web小説家の宣伝について。
なろう作家でも、他の小説投稿サイトでも、作者の読まれたい! という思いは共通している。していなくてもしているものとして話を進めさせて頂く。
いい作品、素敵な話が書けたからといってそれだけで読んでくれる人が増えるかといえばそんな甘いことはない。
軽くて読みやすくて話題にしやすい作品であれば、口コミやSNSの拡散で伸びることもある。でもまずない。
人は人が知っているものを欲しがる。
僕のような10代に向けた、ライトノベル風の作品を書いている方は特にそう。
学校で友達と共通の話題になるものが一番強い。
流行のお笑い芸人であったり、Youtuberであったり、音楽やアニメもそう。
凄くいいコンテンツでも学校で話題にならないと10代にはヒットしない。
そんな爆発的に流行らなくても、もう少し読まれたい。
ならば、ということで僕等は宣伝する。
もっぱらの手段はツイッターだろう。
僕も宣伝でツイッターを使わせて頂いている。
フォローもフォロワーさんも殆どが作家さん。一部書籍化まで達成された偉大な先輩もいらっしゃる。
そして同じ作家同士で、ぐるぐるぐるぐる情報を共有している。
僕等は小説というものに対する興味が深い。たくさん小説を摂取するし、いいお客さんではある。人柄も僕の知る限りでは素晴らしい人が多い。
しかし、これでいいのか?
そういう思いが僕にはあるのだ。
一般の人(僕も一般人だが、ここでは作家ではない人としたい)
も取り込んで行きたい。
ランキングまで入れば、一般の人も読んでくださる機会が増えると思う。
でもランキングなんて夢のまた夢。
つまらないならそれでも仕方ない。それでも人の目に触れる機会ぐらいはコイツにつくってやりたい。
多くのワナビ(※作家志望者に対する呼称。 差別的ニュアンスを含んで用いられることもある。 広義には、何かになりたいと考え、なろうとしている人々のことである。)が同じ思いかもしれない。
結局僕等は、やり続けるしかない。
宣伝を頑張るのもいいだろう。
公募もいい。沢山つくるのも、これという一つを磨き上げるのもいい。
プロだって苦しんでいる。
楽な道などない。
皆頑張れ。
俺、頑張れ。
結局ね。書くのが好きなの。
自分の意見や妄想や物語やキャラクターや台詞を届けたい。
届けなくても形にしたい。
形になっちゃったら、他人からみてコレがなんなのか知りたい。
そういうサガなんだな。