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暗闇に色を探す  作者: 此道一歩
第三章  過去に向って廻り始めた歯車
9/15

真 実

『信樹、申し訳ない。

 私は取り返しのつかない過ちを犯してしまった。


かつてお前の両親は小さな工場を経営していた。

特殊なねじを作る会社で、その耐久力と精度は一定の特殊企業の中では髙い評価を受けていた。

ところがある時、衆議院議員の古賀一典が、倒産した町工場の社長だった芝山忠一という男と、お前の父親の会社の経理担当をしていた松井洋三、さらに銀行の坂田正和という融資課長を連れて、私の所へやって来た。

彼らが言うには、芝山の会社は、お前の父親の会社、西堂工業に鋼材を納入していたのだが、お前の父親から、無利子で一億円を貸し付けるので納入を倍にして欲しいと言われ、設備を増設し、搬入用の運搬機を購入したのだが、その後、契約を打ち切られ、結果として、西堂工業に乗っ取られてしまった、ということだった。

証拠書類が全てそろっていたことに加え、西堂工業の経理担当が同席していたこと、まして当時は信頼していた古賀議員の話でもあることから、私は、この話を信じてしまい、自らが調査をすることなく、彼らの希望に沿って資金を貸し付けてしまった。

その段階では、彼らがどのような手口で西堂工業を追い込んだのかは知らなかったが、提供した資金も戻って来たし、その後のことはさほど気にも留めていなかった。

しかし二年後、当時、時々同席していた山井という銀行マンが突然尋ねて来て、その真実を全て話してくれたのだ。


これは、全て古賀と、坂田が中心となって仕組んだことで、真実は全く違っていた。

私に全てを告白してくれたその山井は、当時、係長になったばかりで、実情も知らされないまま、坂田の命令に従って事務手続きを手伝っていたらしい。


二年後、あることからお前の両親が亡くなったことを知った山井は、疑惑を感じながらも何もしなかった当時を後悔し、詳細に調べたらしい。


彼が調べた真実は、

確かに西堂工業から芝山に一億円を無利子で貸し付けはしていた。しかし、それは、酒とギャンブルに溺れてしまった芝山を立ち直らせるために貸し付けた運転資金だった。お前の父親は芝山の父親から受けた恩に報いるため、何とか彼を救済したいと考え、返済期日が来ても、「いつでもいいから、とにかく生活を立て直すんだ」といって決して無理は言わなかったそうだ。

当時融資課長をしていた坂田はそのことを知って、裏金作りに困っていた同級生の古賀にお前の父親を陥れて、西堂工業を手に入れる悪だくみを持ちかけた。西堂工業の経理担当の娘が心臓病で苦しんでいることを知っていた坂田は、彼を巻き込み、実印を用意させ、関係書類を整え、私の所に資金の借り入れを申し込んできた。


経理担当が作り上げた偽の書類によって、芝山は一億円を返済し、さらに二億円を西堂工業に貸し付けたことにしてしまった。私が提供した三億円は、古賀の口座から芝山の口座に入り、芝山の口座から西堂工業に振り込まれ、経理担当が現金化し、古賀の所に保管された後、一年後、私の所へ返って来た。

しかし、書類上は、西堂工業に振り込まれた三億円が現金化されたところで、その三億円が消えてしまい、西堂工業に二億円の借金が残り、さらに芝山から返済された一億円も会社には歳入されないまま、書類上は返済されたことになってしまった。

お前の父親は弁護士に相談したらしいが、坂田が経理担当の松井も立ち合いのもとで三億円の現金をお前の父親に手渡したと証言したことから、それ以上はどうすることもできなかったらしい。


結果として、お前の父親は会社の金を三億円着服したこととなった。

芝山も古賀に三億円の負債を背負うことになったが、一方で貸し付けた二億円の担保として、時価総額四億円近い西堂工業の八十%近い株式を手に入れることとなり、西堂工業の年間営業利益一億円を考えれば、こんなにありがたい話はない。

その後、芝山は西堂工業の社長に収まり、古賀の裏金部分の支出を請け負うことになった。


お前の父上は、三億円を着服した犯罪者として、警察から取り調べを受けたが、自らの潔白を証明しようと、死を選択してしまった。お前の母親も、もともと心臓に持病を抱えていた人で、それを知った時に倒れてしまいその翌日息を引き取ったらしい。

二人の葬儀は同時に行われたが、マスコミに取り囲まれるのがわかっていたお祖母さんは、お前を友人に預け、葬儀には出席させなかった。

それでも、お前の父親を信じていた社員たちが、列席してくれて、二人の死を悼んでくれたらしい。


一方、経理の松井は、その後、直ぐに娘が亡くなってしまい、お前の両親が亡くなったことを聞いて、とても悔やみ、全てを山井に打ち明け、警察へ行くと言ってくれたらしい。

しかしその三日後、彼は溺死してしまった。山井は事故とは思えない、事件が明るみに出ることを心配した、誰かの手にかかったのではないかと思ったようだ。 警察に行くにしても何の証拠もなく、その後悔の思いをどうすることもできなくて私の所に足を運んだらしい。


