『ネット小説大賞』一次選考突破作品の傾向。
この度は拙作、虹徹剣羽ゼンライガーが、第8回ネット小説大賞の一次選考を突破しました。
応援してくださった読者様のおかげです。誠にありがとうございます。
このネット小説大賞というのは、『小説家になろう』と提携して開催される、日本最大級の小説賞で、なろうで小説を投稿している者としては一年に一回のお祭りのようなものです。
突破作品は特設HP上であいうえお順で表示されているのですが、ゼンライガーは『に』のところにありました。ニジテツケンウと読まれたのかもしれません。第一話の冒頭で読み方を書いているのですが、タイトルは覚えられなかったようです。きっと二次で落ちるでしょう。完全に僕の力量不足です。
インパクトのあるキャッチーなタイトルをつける必要が、あるのかもしれません。
さて、前フリはここまでにして本題に行きましょう。といっても突破作品をさらさらっと見た所感ですので、同じようにどんな作品が突破しているのかを見た方は同じ感想を持ったものと思います。
まず、異世界物が少ない。
今回の応募総数は9316作品(短編企画賞への応募は除く)で、その中から一次選考を通過した作品は974作品とのこと。
ご存知の方も多いとは思いますが、なろうに投稿される作品の半数は異世界ものであり、この応募作品もそれに比例して、異世界物が半数を占めていたことは想像に難くないです。
突破した作品の多くは異世界物ではない作品が目立ち、異世界物であってもテンプレをなぞっただけの作品は、ランキングに載る作品であっても同コンテストでは弱いように御見受けします。
商業ベースで考えれば、同じような作品ばかりが世に出ることはリスキーであり、バラエティに富んだ作品がチョイスされたのでしょう。
ゼンライガーが突破できたのもヒーロー物である。というジャンルの珍しさが一つの要因かと思います。
ヒーロー物以外にも純文学や日常もの、百合やBL、大ジャンルとしてはSFやサスペンス、とにかくジャンルを問わず突破している印象でした。
次に突破した作者様達ですが、ツイッターをされている方が多いのかな? 僕のフォロワーさんたちが何人も突破しておりました。みんなオメデトウ!
一人で篭ってもくもくと書くのが小説ではありますが、ライバル達と刺激し合うのも良いのかもしれません。そこから新しいアイデアが生まれることもありますし。
という訳でまとめ。
その一。ジャンルは不問。どんなジャンルでも突破できる。ただし、みたことがあるような作品は辛い。
その二。ツイッターをしている。
すごい簡単なまとめですけど、そんなことを思ったよ。