第一話目
異世界強化外骨格【仮】の一話から5話目まで
目が覚めると辺りは薄暗くベッドで寝てたはずなのに背中が固かった恐らく洞窟なのだろう。
「むっここは、どこだ?」
「それに暗いキャトルミューティレーションでもされたかな?」
「それとも異世界転移か転か、でも神様と存在Xとかもあった記憶無いしなーうぅーん」
などと一言を呟きながら立ち上がり行動することにした
「まず現在地の確認からかな?」
「その前に持ち物確認、確認えーと」
着ていたは、綿のシャツと麻のズボンだったそしてズボンの右ポケットになにやら入っているようだった
「うっ?何だ?!メモかなえーと何々」
(拝啓、三雲村雨くんへ目が覚めて驚いているであろう、此方の手違いで部下を送るつもりが送信側の座標軸を間違えて君を異世界に送ってしまったようだ悪い、幸い物資とうはそちらに送ってある寝ていた付近にアタッシュケースが有る筈だ有効活用したまえ)
「…と言われても薄暗くて探しずらいしなー、そう言えば左には何が」
その中に液体の入った白く半透明の長さ8㎝位の棒だった
「……ケミカルライト?しかも色別で5本、まぁ有効活用しろって手紙に書いてあったし有り難く使わして貰おう」
とりあえず1本取って他はしまって使い始めた
「おっ緑色だ!っと、アタッシュケース、アタッシュケース」
(これかな?中身、中身は~と)
中に入っていたのは、エピペンのような注射器、キーケースの付いた鍵、機械的なリストバンドと手紙だった。
「また手紙だ、えーと何々(どうやらケースを見つけたようだね、一様ケースの中身を説明しておこう。
1,注射器は異世界で病気で死なないように環境適用用のナノマシンが入っている、から即病死したく無いなら首筋に射つように。
2,鍵は、マイ・ルーム・ホーム兼作業部屋へ入る鍵と行ったことがある場所へ繋がる鍵がある。
3,腕輪は、鑑定兼収納アイテムだ大体君が持てる5倍の重量を収納して重さの0にしてくれるただしそれ以上だとオーバーした分は、軽くしてくれないから注意するように。
4,あぁそれとゲーム好きの君にお詫びの印で作業の一画に広い意味での強化外骨格のフレームと関連装備作成用の施設を用意した受け取ってほしい。)強化外骨格かーワクワクするなー」
―――――
宇宙人?視点
薄暗く大きなモニターや様々な機械が並ぶ部屋の中央で二人の人型が作業をしながら会話をしていた。
「しかし先輩良いんですか?あんな嘘ついて」
「あぁ、大丈夫だありがち嘘でも無いし此方の仲間を転送する予定だったが翻訳部門のミスで小文字のAとαと言う文字を間違えて打ち込んだみたいだ」
「はぁーこれだから言語を統一されてない惑星付近での調査や転送実験は、嫌だったですよ」
「仕方がないこの恒星系での調査任務は、上から指令だ。それにあの惑星のあの国の住人は、適用能力が高いらしいし転送先の世界軸は、様々な勢力が過度にならないように干渉、観測してる我々の組織も調査にいかねばならなかったからちょうど良い」
「因みにうちは誰を送るつもりだったんですか?」
「あぁそれは、あの惑星に送っていた調査員を送る筈だったんだ、だから物資は先に調査員用に送っていたんだが」
「此方のミスでご破算になったとでもあれ手紙とかどうしたんですか?」
「あれは転送ミスに気がついて急いで送ったんだ外骨格の関連機材もその時に一緒にな」
「つまりあれは迷惑料だと」
「そうことだ、それに彼はきっちり6時間寝ててたから彼の傾向を調べて送ることができたから助かったよと、それよりもう一度同期出来たら調査員派遣するからミスがないように確認しとけ」
「了解でーす」
―――――
「取り敢えず忠告道理死にたく無いから、注射器を使っとくか」
ケースから注射器取り出し首筋に打ち込もうと思ったが念のために首の脈を探しそこに打ち込んだ。
「いっつぅぅぅ、……やっぱ注射だからくっそ痛い」
「次は、マイ・ルーム・ホームへの鍵試してみようかな」
