自己紹介しました。
行き当たりばったりでかいてますΣ(´∀`;)
とりあえず、僕は椅子に影はベッドに座った。
ベッドが沈んでないところを見ると、もしかして質量がないのかもしれない。
さて、何から話したら良いものかと、とりあえず自己紹介をすることにした。
ただし、転生やナユタのことは伏せたままで。ってほとんど話せること無いんではないか?
「まずは自己紹介。僕はケイタ・タケシロです。こんなしゃべり方ですが4歳です。怪しいかもですが人族です。一応料理は得意ですよ。」
「ありがとうございます。私は名前がわかりません。存在もわかりません。年齢もわかりません。とりあえず、しゃべることはできます。よろしくお願いします。」
…ここまでパーソナルデータの少ない自己紹介ははじめてだ。しかも本人に悪気がないし、むしろ僕を助けようとしてくれるくらいだから、いい人?なんだと思う。
続いて、さっきの質問の返答かな?
「さっき君の名前やこの場所について質問があったけど、場所ならわかるよ。」
と、『ゼグシストの歩き方』の地図を広げ見せることにした。
「この赤く光ってるところに僕等が居て、ここは古代遺跡の中らしいですよ。」
僕の指差す赤い光を、目がないのでわからないが覗き混むように
影の頭部を近づけてきた。
「うーん、地図を見てもわからないですね。絵はふんいきで何となくわかりますが文字が全くわかりません。古代遺跡と言われてもついさきほど気がついて、あー、えーと」
僕の顔に頭部を向けながらあたふたしている。どうやらなんと呼んで良いのかわからないようすだ。
「ケイタで良いですよ?」とにこりと返す。
「あ、じゃあ、ケイタさんで。その、私もケイタさんを水槽から引き上げる前に気がついて、本当になんにもわからなくて。すいません。」
と言うことは、僕と一緒で最近ここに現れた存在か、昔から居て急に記憶がなくなったか、うーんわからない。ならば、怪しいところ調べてみるか。
「いえいえ、大丈夫ですよ。それより奥の倉庫みたいな部屋は調べましたか?いくつか読めない本があったんですが、もしかしたら何かわかるかもしれませんし。」
「あ、奥は倉庫だったんですね。まだ開けてなくて。字がわからないかもしれませんが、一度見てみたいと思います。」
という事で7札の本を倉庫から部屋の机の上に持ってきた。古代遺跡の本なのになぜか痛むこともなく、きれいな本だ。そういえばさっきの食料庫の果物らしきものもきれいだったなぁ。
最初の一冊目の表紙をめくってみた。んー、読めない。何ページか進んだところで読むのを諦め、次の本に。
繰り返しているうちに最後の7冊目。
ん、今までとは何かうがうなぁ。
字とかがわからないが、これって絵日記ではないだろうか?
この最初の絵は、白い部屋?病室みたいだ。次の絵は花瓶に花を生ける男の人?白いローブを着たお年寄り?接点がよくわからない絵が続く最後の絵は大きな建物の絵で終わっている。
いったいなんだろう?
最後の絵のページをめくると裏表紙との間に画がいや写真かな。中学生くらいの女の子の白黒の写真が挟まれていた。
「あ。」と影さんが声を漏らし反応する。
「何かこの写真に見覚えでもありましたか?」
「わからない…です。でも、何だか心がぐちゃぐちゃってするの。」
なんだか、影さん苦しそうだ。どうしよう?声は女の子で、どう見ても女の子が泣いてるようにしか感じなくて。
異世界に来ていきなりワケわからないことだらけで、どうしたら良いんだよう。アフターケアを考えるならいますぐ出て来い!ナユタのアホー!思わず実家に居るときみたいに大阪弁が心の中で飛び出てしまった。
その時、倉庫の本の下敷きになっていた『ゼグシストの歩き方』の背表紙の紋章のようなマークが光だし、
「だーれがアホですか?女神ですよ私。」
ナユタが突然顕現しました。
影は苦しむのも忘れて呆けている様子。
「何でナユタが?」
「何でも何もケイタさんが私を召喚したんですよ?転生先はじめて使った魔法で神を召喚とか、あなた何考えてるんですか?しかも、膨大な魔力で空間に無理矢理穴あけて、神界に響き渡る私へのアホの一言。思わず突っ込みいれるために召喚に応じてしまったではありませんか。あー、もう汚点ですよ。恥ですよ。アホで召喚される女神なんて古今東西どんな異世界探してもきっと私だけです。羽をさわられ、汚点も造られ、もうお嫁にいけない。」
なんか、もうどうでもよくなってきた。
次はステータスチェックします。