話を聞いた後、私も色々と調べてみたが、山井の話に疑う余地はなかった。

私は、この案件に関わった全ての者達を社会的に抹殺してやりたいという衝動に駆られたが、この思いはお前の将来のために残しておくべきかもしれないと考え、とりあえずは立ち止まった。

私は、直ちにお前のお祖母さんにお詫びをし、せめてお前が大学を出るまで支援をさせて欲しいとお願いしたが、彼女は頑として受け入れてくれなかった。

彼女からは、私には罪はない、騙された上に資金を一時的に貸し付けただけ、私が罪を感じるようなことではないと言っていただいたのたが、それが故に逆に罪の意識が強くなり、それでも何もできないまま、お前達二人の生活を見守ることしかできなかった。

生活が苦しいことはわかっていたので何度も罪滅ぼしをさせて欲しいとお願いしたが受け入れてもらうことはできなかった。

しかし、お祖母さんが倒れてしまい、もうあまり長くないと悟られた時、やっと私の思いを受け入れて下さって、お前を引き取ることができた。

ただ、時間がなくなって行く中で、お祖母さんはお前が恨みと憎しみに覆い尽くされてしまうのではないか、人の道を誤ってしまうのではないか、そのことだけを心配されていて、この事実はお前の耳には入れないで欲しいという遺言を残して亡くなってしまった。

このことがあったので、私は、お前には普通に大学に進んでもらって、普通の人生を生きて欲しいと思っていたが、運命なのか、株の世界に没頭していくお前をどうすることもできなかった。

この流れがどうしようもないのであれば、後はお前に人としての在り方を教えることしかできない…… そう思ってお前を育ててきた。

それでも、事件の真相をお前に知らせないのであれば、そのけじめだけは私が付けておかなければと思っていた。

しかし、私も先が見えてきた中で、お前の両親のやり場のない怒りと悔しさ、無念をこのまま、私が晴らしてしまってもいいのだろうかと再び考えるようになってしまった。

それでも最後には、この結論はやはりお前が出すしかないのだろうと思い、この手紙を残すことにした。

当時、私に真実を告白してくれた丸々銀行の山井は、現在は資金運用部の部長だが、一~二年の内には、副頭取に就任すると思う。

一度、その人に会って話を聞いてみるのもいいと思う。

お前に特別な資金がいるとは思えないが、金は全てお前の思うままに使ってくれ。

本当に申し訳なかった。

ただ、くれぐれも人の道を誤ることのないように祈っている 』


 渡秀一のその手紙を読み終えた時、その思いが痛いほど伝わってきた。

 信樹は憎しみの炎がむらむらと燃え上がる一方で、懸命に自分を導こうとしてくれた渡の思いに、今さらながらに頭が下がる思いであった。


 こうした世界で生きてきた信樹は、戦いながらも決して誰かを憎いと思ったことはなかった。ただ、淡々と事務的にことを進め、その結果、相手が地獄に落ちても、それが報いであれば仕方ない、彼は、ここまでそんな思いで生きてきた。


 しかし、この真実を知った彼は、この三人の者達を殺してやりたい…… 生まれて初めて味わう考えたこともないような憎悪に、彼はたった一人ぼっちの暗闇に落ち込んでしまった。


 彼はこの手紙を読んだ後、しばらくは身動きできなかった。

 冷静になろうとするが、怒りに覆い尽くされてしまった彼の脳裏には、薄ら笑いをする三人の顔が…… 見たこともない三人の顔が漠然と浮かんできて、思わず拳でテーブルを殴りつけてしまった。

 その激しい音で、はっとして我に返った信樹は、両親の苦悩を思い、渡の思いを考え、真実を知らせないでほしいと遺言した祖母の愛に触れ、自らが選択するべきは、誰の思いなのだ…… 一点を見つめながら、そんなことを考えていた。


 亜紀子は、信樹が手紙を読んだのであろうことは察していたが、何も語らない彼に尋ねることはしなかった。

 かつて高坂グループが乗っ取りの危機にあった時、西藤信として動いた彼は、全くの別人であった。少なくても亜紀子が想像したこともない、シリアスな世界で生きる人間の恐ろしいほどの迫力に、彼女は彼の本質を見たような気がした。

( いつかはそうした世界に帰っていくのかもしれない、でもそれを留めることはできない、私には祈ることしかできないかもしれない) 

