成水】で水を入れ口を濯ぎ朝1の水を飲む。
この世界に来てまだ魔術を使用していなかった時に溜めていた蒸留水や濾過水がまだあることを思い出しかなり常温で放置していたのでまずいと思い川で廃棄、使用していた水瓶を魔術を使い洗浄して簡易家の邪魔にならない場所で簀の上に置いて自然乾燥させる。
そんなこんなで水を飲んでから45分程が経過し待ちに朝食を食べに移動する
この前来たとき同様に様々な朝食メニューを出す店で活気が溢れ返っている。
三雲「今日は何にしようかな?」
うろうろとどれも美味しそうだと悩み、食欲に委ねパッと頭に思い浮かぶ物を購入した。
そして購入したのが中魔鶏の厚焼き卵と突進猪の厚切り焼きベーコンのサンドイッチ3つと野菜のコンソメスープそれと果実水。
腹拵えを済ませ簡易家に戻りリビングで食休みがてらステータスの成長の確認する。
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名前 三雲 村雨
種族 人族 ヒューマン
性別 男性♂
レベル 1
MP260/260 攻撃力 50+110
TP275/275 物理防御25+90魔術防御25+100
筋力 110/1000 H.耐久 90/1000 I.器用 105/1000 H.
敏捷 120/1000 H.魔力 110/1000 H.精神 100/1000 H.運力 56 I.
重量 36.0/250
属性耐性火1水1風1雷1土1光0影0
武器 採掘用大槌|攻撃力 50
骨格 汎用型フレーム壱式/コア プロトタイプ・コア 2500/2500
頭 ビギナーヘルム|物理防御 5 魔法防御 5|火0水0風1雷0土0光0影0
胴 ビギナーチェスト|物理防御 5 魔法防御 5|火0水1風0雷0土0光0影0
背中 プロトタイプ・リアクター|50/1s、緊急15.5s|500/500|魔力転換装甲25%
腕 ビギナーアーム|物理防御 5 魔法防御 5|火1水0風0雷0土0光0影0
腰 ビギナーベルト|物理防御 5 魔法防御 5|火0水0風0雷0土1光0影0|0/0|0/1s
脚 ビギナーレギンス|物理防御 5 魔法防御 5|火0水0風0雷1土0光0影0
種族スキル 投擲Lv3.10 ランナーLv10.00
武術スキル 汎用武術 Lv12.25
魔術スキル 魔獣創造製作【魔法】Lv8.02 汎用魔術 無属性魔術Lv2.70 属性魔術【伍】Lv5.00
補助スキル 強化外骨格Lv6.00 魔力操作Lv9.00 気力操作Lv7.50 気配察知Lv7.50
生産スキル 錬金術【初級】Lv6.00up解体Lv7.00武器制作Lv7.55
――――――
三雲「でログはと、うぅーん」
―――
――ログ
――《魔力操作に属性変換、術式合成0.50、属性融合0.50、過重魔力0.25が派生しました》
《汎用魔術スペル【霧の生成】を習得しました
》
《一定の行動経験値により汎用武術応用汎用Tアーツ【十字撃】を取得しました》
三雲「うぅーんこれと言って習得が多くないなパーティーを組んだ時にやっぱり少し力を隠し過ぎたかなぁ」
三雲「ただラベンさんが使ってた投擲槍系誘導弾系それとスタンダードに弾丸系、矢系騎乗槍又は突撃槍系は、修得しておきたいな」
三雲「さて武器製作の続きと出来れば防具製作スキルの修得としておきたいからここ何日かは外出が少なくなりそうだなー」
そう呟きながら作業部屋に入って行く。