ケースから鍵を取り出し適当に空中でひねって見たが特に何も起こらないかった。
「う~ん何でだ?」
ふと思い出すようにケースから3つ目のアイテム腕輪を取り出した。
「あぁ~もしかして取扱説明書も含めてだったのかな?しまった~先にこっちから使えばよかった~」
「何かフォー◯・◯ウトの◯ップ◯ーイに似てるからあれみたいに左腕に着ければ良いのかな?しかしさすがスペ・テク機械パーツがスマホ位だしあれより薄いでも装着パーツは余り変わらないけどやっぱり軽い」
腕に被せ留め金を回し固定した
《P・S・D起動、血中のナノマシン確認、身体情報解析、解析完了、ユーザー登録開始、マスター名前を登録してください》
「おぉ起動したそして注射が先で良かったんだ、えぇーとユーザー名【三雲 村雨】で良いのかな?」
《ユーザー名【三雲 村雨】認証、登録完了、システムオールグリーン、身体情報を表記します》
名前 三雲 村雨
種族 人族 ヒューマン
性別 男性♂
レベル 0 戦闘経験無し
筋力 0/1000 I
耐久 0/1000 I
器用 0/1000 I
敏捷 0/1000 I
魔力 0/1000 I
精神 0/1000 I
運力 0 I
重量 0.75/50
武器 無し
頭 無し
胴 無し
背中 無し
腕 無し
腰 無し
脚 無し
転移ギフト 取得経験値up【中】 全属性適性
所持スキル 汎用武術 Lv.1.00 魔獣創造製作【魔法】Lv.1.00
強化外骨格Lv.1.00 錬金術【初級】Lv.1.00 魔力操作Lv.1.00
「ウッワー表記が◯ンま◯っぽい、っでこれステータスの詳細って確認出きるのかな?」
《可能です画面表示の場所ダブルタップしてください詳細が確認出来ます》
「ほほぉう、なるほど」といっても画面表示のレベルから上から順番に確認することにした
レベル この世界での身体の大まかな強さの段階産まれた時はみな平等に0から始まる人族系の種族は教会や像の前で祈ることでレベルが上がっていく、上がる時にステータスは運力とスキル以外はリセットされる、ステータスはそれぞれ個々に上限が存在する上限まで上げた場合の例外として10%持ち越しとなり20%上限が上昇する。
レベルが上がる条件は祈る対象により様々だが大体ステータスの項目のランクをC以上3つ以上、又は1つ以上の成長限界値、自身より1段以上上位の相手(大体がモンスター)に勝利である場合が多い。
筋力 身体全体の総合的筋力の表記、物理的攻撃や重量、瞬発力に影響する、また武器や防具を装備時に個々に設定された必要値より低いと装備ペナルティをもらう、弓や弩の引く速度に影響する。
耐久 肉体の総合的耐久力の表記、物理的防御や重量、持久力に影響する、また防具を装備時に必要値より低いとペナルティを受ける、射撃武器のホールド時の時間、ブレに影響する、毒、火傷、病気など身体系の状態異常の抵抗力に影響を与える。
器用 手先の器用さを表す表記、アイテムなどを制作やに影響する、また射撃武器の命中力、装填速度に影響する、武器を装備時に必要値より低いと装備不可になる、クリティカル確率に影響する。
敏捷 身体の速度を表す表記、移動速度や攻撃速度に影響を与えるまた射撃武器の装填速度に影響する、一部の武器や攻撃モーションにたいしてダメージボーナスが入る。
魔力 身体の魔力を表す表記、総魔力量や魔法攻撃に影響する、一部の生産に影響を与える。
精神 精神的耐久力を表す表記、総魔力量や魔法防御に影響する、また魅力、混乱、恐怖などの精神系の状態異常の抵抗力に影響を与える、回復系魔術に影響する。
運力 運の良さを表す表記、ダンジョン内でのドロップや宝箱、レアmobレアボスに影響を与える、またクリティカル確率に影響を与える、即死の回避力に影響する、解体時ボーナスに影響する。
取得経験値up【中】 その名の通り経験値の上昇ギフト【中】で50%取得量上昇、経験による後天的なスキルの取得がしやすくなりスキルLvが上げやすくなる。
