無事?転生できました。
内容改めてかいていきます。
大幅編集しました。
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気がつくと知らない部屋のベッドに寝ていた。
真っ暗な部屋に、周りから物音や気配がないことから、たぶん真夜中なのだろう。キョロキョロと辺りをうかがうと気づいたことがある。
自分の体がびしょ濡れで髪の毛も濡れているのがわかる。何でだろう?そして、髪に続いて体をさわってみて真っ裸なことにも気がついた。幸い暗い部屋ではあるが暖かく風邪を引く心配はなさそうだ。
とりあえず、ベッドから降りてみることにした。
床に足がついた瞬間へやが急に明るくなった、暗い部屋に目が慣れていたのですごく眩しい。
何度か瞬きをして、部屋をぐるっと見渡す。部屋は6畳くらいで僕の寝ていたベッド、クローゼット、机と椅子がそれぞれ一つずつ。後は扉が2つ。簡素な寮の部屋のような作りだった。
机の上には本が一冊。
『ゼグシストの歩き方』と書かれている。これってまんま日本語なんだけど。ゼグシストとは転生先の世界の名前だったはず。
表紙をめくると一通の手紙が挟まれていた。差出人はナユタだった。
手紙の内容を要約すると以下の通りだった。
ここは未発見の古代遺跡の中である。
この遺跡は現在ゼグシストの世界では一度滅んだオーバーテクノロジーの詰まった研究所の跡である。
この遺跡は埋もれているが遺跡の機能は今も生きている。
そして、恵太に内緒で長生きできて魔力にも相性の良い身体を作る事にしたが人の子供として生を受けると無理がある。
そこで活用したのがこの遺跡。生命魔導工学、魔導医療学など科学と魔法を融合させ、病や生命の研究もしていた当時の設備に女神の力をちょちょいと加えて、新しい僕の器を作ったそうだ。
ホムンクルスのようだがそうではないらしい。
長寿、高魔力に耐えられるように作られた特注の神造ボディとのこ。成長もすれば子供も作ることができ、寿命が来れば老いて死ぬ。不死ではないので病気や怪我でも度が過ぎれば死ぬこともある。不死身ではないから気を付けるようにと添えられていた。
最後に新しい異世界で生きるための取説のような本『ゼグシストの歩き方』をについて説明と、この世界を楽しんで欲しいとの内容で締め括られていた。
早死にで急死させたとこを気にやんだサービスだったと思うようにしよう。
ナユタside
少し時は巻き戻る。
「とりあえず、恵太さんに化けて里香さんの夢枕にたって伝言は伝えたからOKと。あとは…」
ヤバい。イタズラにスペックとか上げすぎて、人の子供に生まれさせるの無理じゃない?
このままだと母体突き破ってスプラッタな誕生になってしまうことに今更ながら気がついた。
幸い転生先に魂を宿す前だったので意識の無い魂を再回収、遺跡のことを思いだし、女神自ら遺跡の設備を使い新しい恵太の肉体を作成。色々と理由をつけた手紙と取説つけて誤魔化して、神の威厳を守るために必死に頑張った。
プライドのため黙っておこう。
でも、うっかり殺す人を間違えるほどドジな女神は気がついていない。恵太以外にも神造の生命を作ってしまったことに。
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内容をガラッと変えました。
ゆるゆる続きかいていきます。