かつてのそんな不安を思いだしていた。


 彼女は、翌日、沙也加を連れて渡の義母を訪ねた。

「おおきくなったねー、お母さんに似て美人だねー」

 義母が娘を実の孫のように抱きあげて微笑んでくれるのがとてもうれしかった。

「お義母さん、大丈夫でしょうか……?」

「手紙は読んだのだろうね……」

「はい、恐らく……」

「亜紀子さんは内容を聞いたの?」

「いいえ、実のご両親の真実が書かれてあるらしいということは聞いたのですが、それ以上のことは……」

「そうなの…… 一度は立ち止まったのね」

「何となく、信樹さんの様子を見ていたら、大変なことなんだろうなって思うんですけど、私からは聞くべきでないような気がして…… それでも一緒になって以来、あんな彼を見るのは初めてで、不安だけが募って行って……」

「あなたと結婚して、子供を授かって、あの子はもう昔のような世界には帰らないだろうなって思っていたのよ、でも…… 知りたければ話すけど……」

「いいえ、心配ですけど、とても一人で聞く勇気はありません。流れに任せてみます」

「そう、でもね、あなたと沙也加ちゃんがいるからね、あの子は選択を誤らないと思うよ」

「はい、お義母さんと話して気持ちが楽になりました」


 一方、信樹は、丸々銀行の山井副頭取に電話を入れた。

 電話を取った秘書に、西堂信樹と名乗った瞬間、

『いつがよろしいでしょうか?』という質問が返って来て彼は驚いた。

『開いているお時間があれば……と思うのですが……』

『とんでもございません。西堂様のアポは最優先との指示を受けておりますので、可能な限りあわさせていただきます』

『そうですか、恐縮です。それでしたら、今日、明日の内で、空いている時間はございますか?』

『こちらこそ、お気遣いをいただきましてありがとうございます。それでしたら、本日の三時から六時、明日でしたら四時以降は全く何もございません』

『わかりました。それでは明日の四時にお伺いいたしますのでよろしくお伝えください』

電話を切った信樹は

(ずっーと、待っていてくれたのか……)ふとそんなことを思ってうれしくなった。


 翌日、山井を訪ねた彼は、どことなく見覚えのある顔に

「子供の頃に何度かお会いしていますよね」と尋ねた。

「はい、真実がわかって以来、何度も渡さんをお尋ねしましたので……」

「なんか、色々とお世話になったみたいで……」

「とんでもないです。ここに来られたということは、既に手紙は読まれたのですよね」

「はい、思ってもみなかったことで驚きました」

「本当に申し訳なかったと思っています。あの時、芝山課長の命を受けながら、『何かおかしい』って、思っていたんです。何で問題視できなかったんだろうって、今さらながらに恥じるばかりです」

「とんでもないです。サラリーマンの世界では難しいことですよ。それに何よりも山井さんが全てを話して下さったからこそ、ここに真実が見えているわけですから、私はとても感謝しています」

「そう言っていただくと、救われるような思いです」

「でも、あなたや渡の親父さんが責任を感じるようなことではないと思うのですが……」

「客観的に見れば仕方のなかったこととして結論できるのかもしれません。でも、自らが関わったことで、あなたのご両親が亡くなってしまったのです。自分が資金提供をしなければ…… という渡さんの後悔が私にはよくわかります。私自身も、自分に勇気がなかったことでお二人の方が亡くなってしまったわけですから、その後悔の闇は当分の間、引きずってしまいました」


「……」


「正直言って、私は早くあなたにお会いして、この事件に区切りをつけたいと思っていました。早く楽になりたいと思っていましたが、お祖母様の遺言のこともありましたので……」

「そうですか、当時はわからなかったけど、あの手紙を読む限り、親父さんの思いも相当に苦しかったんだろうなって、思います」

「そうですね、何度か、お祖母様のところへご一緒しましたが、あんなに頭を下げる渡さんは見たことがなかったです。ご両親のお墓へも何度もお詫びに行かれたようですし、あの方も、思いのたどり着く場所がなかったのでしょうね」

「そこまで気にするようなことじゃないのに……」

「でも、それが渡秀一ですよね、それはあなたの方がよくご存知かもしれないですけど……」

「そうですね、確かに、おっしゃる通りですね」

「あなたが、西藤信として動き始めて、徐々にその名が知られ、そのうちに業界では誰も知らない者はいないような存在になって、私はうれしかったです。いつか、復讐して欲しい、あいつらに天罰を与えてやって欲しい、あなたは、それができるだけの力を身に付けた、そう思った時、とてもうれしかった。でも……」

「何かあったのですか……」

「いえ、でも渡さんとお話しをしていくうちに、私の思いなんて愚かなものだと思うようになってしまいました。あなたに懸命に人の道を諭す渡さんの苦悩は、私なんかの腹立たしさなんかとは次元が違うものだって…… 」