全属性適性 基本属性八種類の適性、応用属性は努力次第、基本属性は火,水,土,風,雷,光,影,無。
汎用武術 満遍に偏りなく伸びる武術スキル、共通のモーションにより応用が効きやすくなっているが特化してない分成長が遅い。
魔獣創造製作【魔法】 魔法生物系の魔物を造りだし使役するスキル、簡単なゴーレムやスライムは、その場で造れるがホムンクルスやキメラ系魔物は専用の施設が無いと作れない。
強化外骨格 身体能力を強化し硬く身体の守る外付けの骨格、このスキルがあると防具装着時、素材由来の一時的な後付けスキルや装備枠の追加がされる 。(頭、胴、腕、背中、腰、脚)
錬金術【初級】 鉄を金に、水をワインに、炭をダイヤに魔力により過程を飛ばす科学的スキルしかし初級の為できる事は限られている。
魔力操作 読んで字の如く魔力を操作を補助するスキル 。
「取り敢えずステータスは確認したから鍵の方も調べてみるかな、しかしどうやって鑑定みたいなことするんだろう」
取り敢えず鍵を持って色々試すことにした。
鍵をただ寄せてみたり側面のカメラにかざしてみたりと色々していたら画面にかざしたアイテム説明が画面に表記された。
【次元キー 登録された場所と場所をマイルーム・ホームを通じて移動できる鍵、その為一定の水力や風力、波力、光力等が近く(大体50mくらい)に無いと起動しない】
「なるほどここはまだ洞窟内で動力元がないからかー、ならちゃっちゃと出ないとなー」
幸い採掘所の入り口近くの休憩所のような場所だったのですぐ出る事はできたが目の前に広がる風景の印象は森又は山の中だった。
「あぁ~人里見つけられるかな?」
「取り敢えずモン娘が好きな大学生の漫画を思いだそう、えぇと確か水と拠点と火の確保からだっけ拠点は鍵があるからいいとして水の確保に川を探そうそれから食料確保と動こう!」
そう言って手紙をアタッシュケースにしまいケースを持って川を探しながら歩き始めた。
「そういえばこれどうやって腕輪にしまうんだろう?」
そう言って腕輪の画面をスマホの要領で操作をし始めたそして色々なことが分かった。
ステータス確認アプリ、アイテム等を鑑定識別するアプリ、アイテム収納アプリがあったつまりいちいちアイテムをかざさなくよかったのである、それの画面が手の甲側と手の平側にポジションが変更可能だったこれは恐らく防具装着時に邪魔にならないようにだろう。
取り敢えずケースを収納するためにアプリを起動させるの画面収納かカメラ収納の選択が出たどうやらこの腕輪カメラも付いてるらしい。
画面収納をタッチしケースをかざして収納した。
幸いなことに作業道っぽい物があったのでそれを下りながら枝や石、蔓等を拾い集め収納して歩いた。
30分位歩き1.5km位進んだろうか山を降り森を抜けたようだ少し離れた所に集落を発見した。
「もうひと踏ん張りかな?あそこに着けばどこだか分かるかも」
しかし少しづつ近づくに嫌な感じがし始めた、そして到着して気がついた人いなく捨てられ場所だった。
「見事に廃集落、しかも山を出れたと思ったけど周りに山脈があってここ盆地っぽいから抜けたか微妙かなー?」
まだ日が高かったので取り敢えず集落周辺や集落内を探索した、そして分かった事はどの家の中はほとんど何もなく運び出すには、大変な箪笥やテーブル、水の濾過装置しかなかった。
埃がやや積もっていたのでそれなりに棄てられて時間が経っているのだろう、水は浅い井戸があり川も近くにあったこれで鍵の方も使えるだろう。
それとまぁ恐らく逃げるように集落を捨ててって行ったのだろう収穫可能なさつまいもっぽい物やじゃがいもっぽい物等保存が効きやすい食べ物があったので全部腕輪に収納しておいた。
他に採掘用の鉄杭とハンマー種類、鶴嘴のセット、解体用ナイフ4本と鋸のセット、伐採用の斧と楔と鋸のセットがあったのでこれも全部収納した。
「泥棒だけど住人の気配がないからええよね」
少し罪悪感はあるが捨てていった思いたくあった。
