表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
32/35

ヤマもオチもない。

 ファーストフード店とコンビニエンスストアに挟まれた十字路。濡れたアスファルトに、走り去る車の赤い光りが反射する。

 通りを挟んで反対側にはレンタルビデオ店やら寂れたラーメン屋やらがあるが、今はその灯りは息をひそめている午前3時。


 もう時期春が来ようとしている。

 持永(もちなが)はそろそろシーズンオフになるのであろうコートのボタンを閉めながら歩行者用信号機のスイッチを押した。


「クソめんどくせー。今日のは人の形をしていやがる」


 深夜の交差点、持永の音量大きめな独り言は誰に聞かれることもなく、その後の行動も誰にも見られることはなかった。

 もっとも――その行動を見た者がいたとしても、何一つ理解することは出来なかっただろう。


 田舎の交差点。それなりに大きな道路ではあるが、車は走り去った一台を最後に通りかからない。

 やがて信号が変わり持永は目標に向かって歩き出す。

 横断歩道の中ほどで持永は右手をコートの中に入れ、直後大きく払った。

 その手には日本刀の柄だけが握り締められていた。

 

 立ち止まりはしない。持永のやったことは歩きながらコートの中にあった柄を握り、振り払い。そしてコートの中に柄をしまいながら横断歩道をわたりきった。

 居合いのように腰を落としもせず、あるく速度にも変わりはない。


「気色悪いんだよ。人の形が一番さ、やっぱ人殺しみたいで気分がなえる」


 男の名前は持永明人(もちながあきひと)

別に続きとか存在しない。

ただ書く練習した。それだけ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