「……」

「あの人には、金も力も、政治さえ動かす力だってあったのに、あの人は、あなたを引き取って以来、あなたを育てることに人生をかけていました」

「……」信樹には言葉がなかった。

「あの人に取って、あの失敗は、それだけ大きなものだったのでしょう」

「そうですか、そんなお話しをお伺いすると、親父さんの言動が全て理解できるような気がします」

「でもね、西堂さん、お祖母様が亡くなられる前頃から、あの人の思いと言うか、考えが変わってきたんですよ」

「どういう風に変わったのでしょうか」信樹は静かに山井を見つめた。

「あなたはご存知ないと思うのですが、渡の家っていうのは、血のつながりがない中で代々続いてきたのです。あなたが『お姉さん』って言っている奈々子さんも、奥さんの連れ子で、渡秀一とは血がつながっていないのですよ」

「えっ、姉さんが……」

「彼女もそのことは知っていますし、その渡秀一も、渡の家に養子に入った人なんです。」

「全然知らなかった……」

「渡の家は、何代もそうやってつながって来たのです。考えてみればすごいことですよね。血のつながらない者達が代々、その家系を守ってきたのですから……」

「確かに……」

「そんなことがありましたからね、渡さんも、途中からは、『これが流れなのかもしれない』って言いだしたんですよ。つまり、自分の後を継ぐのはあなたなのかもしれない。あなたを引き取ることになったのもその一翼を担っているのかもしれないって言いだして、私も最初は驚きましたが、奥様も奈々子さんには、渡の家を継がせたくないって思っていましたから、そのことを懸命にお祖母様にお願いしたのですが、西堂家が途絶えてしまうからって……」

「そうですか…… お袋さんも、その辺りのことは全く話してくれなかったので、驚くばかりです」

「そうですね、奥さんはあなたに迷いを持たせたくなかったのですよ」

「何となくわかります。シリアスな話になると、うまくかわされていましたからね」

「渡さんが亡くなった後、何度かお話ししましたが、『大変なものを背負ってしまった』ってため息をついていましたよ」

「それは、私が復讐を始めるかもしれないということですか?」

「それもありますが、もう一つ、渡の跡継ぎをどうするかと言うことも、あの人の肩に乗っかかってしまいましたからね」

「その話になると私も辛いですね。西堂家はもちろんですが、妻の実家だって何とかしなくちゃいけないし、どうしたものか……」

「まあ、そのことはお姉さんとも相談なさってからと言うことになるでしょうし、直ぐにという訳にはいかないかもしれないですね」

「はあー……」

「話が本題からずれてしまって、申し訳ないです。今後、どうされるかは別にして、関わった者達の近況をお話ししますと、まず、衆議院議員の古賀一典は既に亡くなり、その息子、古賀弘が地盤を引き継いで、現在三期目に入っています。芝山は、西堂工業の社名を変更して現在は芝山開発と言いますが、そこの会長に納まり、息子が後を継いでいます。ただ彼は、肺がんに侵されていて、後一年ももてばいいのではないかと言われています。それから融資課長だった坂田は、現在、古賀の息子の汚れた部分を受け持っています。また経理担当だった松井は既に亡くなり、後を継いだ者も居ません」

「親父さんの手紙を読んで思ったのですが、一番許せないのは芝山ですよね。親父から手を差し伸べてもらったのに、信じられないですよ」

「そうですね、人として許されないですよね。私も彼だけは何かしないと気がすまないと思って、信頼できる部下を見舞いに行かせ『西藤信が動き始めたので、今後貴社とは取引できなくなるかもしれない』って、一発、脅しをかけています。勝手にお名前を拝借して申し訳ないとは思ったのですが、あの芝山にだけは気持ちよく過ごさせたくないという思いがあって……」

「ありがとうございます。助かります。それで反応はどうでしたか……?」

「彼は西藤信の恐ろしさを知っていたようですよ」

「そうですか……」

「もし、動かれるのであれば、私はとてもうれしいです。でももし、あなたが動かないと言われるのであれば、私が何かを仕掛けていきたいと思っています」

「そんな…… 山井さん、あなたはこれ以上関わるべきじゃないですよ」

「ええ、それはわかっているのですが、私にもこの思いを三十年近く引きずってしまったという悔しさみたいなものがありますので……」

「ありがとうございます。でもここから先は、私に任せて下さい」

「わかりました。ただ、くれぐれも渡さんやお祖母様を悲しませるようなことだけは……」

「はい、わかっています」

( でも、冷静に動けるだろうか……)

「いずれにしても、芝山の所へ行けば、何か方向が見えるような気がしています」


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