「しかし荒らされた形跡がないからなんらかの原因で捨てるしか無かったかな?」
「取り敢えず食料と水の確保出来たからいいとして火の確保が出来て無いのが残念、鍵で行けるマイルーム・ホームに期待するしかないか」
水と食料を確保したので鍵を使用するために川の近くまで移動した
「確か何かしらの動力元が近くに無いと使えないんだっけ」
と言いつつ鍵を取り出し空中でひねった。
すると上から光の柱が川岸に立ち一瞬にして水車の付いた煉瓦の家が建築されたそれと共に鍵に付いてたキーケースの中も光新しく鍵が精製されていた。
「ウォッ!!眩し」
「えーと○ォート○イトみたいだ、ちょっと怖いけど中に入らないと火の有無が分からないから威を決して入ってみないとでも怖い」
扉開けて中を見てみるの中の空間は見た目よりなかなか広く感じられた左側には土間で釜戸が3つ、水をろ過するためにだろと思われる瓶が1つ、スキルに錬金術があるからかそこそこ大きそうな蒸留器といっぱい積まれた薪があった。
右側は40cm位の段差がありフローリングになっておりベッドやテーブル、○ンハンの収納箱のような物がおいてあり作業部屋だと思われる場所に続きそうな扉ががあった。
「取り敢えず火の方も確保出来たし一段落かな?そういえば、ぽんぽん腕輪に色々入れてたけど大丈夫かな?ちょっと確認してみよう」
と言い確認の為画面の宝箱ぽいアイコンをタッチした。
すると表記されたのは。
45.7/250kg
???? 3.0
???? 5.0
???? 11.0
とハテナマークだらけだった 。
「え~とこれは未鑑定だからこんな表記なのかな?これまとめて鑑定出来ないかな?後アイコン表記にした」
スマホの要領でいじっていると画面左上に三似たアイコンがあったのでタッチするとボックス内整理と書いてある表記やボックス内表示設定と書いてある表記があったのでボックス内整理をして表示設定をリストからグリッドに変更して4列から12列に変更した 。
「これで少しは見やすくなったかな?後は一括鑑定とか無いかな?」
ものは試しにとアイコンを長めにタッチして1列分ドラッグしてるとアイコンの右上にチェックマークが付き排出と鑑定の表示が出たので鑑定をタッチしたすると。
採掘セット 11.0 解体セット 1.0 伐採セット 2.7
ポテト×25 5.0 スイートポテト×10 5.0 枝×50 5.0 石×30 8.0 酸化鉄鉱石×5 3.0 トレントの指×4 2.0 蔓×40 3.0
「おぉ結構拾ってるな~、アイコン表記にモン○ンぽくて見やすいし、最大重量は250kgかー素のステータスの重量の5倍かーあと某恐竜サバイバルぽい感じやなー」
「酸化鉄鉱石って事は、寝てた場所は採掘所だった…か…な?ってトレントの指!!つまりよくあるスタンピードである集落は棄てられたのかな?ここ安全だと良いんだけど気にしても仕方がないからまだ色々探索しよう」
と言い家の探索を始める、取り敢えずさっきから気になってた収納箱っぽい長方形の木製の箱から調べる事にした。
蓋を上げて見ると蝶番が付いているのかまるで口を開けるみたいになった、そして中を覗くと真っ暗な伽藍堂だったので腕輪をかざして鑑定する事にした。
『虚空収納箱』
[空間拡張と時間停止の魔術の掛かった収納箱に宇宙技術の改良を加えた便利な箱
消費系アイテム、装備系アイテム、素材系アイテムに分けられ種類別にスロットに収納される
1ページ当たり横15×縦10マスになっている]
せっかくなのでセット系のアイテム以外を収納して腕輪の中身を軽くした
アイテムの移動は腕輪と箱をケーブルで繋いで送受送すれば良いみたいだ
「おおっ!よくあるゲームや小説みたいに全部持ち歩くことがなくてある意味便利かも逐一収納とかしないといけないけど腕輪に制限が有ることを考えるとこっちのほうが出先に困ることが少ないかも知れない」
「よし腕輪の重量も軽くなったし次は作業部屋だと思う部屋に入って見よう」
そう言って部屋の扉に手を掛けた。