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『ゼグシストの歩き方』を開いてみました。

続きですm(__)m

ナユタからの手紙を一通り読み終えると、くしゃみを一つ。

手紙を読む前に何か着るものを探せば良かったと、なにげにクローゼットを開けてみると下着やシャツ、タオル、スウェットやジーンズのズボン、ニットのセーターなど多彩に入っていた。靴やスリッパもある。しかもサイズはぴったりだ。


とりあえず、下着とスウェットに着替え『ゼグシストの歩き方』を開いてみることにした。

最初は目次で内容は次のようになっている。

●第1章:ゼグシストと言う世界

・ゼグシストの成り立ち(概要)

・ゼグシストの地理(概要)

・ゼグシストの常識①生活

・ゼグシストの常識②職業

・ゼグシストの常識③その他

●第2章:ゼグシストで生きる

・魔獣

・魔法

・サバイバル

・調合

・クラフト

●ケイタ・タケシロ


と、このようになっていた。

ゼグシストの世界の成り立ちについては、女神ナユタと仲間の神様が作ったとのこと。一度文明が栄え魔法も科学も進み経済も発展したが、資源の枯渇、魔力の枯渇などから、貧困のさが生まれ争いが起こり、世界的異常気象と疫病が世界をかけ、一度人の栄華は滅んだとのこと。

その後莫大な時を重ねて、魔力は戻り異常気象と疫病は落ち着きを見せた。

しかし、人が採取できた資源はすぐに復活することもなく数少ない鉱脈や地下に埋もれた遺跡から集めてなんとか文化を維持しているのが今のゼグシストとのこと。


地理は地図に現在地が光って表されている。これってすごい機能なんだけど。

しかも自分が向いている方向に矢印が出てくるので、車のナビと変わらないではないか。何でこんなことができるのか。ナユタのお陰?


ゼグシストのの常識については、貨幣や教育、一般的な考え方、経済、貴族や宗教など多彩にわたっていたため、改めて勉強しよう。


魔獣や魔法のページはファンタジーを感じる一番ワクワクしたページだ。

魔獣については比較的よく見かける魔獣、見かける頻度は少ないが要注意な魔獣、益獣の基本が記載されていた。

魔法については、無、火、風、水、土、雷、毒、光、闇、生命、精神、空間の12属性の分類を扱う魔術。そこから派生して生まれた魔導技能(通称魔導)付与、結界、錬金術、テイム、召喚、催眠術等を含めた魔力を使う技術のことと説明と各魔法の使い方なども記載されている。

これは徹夜で楽しめそうなやつだ。


あとは地球の一般的な人にも優しいサバイバル技術や薬剤の調合、便利アイテムの作成などに必要な材料道具などが記載されていた。


そしていよいよ、ケイタ・タケシロのページに。これは今のステータスについて記入されていた。


名前:ケイタ・タケシロ

性別:男

年齢:4歳

体力:7500

魔力:12,000

魔圧:0


スキル

(生活)

・料理(7)・食品加工(3)・清掃(7)

・算術(5)・交渉(3)・農業(5)・工業(5)

・歌唱(2)・舞踊(1)・釣り(3)・絵画(2)

(戦闘)

・短刀術(1)

・超回復(1)・体力回復(2)

(魔法)

・無(0)・火(0)・水(0)・風(0)・土(0)・雷(0)

・毒(0)・光(0)・闇(0)・生命(0)・精神(0)・空間(0)

・魔力回復(4)・集中力(5)・想像力(8)・魔法応用力(4)

・親和性(10)

(耐性)

・健康体(10)・精神攻撃耐性(10)・鈍感力(2)

(その他)

・器(2)


ギフト

健康体(病気、毒、マヒ、精神攻撃、即死魔法無効)

知識の引き継ぎ(前世からの知識と経験を引き継ぐ)

幸運(ここぞと言うときに運が味方する。ナユタの加護を受け変化した)


加護

生命と約束の神ナユタの加護


称号

間違って殺されたい世界人

神に造られし器人



ステータス…。うん。セレンディピティのギフトどこ消えた?加護がついたせいか、総合幸運スキル見たなギフトになってる。しかも普段はあんまり関係無さそうなフレーバーテキストの説明文。かなしい。

てか、異世界だから色々とすごいことなってると思ったけど、僕スペック無駄遣いしてない?称号や加護に比例しない戦闘スキルって。前世からの持ち越しのせい?

短刀スキルはたぶん包丁のお陰でついたものだと思うけど。

弱すぎて死ねるのでは?

体力や魔力はどうなんだろう?

一般的な体力は成人男性が100くらい。一般的な兵士で500くらい。国のトップクラスで1500くらいか。

魔力は一般的な成人男性で50くらい。一般的な魔法使いで1000。宮廷魔術師で4000くらい。

との比較記載を見つけた。


燃料タンクだけ大きいエンジンのかからない車みたいなスペックだ。


何とかしないとダメなやつだ。


前回本編にと言いつつ、結果プロローグの続きとなりました。

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